反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

実力試験の結果

2018-02-15 23:16:45 | 日記
 1月に実施した模擬試験の結果が返ってきました。
自己採点の結果とさほど変化がないクラスと自己採点から5点減ったクラスがありました。
もう少し、シビアに自己採点できるように指導すると同時に
どこをどのように間違ったのかの振り返りが大切ということを
改めて説かないといけないと思っています。

狙っていた数字には届かず、トータルでは64で65手前の偏差値になってしまいました。
問題も比較的易しく、140点でSS65というテストでした。
受け持ちのクラスは、平均135点であと5点は取って欲しかったところです。
一つ上の学年のクラス(35名)平均偏差値は65を越えていたので、2クラス(69名)ではありますが
追いついて欲しい数字でした。

この春しっかりと数学IIIの復習および定着をさせて
高校3年では今まで詰めて進めてきた分落ち着いて実力養成につなげていきたいと考えています。

昨日、ある記念講演会に参加しました。
そこで大学入試新制度に対して高大接続など色々と変化していく中で
これからの対策について述べられていました。
そのスライドが添付したものです。

ズバリ 復習型学習から予習型学習へ
まさに反転授業を利用した授業デザインでした。

  





3月3日(土)課題研究ポスターセッションを行います

2018-02-09 23:16:20 | 日記
 先週の鹿児島の国際シンポジウムでは大変インスパイアされて
帰阪しました。
 参加した生徒は異口同音に「参加できて大変刺激になりました。」
「参加するかどうか迷ったけど、参加していろんな人と交流できて良かった。」と
心底感じてくれたようでした。
 その勢いのまま、クラスで鹿児島での経験を語ってくれて、聞いている生徒までも
羨ましがるほどでした。さらに素敵な経験と同時に入賞できなかった悔しさをぜひ後輩にも伝いたいと
国際シンポジウムで発表してきた内容を3月2日に1年生に語ってくれることになりました。

 翌日、3月3日に2年生に生徒たちが取り組んできた課題研究のポスターセッションを行い
この1年間の締めくくり発表会を行い、そこに1年生が聞きに行く形を行うことになりました。
 先日のシンポジウムと規模は全然違いますが、とにかく生徒たちの経験値を上げる活動として
行います。残念ながら、最初の取り組みゆえ、生徒の活動を見守ることに注力したので
ほぼクローズな発表会になってしまいのは残念です。

 ところで、実は近大附属高校の文理コースでは、縦のつながりがあまり強くないという弱点がありました。
先輩後輩ともに何か同じものに向かって取り組むという行事がほとんどないからです。
日々の学業が中心の高校生活ゆえ部活動でのつながりが薄く、どちらかといえば学年クラスという枠内の活動ばかりで
つながりを持つ機会がありませんでした。ところが、課題研究は縦学年のつながり(学年を越えて)ができそうで、
思わぬ副産物をもたらしてくれました。
 すでに国際シンポジウムがそうであったように他校生との交わりも持てる取り組みで
このようなsocial skillを養う意味でも大切にしていきたい学びとなりそうです。


  

いざ 高校生国際シンポジウムへ

2018-02-01 09:12:48 | 日記
 この5月から取り組み始めてきた「課題研究」ですが
第3回高校生国際シンポジウムに数名の生徒が選ばれてその生徒とともに
鹿児島に来ています。
 鹿児島の歴史ある甲南高校と一般社団法人Glocal Academyが実行委員会となり
企画運営されているものです。
 高校生のためにまた高校生自身が企画運営されている会で、それを応援している
講演者やパネリストの話にも、生徒同様感銘を受けています。
 このシンポジウムの様子は、甲南高校のサイトにUPされているのでリンクを貼っておきます。

 このシンポジウムに参加した生徒はもちろんですが、参加できなかった生徒にも
課題研究に取り組んでそれに呼応して頑張ってくれている生徒に感謝です。