反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

創価大学 教育フォーラム

2017-07-31 22:54:15 | 日記
少し遅くなりましたが、
創価大学で教育フォーラムにお招きいただき
ワークショップを行ってきました。

参加人数こそそこそこでしたが、
内容の濃いフォーラムでした。

頂いた感想から

先日の教育フォーラムでは、素晴らしい内容のワークショップと
パネル討論を行っていただき、本当にありがとうございました。芝
池先生のご講演のおかげで、学内外の参加者からは、「反転授業の
ワークショップが大変参考になった。実際に取り入れようと思う」
「普段聞くことのできない高校の話題を拝聴し、高校での教育やニ
ーズにしっかりと目を向けないといけないと感じた。高大接続の重
要性を学ぶことができた」等、多くの反響と評価を頂戴することが
できました。重ねて御礼申し上げます。
 

東京大学小林伸一教授の教えて学ぶ教育と反転授業を利用した私の授業デザインは
親和性が高く、建設的な意見が多数聞けました。

今日で群別学習も終わり、生徒はしばらく夏季休暇になります。
課題研究などに取り組んでくれるものと思っています。

      

学校間交流 (同一校20名もの先生と交流)

2017-07-16 08:18:33 | 日記
 附属高校研究会で何十人という先生方と交流を持つことはあっても
数年前までは他校の先生と20人規模で交流することはありませんでした。
従来の教科教育の研究ではまず起こりえなかったことですが、ICTをきっかけに
先生方の交流が多くなったのは実感するところです。

 数ヶ月前のことですが、本校からバスを仕立てて大阪の別の学校に行って意見交流・実践報告会を行いました。
また先日は、逆にバスで5時間かけてある私立の学校が本校に来ていただき、ICTを先に導入した
本校の取り組みを教科毎に分かれて3時間みっちりと双方向で話をさせていただきました。
 インスパイアされましたとか、必ず使わないといけないという呪縛から解き放たれましたなどの声を聞かせていただきました。
 まず、生徒にどんな力をつけさせたいかという目的があって、そのための手段がICT活用ということを考えられたら
どの場面でどのように利用するか考えられると伝えました。
 とはいうものの、私自身、こういう使い方がベストですっという明確な答えを持っていないことも伝えました。

 学校間交流ができるのは、生徒のためにICTの活用はどうすればいいのかという答えが明確でないという問いに
ともに意見を出しあえるからだと思います。

   


大学院生を前に実践報告をしました

2017-07-14 22:36:31 | 日記
 今年も大学院生を前に反転授業✖︎協働学習が変わる数学の学びとしてゲストスピーカーとして
話をさせていただきました。今年で4回目になります。

 生徒全員にiPad導入して5年目になり、学びの中でどのように利活用できるのかといった視点と
測れる学力として模擬試験の結果も合わせてお話をさせていただきました。
 過去には話をさせていただいた学生さんが、
興味を持ってくださって逆に授業見学に来てくださったという年もありました。

 数学科の学生が中心の授業だったので、どのような授業を受けてきたのかを中心に振り返っていただきながら
一人1台iPadを持つことで考えられるメリットデメリットを考えてもらいました。
一番多かった懸念される点はインフラ整備及びコストでした。
公立の学校だとそこがやはり大きな壁になるのは事実でしょう。
それ以外には記述力がつかない懸念や
数学の学びの中でどのような活用ができるのかイメージがつかない学生さんもおられました。

 数学という科目の学びからすると、デジタルデバイスとの親和性は他教科に比べると
親和性は低いと思いますが、学び方に関しては広がりを持たせるものであるのは事実です。
 私の授業も、50分の授業1コマの中での活用は頻繁に使用しませんが、1連の授業デザインの中で
デジタルデバイスがあるからこそ、反転授業を始め作り上げられています。

 もちろんここでも「問い学ぶ」の話もさせていただきました。
学生の感想や意見が待たれるところです。