反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

ひょうご学力向上サポート事業研究協議会にて話をさせていただきました。

2019-10-30 22:32:36 | 学校
ひょうご学力向上サポート事業研究協議会が行われ、話をしてきました。
昨年度兵庫県のある別の学校が反転授業に取り組まれ、先駆的に行っていた私に講演依頼があり、
その話を聞いた先生が、この春から反転授業に取り組まれているという縁ができました。

この春から反転授業に取り組まれた先生はあと数年で定年という年齢にも関わらず、
新しい学び方に挑戦して生徒のために授業を変えていきたいという
熱いおもいをお持ちの先生でした。若手の教員も反転授業は利用されていませんが、
協同的な学びの習でジグソー的な動きを取り入れた演習授業を行なっておられました。
両名の先生からは、「反転授業が変える教育の未来」の本がなければこのやり方に出会っていないし今の教え方にはなっていますとまで
言われて、大変光栄に思いました。

ただ、反転授業に取り組まれた先生はすべてがうまくいっているのではなく、
私が反転授業に取り組み始めた初期の頃同様に生徒からいろいろな感想が上がっています。
その一例を紹介します。

 進むのが早いと感じる。
 反転授業より先生の解説を聞きたい。
 反転授業はちょっとしんどいけど頑張れば頑張るほど力がつくのでしっかり頑張っていきたい。
 このまま続けてほしい
 従来の形に戻して欲しい   など

学びは教師から噛み砕いた内容を聞いて理解するものだという展開慣れした生徒には
自分で取り組んで理解するという形を受け入れ固い生徒もいます。
教える(新しい授業スタイルを取り入れる)教師側に、なぜ取り組むのかという確固たる信念がないと
生徒への信頼感も構築できなくなります。