栗座面のザフスツール仕上げ二種

2023-12-01 | 椅子
どちらもオイルフィニッシュクリア仕上げですが
木地にそのままオイルフィニッシュクリア仕上げしたものと、下処理として砥の粉にて目止め後オイルフィニッシュクリア仕上げする場合があります。

右は砥の粉下処理後乾燥中です。

 
砥の粉処理したものはクリ材の木目が一層引き立つため、経年変化した風合いが出ます。

 
オイルフィニッシュクリアのみで仕上げたものは数年かけて木目が浮き出てくるので、艶と共により自然な経年美化を楽しめます。
どちらが良いかは好みで選んでいただいております。


この3脚はご夫婦の2脚が砥の粉オイルフィニッシュクリア仕上げ。
もうおひと方の1脚がオイルフィニッシュクリア仕上げです。

今年の9月に納めたものですが、先日東京からまたご夫婦でお越しいただきました。
この椅子に座り始めてから、いつも体を見ていただいている先生から、「腰回りの筋肉がしっかりしてきている。」とほめていただいた事、「なるべくこの椅子に長く座っていたい。」とご自分でも姿勢良く座れるようになったことを実感されている様子を話していただきました。
何より嬉しくありがたいお言葉をいただきました。

もう1脚の方は、2階で使う事も多くもう1脚追加で欲しいと、そしてご主人も、背が高く姿勢から来る腰痛もあり、ぜひこの椅子に座りたいとご依頼いただきました。
ザフスツールは座面の高さがとても大事なので工房で採寸しその人専用になります。
心を込めて作らせていただきます。
本当にありがとうございます。


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