反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

2013(反転授業元年)が過ぎようとしています

2013-12-31 18:25:00 | 日記
 この4月から、反転授業に取り組んで、昨年までの教員生活(25年)では
想像もし得なかった経験をこの1年はさせていただきました。
 特にこのブログからいろいろな方とつながりを持てたことは
デジタル社会の中だからこそ、素敵な関係を構築できたような気がします。
 自分が取り組み始めた反転授業は、まだまだ終着の見えない現在進行形の取り組みです。
生徒にとっても道半ばです。
2年目になる来年も工夫できる部分をしっかり考えて取り組んでいきたいと思います。
 このブログのアクセス件数は開設から約3万5千件で1千人以上の方がこのブログにアクセスして
くださったようです。大した内容のものではありませんが、反転授業に関心を持っていただいている方々に、
実践例としてこれからも周知させていただきます。
 中西(英語)が2013年は反転授業元年だと言っていた通り、その通りになったと思います。
 いろいろな方々に支えられて少しずつ前に進んでいると思います。
2013年お世話になりました。ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

  ※ 反転授業研究会のHPができあがりました。

    このブログ名は反転授業実践ブログとして、反転授業研究会はHPを利用して更新していきます。 





 
 

岡山で研修会を行って参りました。

2013-12-26 23:19:12 | 日記
 22日に終業式があり、実質冬期休暇に入っておりますが、今は自主学習会というイベントを企画して
27日まで行っております。
本来ならば、学校で自主学習会の監督業務をすべきところですが、
今日は学年の他の先生方に任せて、研修会で話をしてまいりました。
中西が11月にある教科書会社主催の教員対象の研修会で講師をしている会に
参加されていた学校の先生から、12月26日の午後に反転授業に関する研修会で話をしてほしいと依頼を受け
英(中西)・数(芝池)で話をさせていただく方向で調整をしました。
 なんとなくイメージとして遠いような感じでしたが、実際に伺ったところ、新幹線を利用すれば1時間余りで
到着するので、非常に近くに感じました
27日まで午前中の冬季講座をしておられる学校で引き続いての研修で大変だろうと思っていましたが、
研修会に参加されたいる先生方の熱心さが話し手の方まで伝わってきました。
 初めに校長代理の先生がこちら側の紹介をしてくださったのですが、その際、
反転授業をそのまま享受するのではなく、
どこがこの学校では使えてどんな工夫ができるのか考えて拝聴するように。
まだまだ反転授業はオープンエンドな取り組みゆえいくらでも工夫できると
話されていたことが印象的でした。
 90分の全体会で最初の60分を中西が世界を取り巻く環境の変化と反転授業を用いた英語教育を30分
数学の反転授業を30分行いました。
 その後、10分の休憩をはさみまして、英語と数学に分かれて約40分教科別の研修ならびに質問を受けて終了という
運びになりました。
 研修会でどこまで期待に応えられたかはわかりませんが、反転授業に興味関心を持っていただけたことは
事実です。研究会に参加された先生方、お疲れさまでした。ありがとうございました。
    


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授業見学者にメッセージをいただく理由は?

2013-12-20 22:21:47 | 日記
 公開授業の会場は本校の会議室で約180名着座できる場所です。
そこに移動黒板を持ってきて、
前後左右4か所で解説ができる場所を設定しました。
通常の教室なら、前の黒板に2題、後ろの黒板に2題という具合です。
公開授業開始前の会場の様子です。
     

 さて今回はなぜ見学される方々にメッセ―ジを書いていただくのかという点について記述します。
授業見学された方は、異口同音に「従来の授業という概念を壊さないといけませんね。」
「生徒がこんなにもアクティブに学習している姿は新鮮で驚いた。」と言って頂けます。
もちろんリップサービスも多分にあると思うのですが、見に来てくださる方には概ね好評です。
ところが当の生徒たちは、これがすごいことで社会で必要とされている力だと強く認識できていません。
 周りから見ていたらすごいことでも、やっている本人たちには自然なものになってしまって
どこがどう凄いのかわからないまま協働学習をしてしまっている部分が見受けられます。
生徒たちに協働をおこなって学び合うことは、実は社会ではこのような動きが大事で素晴らしい取り組みだということを
いろいろな方から生徒に伝えてもらおうということが狙いです。
 教師と生徒が授業を創るということは間違いないのですが、見学される方も巻き込んで
授業に参画していただき、社会で必要な力を身につけてもらおうというのが目的です。

       

  
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12月16日の公開授業において

2013-12-19 19:24:14 | 日記
 2学期以降できるだけ授業見学いただいた方に
できるだけ生徒への応援メッセージを書いてもらっています。
生徒もがんばって授業を見せているわけですから、
見学される方にもそれに応えていただこうというものです。
 今回もまたお願いをし、書いていただけました。
ご記入してくださった方々、ありがとうございました。
 その一部をUPさせていただきます。
              
 

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近畿大学附属高校 ICTオープンスクール終了

2013-12-17 22:35:56 | 日記
 昨日、予定通り本校のICTオープンスクールが行われました。
約200名の方にご来校していただき、本校のICTを活用した取り組みを
見ていただきました。
本校教員があれだけ数多くの方の前で授業をしたのは初めてで、不慣れな部分も多く、
不快な思いをさせたのではないかと危惧しております。
 さて、私の反転授業×ジグソー法ですが、十分に大きな部屋を用意してたのですが
予想をはるかに上回る方々に見てもらって、大変光栄に感じております。

 こんな公開授業があって良いのかといった授業形態で、最初の数分と最後の数分だけ私が教師だとわかっていただけたかなと
思いますが、生徒が移動をし解説を始めるころには、生徒と参観者が教室内でごった返し、私自身動き回ることも
できなくなっていました。
授業後に同僚からも、どこに教師(芝池)がおるのかわからなかったと言われ、「誰が授業をしているのかわからない
公開授業を日本で初めておこなった。」と揶揄もされました。
 見学者の方々と生徒との距離が近いこともあって、各グループに分かれて解説する頃には、いろいろな方から質問を受けていた多くの生徒が囲み取材をされているようでした。どのような質問があって、どのように生徒が答えたのか、全部は知りえません。
ただ言えることは、生徒の生の意見です。まっすぐに受け止めて頂ければありがたいです。
 
 この数学の反転授業×ジグソー以外は、今まで通りちゃんと教師と生徒の役割がはっきりしていて、
生徒に話しかけるタイミングも授業中はないといったスタイルだったと思います。ただし、この授業までに
生徒と私の仕込みの時間があり、そこに個別の指導があるのでこの授業だけを切り取って教える方は何もしていない
とは思わないでください。
 普段は各グループを見て回る中で、協働が潤滑に行えるように声かけをしたり見守ったりしています。
昨日は、生徒を取り囲む方々で動けないので私もその時間にかなりの質問をお受けしておりました。
 40分という短い時間でしたが、生徒の行動および協働学習を見ていただけたかと思います。
参観してくださった方々には改めて御礼申し上げます。

 そして生徒にもお礼をいっぱい言いました。「君たちのおかげで公開授業をおこなうことができました。ありがとう。」
確認テストにもコメントを書きました。明日からの三者懇談でそれを返却します。
   


 分科会でもお伝えしたように、反転授業研究会のHPができあがりました。

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