書 “Vincent Willem van Gogh”

書家の一志水鏡さんから“Vincent Willem van Gogh”という書の作品をいただきました。
ありがとうございました。
身に余る贈りものをしていただき恐縮しております。
椅子作りを始めた頃の作品でゴッホの椅子を知らない頃に工夫して手道具のみで作った椅子と一緒に、撮りました。

　

ゴッホの椅子
１８８８年１１月にヴィンセント・ヴァン・ゴッホによって描かれた油彩画。
アルルでゴッホが住んだ黄色い家の部屋に置かれた椅子を描いたもので、椅子の上に置かれたパイプはゴッホの愛用の物と言われる。
「英三さんの椅子は、この絵の中にある椅子にそっくりだね」と、友人から絵はがきをいただき、初めて[ゴッホの椅子]のいすを知りました。
それからは、このゴッホの描いたいすの絵を傍らに置いて、自分の原点として大切に見ています。

ダイニングセット無事納品

ダイニングセット無事納品できました。
とても気に入っていただき本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

　

二世帯住宅を新築し、三世代で新生活ということです。
お孫さんもおじいちゃんおばあちゃんがいて嬉しそう。

　

それにしても久しぶりの都内での運転、緊張しました。

山桜材ダイニングセット完成

テーブルと組み合わせてみました。ショートアームチェアのアーム部が天板下に納まるよう甲板木端方向の幕板を中心寄りに組みました。すっきり納まりひと安心。
年内ぎりぎり間に合いほっとしました。
今日積み込み終わり明日早朝東京へ向かいます。
雨、雪とも降りそうになく助かりました。

　

　

ペーパーコードによる座編み教室 リラックスセット完成

今日は座編み教室でした。
上松技術専門校の生徒さんお二人です。
今日から冬休みに入ったということで、来ていただきました。
例年ですと、この時期はクリスマス寒波到来の頃で、工房までたどり着けるかどうかといったところなのですが、
今年は、今になっても雨が降ったりして、助かるような心配なようなです。
予定通り今日の座編み教室はできて良かったです。

１０月のあがたの森広場でのクラフトピクニックに来ていただいていて、技専のブースが忙しかったのもあり、
二日目の午後の受付に間に合わず、その時はあきらめてもらってしまい、すみませんでした。
今日は遠いところ来ていただきありがとうございました。
なるべくたくさんのことを習得してもらえるように、余分なことまで話してしまいました。
屋外でのイベントの場合どうしても目が行き届かなくて、もう少しと思うところもあります。
その点、工房でペーパーコードだったこともあり今日はじっくり細かいところまで見ることができました。
それぞれリョウブの小径木、イチョウの削り出しで仕上げたアンダルシアスツールを編んでいただきました。
とてもかわいらしいスツールができました。
ご満足いただけて何よりです。
ありがとうございました。
年末年始、里へ帰られるとのこと、ゆっくりして鋭気を養い、また新年卒業制作いい作品作りがんばってくださいね。
良いお年を！

　

　

午後からの座編み教室の前にリラックスアームチェアのオットマンスツールの七島い編みも終わり、リラックスセット完成しました。



他の完成した椅子達と一緒に集合写真。乾燥中。

今年の七島い座編み納め

ショートアームチェア、ラスト１脚編み始め　　

　

ショートアームチェア５脚（ヤマザクラ材）、ダイニングチェアDC-04　２脚（クリ材）ようやく編み上がりました。
乾燥を待って、納品です。



新年納品予定のリラックスアームチェアの座編み

　



リラックスアームチェア編み上がり、オットマンスツール編み始めました。
このリラックスアームチェアは特注品で100に対して座面広さと全体の幅が９５％サイズ、笠木はお客様の座高に合わせて下げてあります。そしてアームを勾玉型に変えて制作しました。

リラックスアームチェアの場合は、RAC100（100％）を基準とし、座面の広さ、全体の高さ、幅を５％縮小したサイズ（RAC95）と１０％縮小したサイズ（RAC90）
に実際に座っていただき、ちょうど良いサイズを選んでいただくという形で、注文に対応しております。他、笠木までの高さ、床から座面上までの高さ、アームの形状、樹種等対応しております。

大好きな座編み作業

七島いによる座編み３脚目。
七島いをお湯に浸し、ビニールで包んで蒸らし柔らかくして、約２０本ほどをねじり紐状にしながら編み込んでいます。
普通は継ぎ足す時、いっぺんにちょうど良い太さになるようにまとめて抜き取り、固結びでつないでいますが、今回は太さを調整しながら挟み込みながら結び目無しで足しています。
ヨーロッパからの草を使った座編み椅子の場合、ほぼすべてこの方法で継ぎ足しています。
バックレストに編み込む場合も、結び目を作れないのでこの継ぎ足し法です。
繊維の強いものであればどんな材料でも工夫次第で椅子の座編みに使うことができます。
結び目が無いので、クッション（くず草）を詰め込む時、抵抗無く楽にまんべんなく納めることができます。
時間は長くかかってしまいますが、座編みの醍醐味をより味わえます。

　

編み上がり、はじめに座る時は、毎回嬉しくて感動しています。

ショートアームチェア、ダイニングチェア塗装まで

北アルプスは綺麗に雪化粧しました。



ショートアームチェア６脚分の木取り

　



スピンドル旋盤加工、切り出し小刀で仕上げ削り

　

　



バックレスト、アーム部組み立て、本組み

　

ショートアームチェア５脚、ダイニングチェア（DC-05）２脚、オイルフィニッシュクリア塗装が終わり、後は年末までに納品できるようひたすら座面を七島いで編み仕上げます。

ダイニングチェア編み上がりDC-06 DC-05

ダイニングチェアDC-06(バックレスト×２)とDC-05（バックレスト×３）編み上がり、完成。
乾燥を待ち納品します。この時期は空気が乾燥していて気温も低いのでカビの心配が無いので気が楽です。１週間程部屋へ置いておけばしっかり乾きます。
バックレストは、計測椅子で背から腰にかけてのアール、高さ、出入りを計り出し、本当にその人だけにぴったりのダイニングチェアを制作します。
この２脚はそれぞれ計測したご注文です。