反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

札幌の学校で研修会を実施

2018-01-26 17:45:41 | 日記
 昨年11月にOpen Dayを本校で催したときに来られた学校から
職員研修を行ってくれないかというオファーを受け、それに応える形でICT✖︎ALと題した研修会に行ってきました。
そこは受験生の減少に閉校するかどうかまで考えないといけない状況まで陥った学校でした。
新しい校長が就任し、私学として魅力をどんどん出していき日本一の学校にするをスローガンに
ICTを導入して活用を考えようとしている学校の先生方は仕方なく研修をさせられているということなく、
とても熱心に研修会を前向きに捉えられていて逆にこちらがパワーをいただきました。

 教科別の研修の感想から

・生徒も教師も、これまでの固定概念が根強く改革は容易ではないと思います。しかし大前提として「生徒の成長」があり、
そのためにこれまで当たり前と思っていたことに疑問を持ち、失敗を繰り返しながら目標に向かっていく考え方に感心しました。
そのまま真似はできませんが、自分なりに咀嚼し「生徒の成長」に向かっていけるように一から授業を見直します。

・反転授業の奥深くが見えた気がします。全部は無理かもしれませんが、授業のイメージができました。

・今まで数学の知識を教えること、理解させることが教科担当の役目だと考えてきました。しかし今日の話や実践報告をお聞きして
「数学を通して生きる力・協力し合う力・自分の考えを発表する力などをつけさせる」という点は目からウロコでした。
改めて主体的で協働的な学びについて、考えてみようと思いました。

・iPadを使い倒すというより、教員側が事前にどのようなまたはいかにして「巧みな仕掛け」を入れるかがポイントだと感じました。

このような意見を頂戴しました。

時間が少しあったので、近くの公立の進学校を見に行った写真です。道内は大阪に比べて始業式が1週間あまり遅く、
部活生がちらほらいる程度で静かな空間でした。

     

 

3学期も忙しく・・・

2018-01-25 05:09:32 | 日記
2018年がスタートしてすでに4週間、学校が始まってから3週間が経ちました。

1月6日の始業式直後の演習テストを皮切りに、1月進研テスト・センターチャレンジと
また生徒にとっては忙しい日々が始まりました。
1月進研の自己採点の様子ではまずまずの結果が出そうです。
あくまでも自己採点ゆえ、どれだけ信憑性があるかわかりませんがそれなりに結果が出そうです。
少し振り返ると2学期、11月の結果が過回に比べて悪く普通の成績になっていました。
それまでは過去に比較して3〜5ポイント上回った偏差値が出ていましたが、秋はむしろ下がってしまいました。
その原因は、夏の課題で数学IIIの授業に合わせて課題設定し、そのため夏に既習範囲の復習が疎かになっていたのではと考え、
この冬は数学IIIの課題は一旦、横に置いといて基礎的な内容の数学IAIIBの復習をこの冬の課題としました。
生徒にはこの春、数学さんの復習をかけるから頭の中に入れておくようにと伝えています。

何度もブログに書きましたが、中高一貫生ならよくある進度ですが、高入生にはかなりペースの速い進度です。
反転授業の最大の利点はこれだと思います。

今週末、また来週も模擬試験さらには課題研究の研究要綱の提出となっていて
ある生徒には「私たちの時間は何時間あると思っているのですか?」と冗談半分で言われています。
以前、ある進学校のルポタージュの文章を読んだことがあります。
〇〇高校の生徒はやることが多すぎて時間がないが、それでも充実して楽しいということが書かれていました。
そのことを思い出しました。