アームチェアとダイニングチェア組み立てまで

2020-05-30 | 椅子
アームチェアとダイニングチェア組み立て

 
穴サイズより5%太く加工したホゾを20時間ほど強制乾燥させ、締まったところで組み上げます。 

 

 

 
ウダイカンバ材
がっちり組み上がって、ほっと一息。
銑削りだけでは野趣あふれ過ぎ、もう少し柔らかい線を活かしたいということで南京鉋、豆鉋を使い細かい目で仕上げました。

 
スズランとタイツリソウ
緑の濃くなった森からはなんともいい匂い、そして柳絮が雪のように舞う中、ハルゼミの大合唱。
あっという間に春が過ぎて初夏のようだ

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松本民芸家具の椅子をペーパーコードにて編み替え

2020-05-25 | 椅子
 
左の写真がペーパーコードにより仕上がった椅子、右が使い込まれて古くなった蒲編みの座面です。

以前、松本のお菓子の老舗、開運堂の椅子の七島い座面の編み替えをさせていただきましたが、それと同じタイプの椅子を今度はペーパーコードで編んでというご依頼で、編み替えさせていただきました。
この椅子も松本市内のお店で使われていた古くなった民芸家具を、新しい使い手へご紹介し使い継ぐという取り組みで手に入れられた椅子です。
古くなった蒲編みの座面を取り除き、椅子枠本体のクリーニング、ワックス掛けを済ませ、ペーパーコードにより編み仕上げました。
草で編んだものは、素朴で落ち着いた雰囲気の中に重厚さも感じますが、ペーパーコード編みになると軽快ですっきりした可愛いさも感じるような椅子に生まれ変わりました。
これを見たかった、とてもいい感じですとご夫婦ともどもとても気に入っていただいて私も嬉しくなりました。
編み方は同じでも、全く別な椅子になるのをあらためて面白く感じました。
これが布や革張り、木の座面になれば座り心地も見た目も別物になるんだなぁ。
椅子は無限で本当におもしろいです。

 

 

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オオルリ飛来

2020-05-20 | 日記
 
オオルリが朝夕来てくれます。
ピンぼけで残念。性能のいいカメラが欲しくなってしまう。
の前にカメラのせいにはできないか。

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信州北アルプスの麓にも新緑の季節

2020-05-05 | 日記
 

 
標高1000mほどのこの地にも新緑の季節がやってきました。

 

 


山桜の花びらが舞い散る林床にはフデリンドウ、キジムシロ、ニリンソウなどが咲いています。


そして、美味しい春のきのこアミガサタケもニョキニョキ顔を出しています。


ハウチワカエデも花を咲かせていました。

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さすまた?

2020-05-03 | 日記
 
長さが4mを超えるすらっとした栗の枝があったので、虫がさす前に皮をむいておきました。
あとは雨に濡らさないように家の中で梁の上にでも干しておけばしっかり乾いて椅子の脚や貫の材料になります。
小径木の曲りをそのまま活かした楽しい椅子ができます。
この枝は、ちょうど先っぽに二股に分かれた枝が開いていたので、そのまま残して皮むきしてみました。


使い道は、悪党を引っ捕らえるには長過ぎですね。当面は木に引っかかった帽子や紙飛行機やバドミントンの羽根を引っ掛けて取るぐらいな平和的な使い道ができるかな?
ただただ皮がむけるのが楽しくて気持ち良くて無心になれます。(私の場合はこれが精神安定剤)
小径木は細くても目が通っているので、粘り強くて軽いです。
10年ほどの年輪の枝でも、大事に使えば50年でももつ丈夫な椅子が作れます。

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