つれづれなるままに

今、もっとも関心のある出来事を備忘録としてつづります。2005年から。

サークル

2008-05-12 | 教育
昨日、第1回臨床授業研究会~子どもの学びに学ぶ研究会~を行いました。
S大のM先生はじめ、総勢11名の参加者でした。
「志の高い方が集まる会」
ということを思いました。

3本のレポートを中心に
授業を検討し、
日頃の実践と重ねた話題が続きました。

『学び合い』を銘打っている会ではありません。
しかし、
「子どもが有能だから、できる限り自由に真理を追究させてあげたい。」
という発想を皆が共有しているからこそ
かみ合った会話が生まれているのだと思います。

本県でいう『課題把握』の時
「その後、何を要求されているか、子どもがわからない、と言うんですよ」
これを受けて参観者は、
「すばらしい、わからないと言えるとは・・」
「わからないから、他の子に聞いて自分のものにしている・・」
と、返答します。
しかし、これが通常の先生方の会であれば
「課題把握がなされていないので、授業としてはだめな見本ですね」
となるはずです。
そうならない会話があるからこそ、
この会の意義があるのです。

だめな見本の授業とならないことを
子どもを通して知っている方たちだから
通常授業のちっぽけな躓きを教師が修正することが、
いかに野暮なことであり、
子どもがこの後グーーーんと伸びることを知っている方たちだから
おもしろいのです。

もっといろんな人に聞いてもらいたいのですが、
このくらいの人数だから、良いのだとも言えます。

ちなみにM先生は、10月に行われる「長野の会」の発表者に
お二人を呼び込んでいました。
10月の会で、本県の参観者の皆さんご期待ください。
南に、こんな先生方がいますよ!!

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (N先生)
2008-05-12 22:24:13
う~ん、いいな~
凄く分かります。
前向きな人と話すと、自分も前向きになれるし、賢くなれますね。
返信する
Unknown (iku-naka)
2008-05-12 23:46:53
南信恐るべし・・・(自分の出身は南信なんですが)。
これはぼ~っとしていられませんね。中信地区も頑張らねば!!。
返信する
Unknown (kiri)
2008-05-13 07:17:21
N先生、お世話になります。
ゼミ同様、人に恵まれています。

iku-nakさん、ありがとう。
機会ができれば、馳せ参じますよ。
待ってますよ。
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