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生きることは捨てること ・・・ 4.自然の理に随う

2010-11-25 06:34:59 | Weblog
人間の身体は 要らないものを外へ排泄します。


捨て そして吸収するくり返しの止まるとき

  ・・・ そこに 死が訪れます。



生きることは 捨てることです。


青春を捨てて壮年の白秋を迎える。

  ・・・ それが自然の理に随うことでしょうね。


老いを平気でうけ入れ 青春と壮年を捨てる。

反抗せず 足をふりならすことなく

  自然界の一部として生きていくこと ・・・

それが バッシカ草の花びらの散るさまなのです。



釈尊は そこまで思索し

さらに 「乞食する者らよ」とよびかけます。


乞食とは比丘(びく)。

インドの修行者のことです。


僧は 家を去り
 
  町々を乞食し 托鉢して食をうる。



しかし この乞食は 私たちがすべての生きざまといえます。



萎(しお)れたる花びらを すておとす バツシカ草のごとく

乞食するものらよ かくのごとく むさぼりと怒りとをふりすてよ

                         (法句経)再掲



* 2010.11  東ブータンで





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