反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

群別学習期間です

2013-07-30 22:33:32 | 日記
 近畿大学附属高等学校では単なる学年制をひくだけでなく、群別にも分けています。
中高一環コースを一群、主として近畿大学への進学を考える進学コースをニ群、
国公立大学の進学を主として考える三群、スポーツ系を四群として分けています。
 それぞれの目標にに向かってこの時期(7月いっぱい)は群別学年別の特色を出して補習が組んでいます。私が受け持っているクラスは原則午前中で終わりですが、午後は課題ができていない生徒の居残りや8月中旬から行う勉強合宿の準備に追われ、ブログの更新が疎かになっていました。すみませんでした。
 この群別学習も私の授業では、引き続き反転授業を行っております。ちょうど期末試験までの数学�の区切りが悪かったので、この期間を利用して数学�を進めています。とはいえ、2次関数はすべて終わらず、2次不等式とグラフが残りました。
 しかし、前々から書いているように夏休みこそしっかりと復習と予習にかけてもらいたいと考えています。夏期課題が多い学校で、数学�の三角比 数学Aは図形の性質の解説動画を用意して2学期に備えてほしいと考えていますが、どこまで余裕があるかは不透明です。また群別学習終了後は、反転学習というよりEラーニングになっていて、かなり生徒の主体性に委ねるところになっています。

  ※ 研究会会員の中西(英語)は、英語特化コースの担任で群別学習でやはり「反転授業」を利用して第1限から第6限まで英語漬けの群別学習を行っています。 また、「反転授業への道」のブログを書いています。
英語での反転授業のみならず、いろいろな話題を提供してくれています。
     反転授業への道



iPad または iPad mini ?

2013-07-22 21:37:48 | 日記
 今日も中学校訪問に行ってきました。前回同様、iPadを one to oneで
持ってもらっていますという話にのってくる学校もあれば、そんなことは私立だから
できると、関係無いという姿勢の学校もあります。確かに公立では予算がつかないとICTもあったものでは
ないことは十分に理解できます。ただ、数年後には確実に何らかのICTを利用した教育が広まっており、
今の形の教育は変化せざるを得ないと思います。そのときにも、チョークと話術で生徒を引き付けられるカリスマ教師に
なっているならICT機器に頼らなくても良いかもしれません。若い先生方にはぜひ時代を先読みしながら目指す教師像を
構築しそれに向けて準備してほしいと思っています。
 今回の訪問である中学校で対応してくださった先生からiPadとiPad miniどちらが良いですかという質問がありました。
ズバリお答えした言葉は「学校の姿勢によります。」というものでした。本校では自分で情報発信していくツールとして
いろいろと書き込みさせたいという思いがあり、迷うことなくiPadに決まりました。情報を得ることが重要なら、
iPad miniで十分でしょうけど、価格より使い方によってどちらの機種が望ましいか決まってくると思います。
 また、このような話もさせていただいています。各市の予算で準備ができなくても、各ご家庭で勝手にスマートフォンが
普及しそれを利用して授業展開していくことも十分考えられます。そのような状況は数年でできそうです。
  そうすると、情報を手に入れることは比較的楽に収集できそうです。

  ※ 研究会会員の中西(英語)が「反転授業への道」のブログを書いています。
   英語での反転授業のみならず、いろいろな話題を提供してくれています。
     反転授業への道




 
 

数学における「反転授業」

2013-07-20 12:32:50 | 日記
 Press Release用に作成したPPT資料を
画像にしてUPしておきます。
 今まででの実践をまとめたものなので新鮮さにかけるかもしれませんが、
1学期の実践事例のまとめおよびその中から感じたことをプレス用に簡単に
まとめました。ご参考までにどうぞ。
      


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昨日の取材がオンエアーされて

2013-07-18 22:46:58 | 日記
 放送直後から、知り合いの方や卒業生からメールが、ラインが届きました。
「テレビに映っていたでしょう。」「先生お元気そうで、懐かしかった。」という内容でした。
放送されたころは、通勤途中でどのような内容の放送かわからないままでした。
改めて、帰宅後確認してみると約4分間では「反転授業」という言葉を周知していただけたかなとは思います。
時間的な制約とiPadで学校が変わるというサブタイトルだったので、数学の反転授業は取りあげにくいかなと
思っていましたが、なるほどあのような編集になりますかといった感想を持ちました。
 少し補足しておきたいと思います。
まずは、生徒と教師の関係作りの一つが抜けていること。これは取材の関係上、最初の各自で問題を解いている最中に
ノート点検をしながら声かけをする部分は割愛されました。この時間帯は目立ちませんが、授業の中で
ファシリテーターとしてすごく大切だと考えています。まずは生徒のやる気を引き出さないと、そのためにはよく予習して
くれた生徒には「頑張ったね」「よくやったね」という言葉が必要でしょ。それでないとアナウンサーが最後に感想を述べた
ように「反転授業って、毎回予習をしなくちゃならないんでしょう…」という言葉になってしまいます。
 次に、演習問題の理解のところですが、1つの教室の中で協働学習、個別学習、一斉授業を同時に3展開させましたが、
個別学習に影像では力点を置かれていました。もちろんそのような活動も認めていますが、むしろ協働学習をして
理解を深めている生徒の方が、実際の授業では多いし生徒の感想も肯定的な意見が多いのです。
 しかし、iPadで学校が変わるというときに視覚的にiPad が使っていなければ絵にならなかったから、個別でiPadを使って
影像を見ている生徒ににフォーカスが当てられたのでしょう。このブログをご覧の方には、iPadを用いた反転学習で
アクティブラーニングがしやすいとご理解ください。
 いずれにしても影像を流していただいた番組はやはり朝の人気番組でしばらく疎遠だった方々から連絡を頂けました。
番組を通じて、改めてご縁をいただけたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

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プレスリリースとなりました。

2013-07-17 23:07:16 | 日記


 本日は、近畿大学園として附属高等学校のiPad導入に関してのプレスリリースがおこなわれました。
そこで「反転授業」実践事例として、中西の英語授業と芝池の数学授業を同時に行ないました。
それ以外にも、iPadの活用例として総合学習における生徒のプレゼンテーションの公開授業も行われました。
いずれも30分の授業ということで、プレス用の授業になってしまいましたが、雰囲気はつかんでいただけたかと思います。

その際の様子は、学校のHPにもあげられています。
リンク先を見ていただいてもお分かりになると思いますが、数学の反転授業は授業中にiPadをあまり使用しないので
見た目どこがICTを活用した教育なんだと思われ、写真にも載りません。また、テレビ取材も受けましたが、実際の番組では
これまた絵にならないのでたぶんあまり取り上げられないと思います。実際そうであったとしても、生徒には「このタイミングで君たちと一緒にプレスリリースの日を迎えられたことに感謝したい。ありがとう。」と伝えました。

  
 
 ※ 研究会会員の中西(英語)が「反転授業への道」のブログを書いています。
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