鮎の俳句日記

その日の徒然を載せていきます

長渕剛 ブルームーン 【2010-2011 TOUR TRY AGAIN at YOYOGI】

2012-08-31 20:21:56 | 歌を聞く

今日は今月2回目の満月ですね

2回目の満月のことを 「ブルームーン」と言うのだそうです。

今日の月のでは きれいでしたね。

雲が沸き立ち 月を隠したり 月の光にてらされたり

時々 稲光がしたりして

今宵は 長渕剛さんの ブルームーンでおすごしください。




長渕剛 ブルームーン 【2010-2011 TOUR TRY AGAIN at YOYOGI】




         

        鎖あけて月さしいれよ浮御堂




          芭蕉




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夏目漱石の秋の句を

2012-08-29 16:08:25 | 今日の俳句




            立秋の紺の落ち付く伊予絣




                        夏目漱石





絣の紺の落ち着きに秋の気配感じとった句です。

伊予絣は伊予の名産

道後温泉は東京生まれの漱石にとって
ゆかりの 深いところ

その 伊予絣の藍の色に 格別なものをみたのでしょう。





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手紙

2012-08-28 11:18:42 | 今日のポエム





手紙

   ゆうびんやさんが こない日でも
   あなたに とどけられる
   手紙はあるのです


    ゆっくり 過ぎる
    雲のかげ
    庭にまいおりる
    たんぽぽの わた毛
    なかをすかした
    のらねこの声も
    ごみ集めをしている人の
    ひたいの汗も・・・・・

      みんな手紙なのです
      読もうとすれば



           鈴木敏史   1974年





鈴木さんは 成人してから
ほとんど 病とのたたかいでした。
それでも 不平は何もいわれなかったそうです。


そんななかで 楽しいことを みつけていく
見えないものを見る

散歩のなかにも 
風を感じ

空の色に一喜一憂し

たとえ犬にほえられても
私を歓迎してくれているのだわ ととり

今日も 楽しい一日でありますように。



由紀さおりさんの歌に「手紙」がありました。

おききください。

清清しい よいお声ですね。






手紙 由紀さおり




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おくのほそ道を書く 松島

2012-08-26 21:15:34 | おくのほそ道を書く(月)



松島の海岸にもどって 宿をとると 松島の夜景をみることができた。

絶妙なる心地がする




        松島や鶴に身を借れほととぎす




              そら


曾良はこんな句をよんだが 私はできなかった。

あきらめて 眠ろうとしたが眠られず

頭陀袋から 素堂らがくれた漢詩などをとりだして読んだ。



芭蕉さんも 松島では その風景にみせられて 読めないこともあったのですね。

素良は ほととぎすよ この松島には鶴がふさわしいから鶴になって鳴いておくれと 句を詠んでいます。

いづれにしても 素晴らしい 風景が目に浮かびます。











近況

2012-08-16 20:24:36 | 雑記



記事のアップとどこおってます。

今月の始め叔母が危篤になり 

お盆に逝きました

昨日滞りなく 野辺送りをすませました。

可愛がってくれた 叔母でした。


どうぞ天国までの道 迷わず 悪路もなきよう たどりついてね。



記事のあっぷなるべく早くいたします、

どうぞよろしく おねがいします。





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おくのほそ道を書く 仙台

2012-08-09 21:42:26 | おくのほそ道を書く(月)





   あやめ草足に結ばん草鞋の緒     



            仙台




仙台にはいりました。

ちょうど端午の節句で軒にあやめをさす日でした。

仙台には画家で加右ェ門と言う人がいて

名所を案内してくれたうえ  紺色の布で緒をつけた草鞋を二足まで贈ってくれた。



菖蒲を連想させるような あやめ草のように邪気をはらい 旅をまもってくれるような

紺色の草鞋を贈ってくれるなど 心にくいばかりです。



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2012-08-07 09:30:32 | 今日の汗駄句






       夏深し仏様みな湖をむく






            鮎





毎日暑日が続いています。


昨日は原爆忌でした。 その日もあさから じりじりと照り付けていたとか。

どうか 戦争のない 世がおとずれますように。




メビウスの帯

2012-08-04 10:11:23 | 句鑑賞 Ⅰ(土)



      メビウスの帯や夫婦に吉丁虫



           浜 明史   平成15年




 「メビウスの帯」しは、学生服のカラーを一ひねりして、端を逆さまに接着した形のようなものを言う。

 吉丁虫は玉虫のことてで、歳時記によれば、人知れず箪笥にしまっておくと、着物が増えるのだという。 
 
 メビウスの帯の上を這っている虫には、何時の間にやら 表が裏になってしまって、二次元(平面)では、

一体何が起こったのか分からないのに、これを三次元(立体)で見れば、

誰にもそのからくりは一目瞭然と いうものである。

人生も実はこれと同じで、空間の三次元と時間の一次元の計四次元の世界で我々は生きており

その人生(特に夫婦間)ではいろいろ不可解なことが起きる

しかし、もし、我々が、もっと高次元の見方が出来れば人生の不可解も一挙に氷解するのではないかと思える

そしてその結果は吉丁虫の名のごとく、大いに吉なのである。

これこそが、作者の言いたかったことなのではないだろうか。


今津大天「俳句の対話術」より





「夫婦」面白いものですね。

日ごろは側にいて 何も気にならないで 一緒の空気を吸い 食べ物を食べて

それが 当たり前と暮らしている

それが 微妙なすれ違いがあったとしても 当たり前と受け止めてうけとめている

それを作者は「吉」と言う

人生ってこんなものなのでしょう。





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