バイク車庫が完成したが、思ったより狭かった。作業台とか置けて、パーツの錆を落としたり、ちょっとした工作などできればよいのだが、シャッターを閉めると息苦しい。
で、何かする時は車庫の前に店開きをして、テーブルといすなど並べてラジオを聞きながら、まったりするのがせいぜいである。
しかし、車庫ができたからには、家の中のそっちこっちに置いてあったバイク用品を配置して、いざツーリングという時は、すぐに準 . . . 本文を読む
2003年から17年間、大型バイクに乗ってきたが、たった一つかなえられなかった夢、それはバイク・ガレージだった。団地住まいだったため、屋根なしの雨ざらしの駐輪場にバイクを置き、心を込めて洗車しても次の日に雨でも降ろうものなら、元の木阿弥だった。
ツーリングに行くたびに、他の人が乗るピカピカのバイクを眺め、いったいどうすれば、こんなにきれいに保てるのだろうか、とそればかりが気になった。
FZXは . . . 本文を読む
一関から気仙沼に向かう途中に、室根山(むろねさん)という山がある。標高895mの独立峰で、形がいいことと頂上まで車で行けるので、ツツジの名所として親しまれている。オートキャンプが盛んな頃、室根山の8合目にある望洋台キャンプ場は、人気が高かった。
子どもが小学生のころ、毎年夏休みには大船渡の女房の実家に帰省していたので、ドライブを兼ねて立ち寄ったりしたことがあった。あれから30年くらい行ったことが . . . 本文を読む
岩手県には岩手山や早池峰(はやちね)山のようなよく知られた山もあるが、県内のそれぞれの街に「故郷の山」が存在している。ここ大船渡にも、今出山(いまでやま 756m)という山があり、山頂には各種のアンテナが立ち並び、市民にとっては毎日目にする山であり、春にはツツジの名所として親しまれている山である。
海岸に近いので、山頂からの太平洋や大船渡湾の眺望が見事である。また756mというと大したことはない . . . 本文を読む
千葉から大船渡に転居して4か月が過ぎた。今年は暖冬だと言いながら、大船渡では4月20日まで雪が降っていた。地元の人に聞くと、例年なら4月になるとスタッドレスタイヤを夏タイヤに履き替えるそうだが、今年は、思わぬ雪に焦ったドライバーが多かったそうだ。
私は4月14日に履き替えたが、その後の雪は幸い大船渡では積もるほどの雪ではなかった。
来た当初は寒さに震えあがったが、少しずつ体も慣れてきた。私は極寒 . . . 本文を読む
楽しい旅もいよいよフェリーに乗って帰宅する日となった。しかし、困ったことに台風20号が北海道に接近し、天気が怪しくなってきた。来た時と同じように深夜便を予約していたのだが、天気予報では深夜便が出港する時刻にもっとも台風が苫小牧に接近するようだ。
もし台風のため欠航にでもなったら旅程が大幅に狂ってしまう。三井商船フェリーの大洗ー苫小牧ルートには、真夜中に出航する深夜便のほかに、夕方便という7時間前 . . . 本文を読む
翌朝、友人が丹精したという野菜尽くしの朝食をいただき、友人宅を後にした。
今日の目的地は、富良野と決めていた。以前の北海道ツーリングでは道北や道東、知床を走ったが内陸部は走ることができなかった。昔、山登りに明け暮れていた時、ホームグランドは大雪・十勝の山々だった。
当時暮らしていた旭川から近いこともあり、富良野や美瑛へはよく出かけていった。しかし北海道を離れてからは、「北海道のへそ」と言われ北 . . . 本文を読む
朝8時に目覚め、甲板に出てみると、霧がかかっていた。真っ白な世界を、25ノット(時速45㎞)で進んでいく。全長190m、11400tの巨体は大きく上下に揺れるだけで、安定している。
10時ころになると霧が晴れて、陸地が見えた。スマホのMapで確認すると、岩手県沖を航行しているようだ。見覚えのある場所はないかと目を凝らすと、女房のいる大船渡らしい湾口が見えた。さっそく、Lineで女房に朝の . . . 本文を読む
最近FZXは、岩手県大船渡市と千葉を往復する通勤快速と化してしまい、ツーリングに出かけることが少なくなった。6月に外環道千葉区間が開通した時は、久しぶりに新しい道を走ってみたが、すべてトンネル区間とあって、上を走る国道298号の新設区間のほうが楽しく走れた。
9月が車検なので、バイク屋に予約をしようと電話をかけてみると「現在、この電話は使われておりません」というアナウンスが流れた。変だなぁと思い . . . 本文を読む
ドイツで、私の印象に残ったことを挙げてみる。
・女性のスタイルの良さ。さすが、ゲルマン人だと思うのは、男性も女性も背が高いことだ。176cmの私は日本では小さいほうではないと思うが、ドイツではほとんどの人が私より頭一つ高かった。女性も私と同じくらいの人が多い。しかも、足が驚くほど細い。日本人なら太いももから膝にかけて細くなっていくのが普通だが、ドイツで見かけた女性はももから膝までが同じ太さなのだ . . . 本文を読む