有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

あちこちで撮った花

2020年04月16日 | 山野草
今回から3~4回、あちこち駆け巡って撮った花を載せて行く事に。
この時期あちこちで色々な花が咲くので、一ヵ所では済まないのです。(^^;)
まずは盗掘で消滅したと思っていたヒゴスミレ(肥後菫)。
2年ほど姿が見られませんでしたが、種から復活してないかと注意してました。

そして今年3月中旬、小さな葉が出ているのを4~5株発見。
先日遂に一株に花が。

スミレ科スミレ属の多年草で、本州~九州に分布。
肥後地方(熊本)に多い事が名前の由来で、葉が細かく切れ込むのが特徴。
花弁も距も白、柱頭はカマキリの頭型。(今回柱頭は上手く撮れませんでした。)

次は標高100mから標高300mの峠に移動。
ここは標高と北向き斜面の影響か、他より少し花が咲くのが遅い場所です。
見に来たのは数種類の花、一つ目はシロバナジロボウエンゴサク(白花次郎坊延胡索)。


例年ここで見られたのですが、何故か昨年は見られませんでした。
今年は? と半信半疑で行ったら有りました、それでも以前より減っています。

二つ目はヤマネコノメソウ(山猫の目草)。
残念ながら花は既に殆ど終わり、実が出来ていました。
楕円形のの丸っこいのが実です。

実は熟すと裂開し、種が顔を出します。
この状態が猫の目に似ている事が名前の由来。

三つ目は近隣では既に種になっているショウジョウバカマ(猩々袴)。


この北向き斜面の他に、近くの西向き斜面でも沢山見られます。


同じ花を、ぼんやり背景が見えるくらいにして撮ってみました。
随分印象が変わりますね。


斜面の下から見上げて。


左後ろに青く写っているのはハルリンドウ(春竜胆)です。

次回はそのハルリンドウ他を。
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