反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

大学院生からの質問

2016-07-11 20:21:59 | 日記
ゲストスピーカーとして授業を行う前に
反転授業についていくつか質問をいただきました。
 ① グループごとに発表や説明が行われていますが、個人の理解をどのように把握されているのか
 ② 全体のシェアや教師の補足は行わないのか
 ③ 生徒の予習による理解を前提としているが、予習を徹底させるために工夫していることは
 ④ 勤務校で教科書を予習させて問題演習する方がおられますが、生徒の評価は微妙です。予習をしている=理解している ではない
   予習をしない生徒にとっては授業で応用すると余計にわからなくなるのではないか

 だいたいこれくらいに集約できますが、これらの問いにはこの春から実施している反転授業第2幕の授業デザインで答えることができました。
しかし言葉だけでは分かりにくく、生徒の動きを見て実感してもらわないと納得感が持てない部分もあったようです。
予習については、全員がきちっと予習をすることはなく、このブログでも書いているように予習を強制しないとできない生徒もいます。
 そうだからといって、今までの一斉授業が効果的だったのかというとそれはそれで疑問で、授業後の演習を生徒に強制しているのと変わらないと思います。
だから付加価値がつけられる授業の方が生徒のためになると考え実践しています。
 7月19日までに予習を仕掛けているのは、できない(しない)生徒にその後、予習をさせるタイミングを設けるためです。


昨年同様、大学院生対象に講義をしました

2016-07-09 23:18:31 | 日記
 今年も教員を志しているまた現職の教師が学び直すために通っている
ある国立の大学院生を対象にゲストスピーカーとして話をしてきました。
 もちろん、反転授業✖︎協働学習✖︎非認知スキルで変わる数学の学びというものです。

 講義を聞いていた学生には、既存の授業に対する価値観をことごとく壊す内容だったので
刺激が強すぎたかもしれません。現職の先生にも一斉で教えることに固執しない教授法には
素直に肯定的に捉えられないようでした。

 ある参考書のコラムに数学の授業は大きく分けて2つ。
予習型か復習型のいずれかである。復習型が割合として多いと書かれていましたが、
私が取り組んでいる形態は、ズバリハイブリッド予復習型と言えます。
 生徒の時間の使い方がその両方ともに時間をかけるものですから。


      
 

期末試験終了

2016-07-08 21:47:13 | 日記
 今回は2次関数全般というとても広い範囲の濃い出題となりました。
少し難しい出題だと思っていたのですが、平均点は60点とまずまずの結果に
生徒がしっかり取り組んでくれたおかげだと思っています。
 ノート作成から演習、そして級友同士の練磨そして見直しといった流れで
しっかり練習量を確保できたことが良かったと思っています。
 期末試験が終了したところですが、7月19日までに第3章図形と計量の予習を
指示しました。2学期中間試験の範囲の始動となります。2学期期末の範囲の数学Ⅱも
この夏休み中に動画配信したいと考えています。

  早い目、早い目の取組みのおかげで、テスト直前で見直しがかけられるタイミングがあり
修正がかけられているのは、反転授業の効果大きな効果です。

 生徒が作成したノートの写真をあげておきます。
今回は期末終了後の家庭学習日なので、最後のページを提出するように指示しています。