鮎の俳句日記

その日の徒然を載せていきます

和泉式部の蛍の歌を

2012-06-05 20:34:26 | 和歌に親しむ





蛍袋のはなが 咲き始めました。

この花が咲くと いよいよ蛍の季節がちかずいたと 感じます。


今日は 和泉式部の 蛍の 歌を




        もの思えば沢の蛍もわが身よりあくがれ出ずるたまかとぞみる



               後拾遺和歌集  1162

                   和泉式部





思いにふけっていると 沢の蛍も
あの人が恋しくて 私の体から ぬけでた 魂のようです。



和泉式部さんは 恋多き女性とききます。

そのおあいてには

親王さんの 名が 二人も

為尊親王   敦道親王

とんなに 素敵な 女性だったのでしょう。


その 和泉さんも こんな 恋するお歌を 残されたのですね。


もうすぐ 蛍が飛びます、 式部の歌を思い出しながら 見ることにいたしましょう。













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2 コメント

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Unknown (まこちゃん)
2012-06-05 22:16:53
一気にタイムスリップしました♪
こんな夜も イイですね
台紙の淡い色と 流れるような文字 素敵です
蛍 大人になってから 見てないです
田舎が懐かしいです
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Unknown ()
2012-06-06 20:34:33
まこちゃん 蛍いませんか
数年前まではなかなか見られなかったような気がしますが 近年増えてきたようなきがします。山間の村の方から 蛍の招待がありました。 中ごろがよいとのこと いってきますね。
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