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パパログ

日常で感じた事などを綴ります。

自家繁殖

2010年03月10日 | 犬の事
今更始まった事ではないんだけど、近年安易な自家繁殖を
目にするようになった気がします。
私はあまりネットサーフィンをしないのですが
それでもブログ等で先住犬の子供を作っているサイトを
頻繁に目にします。

一昨年、犬の生体販売に関して登録制になったらしく
書類の提出と共に、販売店の整備等厳しい審査があると
ショップ経営者の方が言っていました。
悪質な業者を規制する為なのかはわかりませんが
でもネットで販売している業者もあるので
逃げ道は沢山あるでしょう。

販売店への規制をしても、素人の自家繁殖は
増えているのではないだろうか?
最近見かけたサイトでは、小型犬の雄雌を迎え
子供を生ませていましたが、現時点で2~3度出産しています。
しかし毎回3頭生まれて2頭死んでしまう。

犬の死産は珍しくないと聞きますが、その子達は見るからに
色素が薄すぎる感があります。
私の個人的な考えだけど、色素が薄すぎるのは生命力に
関係してくるのではないかと思います。

自家繁殖の理由に
・可愛い我が子の子供が欲しい
・多頭にしたいけど、それなら現在の子の子供が欲しい
・飼い主同士が意気投合
・犬同士が意気投合
・人間の子供が自宅の先住犬の子供を欲しがっている


などがあるようです。
増やそうが交配しようが、当人の勝手なのかもしれないけど
生ませたものの、結局面倒が見切れず世話が放置だったり
それまで家族の上下関係など上手くいっていたのに
乱れるなど見られます。

あと犬の場合、両親の血統や性格・体格・病歴などははっきりと遺伝します。
我が家は両親を迎えた事で、この事はハッキリとわかりました。
色素の関係もバランスが必要で、薄すぎても濃すぎても良くないそうです。


我が家も真剣にきなこの子供を残そうかと考えた事があったけど
生まれた子供が多数だった場合、誰かを選ぶなんて出来ない。
自分の愛すべき子の子供をどういう理由で誰を残すのか?
全員可愛いはずです。

でも経済的や、何よりきちんとしたお世話(特に運動散歩)は
無理が出てきます。
我が家はそういった現実を考えて回避の決断をしました。
結果的に縁があってお母さんの「やよい」を迎えましたが
龍市の時は男の子と言う事、3柴のお世話が出来るのか?という不安から
一時は迎えるのは諦めようと話した事がありました。

結果的にブリーダーさんが完全に譲渡すると言う話と
きなこママが今まで以上に協力すると言う約束で龍市を迎えました。
両親を迎えた事は後悔していませんが、想像や覚悟をしていた以上に
お世話は大変です。時々大変のピークで本気泣きする時もあります。
でも他人には多頭って楽しそうに見えるようです。
確かに良い時もあるけど、明らかに大変な事の方が多いですよ。

だから多頭を考えてると言う相談には
「その分、今居る子を愛してあげてお世話してあげてください。
次の子を迎えるのは看取ってからでも遅くないですよ」

と返答します。
でもほとんどの方が増やしてしまいますね(^^;)