反転授業実践ブログ

反転授業の取り組みその他を周知させていただきます。

アンケート結果の続きです

2014-03-06 19:20:01 | 日記
昨日に引き続き年度末に実施したアンケートを公開します。
今回は授業で狙っている部分の問いかけです。


協働学習を行なっている理由は数学力をあげるのと同時に、社会の中でしっかり生きる力を数学という授業を通じて
学んでほしいという思いがあります。社会人基礎力としてとは、前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力と
いわれています。次ぐの中からあなたの考えに近いものを選びなさい。

回答1  1 協働学習と生きる力は一致しない                      14 / 100

回答2  2 協働学習を行なうことで生きる力は身につきそうだが行動が伴っていない    43 / 100

回答3  3 協働学習を行なうことで、少しずつ生きる力だ備わってきたように思う     35 / 100

回答4  4 協働学習を行なったおかげで、生きる力が備わった              3 / 100

回答5  5 その他                                  5 / 100

その他の回答は その時の班のメンバーによって異なってしまう
        今は効率も大事
        生きる力は全く関係ないが、人前で喋る練習にはなっている。
        大学になってからでも遅くないと思った。 高校の一般的な授業を受けたい。
        わからない

教師主導の授業で知識の伝達だけに終わっていると、
同じ問いかけをすればこれだけの数は出ないと思いますが、
高校生が社会人を実感する機会に乏しく、なかなか社会で働いていることを想像しにくいようです。
ただし、避難訓練と同じで訓練あって、はじめて現実的な時の対応ができると考えると
やはりこのような取り組みを行うことは意味があると考えます。
反転授業を用いて時間を生みだしてこのような取り組みを行うことは
高校生活では理解できない生徒もいると思いますが、数学という科目においても行う意味が
私はあると思います。

ところで、来週末から海外研修に生徒引率で出かけます。
学校交流を行っている訪問となり、歌のプレゼントとして合唱の練習をしています。
歌唱指導を行う中で、音楽の教師は生徒にいろんな声かけをされています。
 ・自身がないときは声が小さい
 ・自信を持って歌うためには、歌詞をしっかりおぼえることだ
 ・人に引っ張って声を出している割合が大きいと力がない歌になる
 ・一人一人が自分が引っ張っていく気持ちで歌えれば素敵なハーモニーを奏でる
 ・嫌々歌うのではなく、気持ちを込めて聴いていただく人に届ける

数学の協働学習と合唱で学ぶことは重なると感じながら、生徒と一緒に歌っています。