鮎の俳句日記

その日の徒然を載せていきます

おくのほそ道を書く 須賀川

2012-06-04 19:11:56 | おくのほそ道を書く(月)



こうして 古歌の名所である白川をこえて阿武隈川を渡りました。

右には 三春があり 磐梯山もみえて 山々が連なっている

須賀川という宿場にはいり 宿場の長をつとめる 等躬をたずねて 4・5日世話になることとなる。

「句はできましたか」ときいてきたので みごとな景色に気をとられて できなかったと 言う


      




          風流のはじめや奥の田植え歌



奥州にはいって まず 耳にしたのが 「田植え歌」

これが 陸奥で 初めてであう 風流である  こう 詠んだ芭蕉は


一句もよまずに 関こえをするのも なんですから 一句ひねってみましたと 言うと

これを 発句にして たちまち 3巻もの連句が出来上がって しまったという。








こちらと 今ちょうど季節があってます、田が水張田になり 植田に 毎日様子がかわってます。

昔は 田植え歌を歌い 一株ずつ 田植えをしたのでしょう、そんな景色はみられなくなってしまいました。

朝 水がつけられつつつつある田が 夕方には 青田になってます。

人の世の 移り変わり 早く流れる時間 もっと のんびり 過ごしたいものですね。













最新の画像もっと見る