座面七島い編み始め。
座り心地を良くするためクッション材として、そしてヘタリ防止の目的で七島いをあんこにパンパンに詰め込みます。
座面に立ち上がりかかとで踏み込んでへたらせ、また詰め込みます。
そして、固過ぎず柔らか過ぎない、ほどよい弾力が生まれ、座り心地が良くなり、耐久性が増します。
延べ9時間ほどで編み終わり。
今日はほどよく陽射しが穏やかだったので、裏面は直射日光に当て初期乾燥。
部屋に持ち込んで、あとは完全に乾燥するまで除湿機をかけます。
左が今日完成したリラックスアームチェアRAC座面90%サイズ背面100%サイズ 栗材 オイルフィニッシュクリア仕上げ
右は20年前から使っているリラックスアームチェアRAC-100 山桜材 柿渋仕上げ
長年使い込むうちに座面、椅子枠本体ともに経年美化によりいい艶になっています。
人の手でいつも触ってあげるのが最後の仕上げです。