FZXな日々

YAMAHA FZX750を 旅の友として 気ままなツーリングの記録

九州ツーリング5日目 ~旅の終わり

2024年06月09日 | Weblog

最終日の朝、稲佐山観光ホテルの朝食は豪華だった。宿泊料は朝食付きで9800円だ。

基本バイキングなのだが、その品数がビジネスホテルとは比べ物にならない。シェフが目の前で焼いてくれるオムレツを一皿いただき、一口ずつ他のおかずを取っていったら、トレイに載せきれなくなった。どの料理も味は格別だったが、特に長崎でないと味わえないというものはなかった。まあ、朝食だから仕方ない。

8時40分にホテルを出発し、長崎道に向かった。今日は12時にバイクを返却して福岡空港から13時55分発の仙台行きに乗るだけだ。グーグルマップでは所要2時間と表示されているので、休憩をとっても11時30分には着くだろう。

大村湾に沿って進み、大村湾PAを過ぎると内陸に入る。吉野ヶ里町も通るので、時間さえあれば吉野ヶ里遺跡でも見学するのになぁと残念だったが、今日はともかく無事レンタルバイク店にバイクを返さなくてはならない。どんなトラブルも許されないという緊張感があった。

鳥栖JCTを左折し、大宰府ICから福岡都市高速環状線に入る。とたんに交通量が多くなり、首都高みたいだなと思った。さすが九州一の都市である。ナビに従って走行していたが、合流・分岐が多く3車線になったところで真ん中の車線を走ることになってしまい、左車線に移れない。スピードを落とすことができず、下りるべき半道橋ICを通り過ぎてしまった。

あらら、ヤバイよと思ったが後の祭り。仕方ない次のインターで下りようと思ったら、行けども行けども次のインターが現れない。時刻は11時を過ぎている。ようやく次の千代インターで下りることができた。

すぐ信号でUターンして高速道に沿って戻ることにする。ふとメーターを見ると何かが点滅している。何だろうと思って信号で止まった時に見てみると燃料計の残量ゲージが消え、燃料警告灯が点滅していた。川内で給油した時は確かオドメーターは580㎞だったはず。今のキロ数は1000㎞を超えている。

返却前に給油すればいいと油断をして無給油で400㎞走ってしまった。燃費が25㎞/Lだったので、400㎞くらいが航続距離になり、本当にガス欠なのだ。急ぐ心を抑えて何とかGSまで持たせようと40㎞/hに落とす。

幸いGSが見つかり、何とか給油することができた。13.6L入ったので、残量が3Lというのは結構危なかった。燃費は34㎞/Lだ。

11時30分にレンタルバイク店に到着し、バイクを点検してもらって無事返却できた。もちろん立ちごけはしなかったので、傷はない。トータルの走行距離は1047㎞だった。

タクシーを呼んで空港へ向かう。今時のご時世ではなかなかタクシーも来てくれず、空港に着いたのは12時30分だった。予定では宅配便のデスクを見つけて荷物を全部送ってしまおうと思ったが、チェックインカウンターの近くには見つからず、来た時と同じようにサイドバッグとヘルメット、それにライダーシューズを預ける。

カードラウンジがあったので無料のドリンクで一息つき保安検査場に向かった。その途中でヤマトの営業カウンターを見つけたので、段ボール箱を買い、ライダージャケットやリュックの中にあった不要なものを全部詰め込んで自宅宛て送った。

やっと身軽になったので、お土産店をのぞいて女房に頼まれていたお土産を購入した。帰りもJAL便だったが、修学旅行生が乗るということで、搭乗が遅くなり、滑走路でも渋滞しているとかで待たされて、結局13時55分の予定が実際に離陸したのは14時25分だった。

16時に仙台空港に着陸し、自宅に着いたのは18時20分だった。お昼まで福岡にいたなんて信じられない思いがした。今回、飛行機とレンタルバイクを利用したのは正解だと思った。

V-Strom250はとても乗り易いバイクだったし、FZXを卒業したら250もありだなと思った。何より高速をストレスなく走れるのと、燃費が良いのはツーリングに向いている。乗車姿勢や足つきも良好だ。やや重量が重く取り回しは決して楽ではなかったが、大型に比べれば30㎏は軽い。

総合燃費は30.9㎞/Lだったが、一日目にもう少し回転数を落として走れば、34㎞/Lはいったのではないかと思う。

本日の走行距離 167㎞(Total 1047㎞)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
朝食が豪華です。 (たかぴい)
2024-06-13 12:26:43
キムさん こんにちは

私もホテルでオムレツを焼いてもらったことがあります。どこだか忘れましたがビジホではないです(笑) 夜も寿司を握ってもらったような・・・

飛行機で行くと午前中に本当にそこにいたの?という気分になります。いつも下道で目的地までやっとの思いで行くのが多いので、鹿児島でも済州島でも台北でもそう思いましたが、真ん中がないドーナツ旅のような気持ちにもなりました。時間のない方にはやむを得ませんし、安全には安全ですけど、自分の足で行った!感はやや少ないです。

稲佐山はこの漢字だと思うのですが、だまっていようと思いましたが、それもよくないのでコメントしました。申し訳ございません。さだまさしもよくコンサートをやりますし、福山のラジオでも極たまに出てきます。
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Unknown (キム@FZX)
2024-06-13 15:06:41
たかぴいさん、コメントありがとうございました。
今回の旅では駐車場を考えてビジネスホテルは使いませんでした。長崎でもあえて郊外のホテルにしましたが、ホテルのHPから予約したら、1割引になって旅行サイトより割安でした。シティホテルはさすが朝食がいいです。

>自分の足で行った!感はやや少ないです。
静岡なら日本の真ん中ですので、国内ならどこへ行くにしてもあまり遠いというのは感じないかと思いますが、岩手県のしかも大船渡から博多駅だと、新幹線を使うと12時間かかり、外国以上の遠さです。

それを考えると、朝8時に家を出て午後2時に着けるという飛行機は「どこでもドア」の感じです。これは旅ではなく、スタート地点までの移動にすぎませんので。

たしかに最近の外国旅行も、旅行で感じる遠さはありませんね。隣の県に来たような不思議な感覚です。

稲佐山、ご指摘ありがとうございました。勘違いしていました。さっそく訂正させていただきます。
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