先日の第1回FLIT公開セミナーで話されていた協働学習を成功するには
ピアプレッシャーが重要だという言葉が気になっていました。
ピアプレッシャーとは,ある形成された仲間からの圧力のことです。
このプレッシャーはライバル心を育てる役割もあり、友情を知り、友人仲間を作るきっかけにもなります。
これほど良い刺激はありませんが、行き過ぎるといじめや非行、暴力といった逆の作用を起こしてしまうことにもなります。
逆作用を起こす原因は、コミュニケーション不足だと突き止められています。
一方で、仲間の力というのは本当に大切だという経験を文化祭(近高祭)を通じて生徒は経験しました。
文化祭を手軽に済ませることもできましたが、夏休みや休日返上で映画の制作をしました。
早く取り組んだ割りに、時間管理が甘く近高祭前日まで映像のとりなおし、アフレコ・編集は深夜と大変でした。
生徒から連絡があり「朝6:00に学校を開けてください。編集が間に合いません。絶対来てください。」
宿泊行事を除いて、そんな時間に学校を開けることも記憶にはありませんが、生徒のためです。
朝5時前に出勤した一日でした。
半ば上映は無理かなと思っていました。
近高祭の開始時間9:00でもまだ編集中。遅れること2時間。
みんなの思いが通じたのか、11時に初上映がどうにかこうにかできました。
結局、5回上映ができて211名の観客動員があり、お客さんもまずまず満足してくれたようです。
近高祭が終わるにあたって次のような言葉を生徒に伝えました。
今日、君たちは素晴らしいものを手に入れました。
それはクラスがまとまって一つの作品をつくりあげ、それを他の人に鑑賞してもらって喜んでもらうという
取り組みを成功させたことです。
最後の最後までうまく上映できるのかとやきもきさせられましたが、第1回上映を見終えたとき、
君たちの力が結集して1つの作品に仕上がったことにすごく感動しました。
お互いこの4月までは全然知らない間柄ではありましたが、
こうやって縁あって出会ったことに感謝したいと思います。
素晴らしい仲間に出会えました。この行事で終わりではなく、
次に向かってもっともっと成長していきましょう。
ともに、みんなで。
近高祭と教科教育は別なものとして考えてがちですが、そんあことはありません。
みんなで高みに登り素敵なものを作り出すといったプロセスは同じです。
一人では小さなことしかできませんが、それが集まりお互い高めあったときに
すごく素敵なものが作り出せます。
協働学習の狙いはそんなところにあります。teach less , learn moreです。
日ごろはうまく伝えられていないけど、今日は伝えられそうな気がします。
上記のように、協働学習を実践していく上で、友人関係(仲間づくり)を授業だけでなくいろんな行事を通じて構築していくことが非常に大切と考えます。そのフィジカルなつながりをつくる場が学校であって、これはデジタルの世界とは異なります。
授業の形態は変化しても、人間関係を学ぶという意味で学校はなくならないと思います。
※ 研究会会員の中西(英語)が「反転授業への道」のブログを書いています。
英語での反転授業のみならず、いろいろな話題を提供してくれています。
反転授業への道
ピアプレッシャーが重要だという言葉が気になっていました。
ピアプレッシャーとは,ある形成された仲間からの圧力のことです。
このプレッシャーはライバル心を育てる役割もあり、友情を知り、友人仲間を作るきっかけにもなります。
これほど良い刺激はありませんが、行き過ぎるといじめや非行、暴力といった逆の作用を起こしてしまうことにもなります。
逆作用を起こす原因は、コミュニケーション不足だと突き止められています。
一方で、仲間の力というのは本当に大切だという経験を文化祭(近高祭)を通じて生徒は経験しました。
文化祭を手軽に済ませることもできましたが、夏休みや休日返上で映画の制作をしました。
早く取り組んだ割りに、時間管理が甘く近高祭前日まで映像のとりなおし、アフレコ・編集は深夜と大変でした。
生徒から連絡があり「朝6:00に学校を開けてください。編集が間に合いません。絶対来てください。」
宿泊行事を除いて、そんな時間に学校を開けることも記憶にはありませんが、生徒のためです。
朝5時前に出勤した一日でした。
半ば上映は無理かなと思っていました。
近高祭の開始時間9:00でもまだ編集中。遅れること2時間。
みんなの思いが通じたのか、11時に初上映がどうにかこうにかできました。
結局、5回上映ができて211名の観客動員があり、お客さんもまずまず満足してくれたようです。
近高祭が終わるにあたって次のような言葉を生徒に伝えました。
今日、君たちは素晴らしいものを手に入れました。
それはクラスがまとまって一つの作品をつくりあげ、それを他の人に鑑賞してもらって喜んでもらうという
取り組みを成功させたことです。
最後の最後までうまく上映できるのかとやきもきさせられましたが、第1回上映を見終えたとき、
君たちの力が結集して1つの作品に仕上がったことにすごく感動しました。
お互いこの4月までは全然知らない間柄ではありましたが、
こうやって縁あって出会ったことに感謝したいと思います。
素晴らしい仲間に出会えました。この行事で終わりではなく、
次に向かってもっともっと成長していきましょう。
ともに、みんなで。
近高祭と教科教育は別なものとして考えてがちですが、そんあことはありません。
みんなで高みに登り素敵なものを作り出すといったプロセスは同じです。
一人では小さなことしかできませんが、それが集まりお互い高めあったときに
すごく素敵なものが作り出せます。
協働学習の狙いはそんなところにあります。teach less , learn moreです。
日ごろはうまく伝えられていないけど、今日は伝えられそうな気がします。
上記のように、協働学習を実践していく上で、友人関係(仲間づくり)を授業だけでなくいろんな行事を通じて構築していくことが非常に大切と考えます。そのフィジカルなつながりをつくる場が学校であって、これはデジタルの世界とは異なります。
授業の形態は変化しても、人間関係を学ぶという意味で学校はなくならないと思います。
※ 研究会会員の中西(英語)が「反転授業への道」のブログを書いています。
英語での反転授業のみならず、いろいろな話題を提供してくれています。
反転授業への道