日々徒然なるままに

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井戸の埋め戻しのお祓いを致しました

2021-07-14 19:11:44 | お祓い
こんばんは。
梅雨は開けたと昨日も書きましたが、今日も日中はまたゴロゴロの後に雨が降っていました。
上空の寒気と夏の空気がケンカしてるのでしょうね;。
                       


                            



                           



                           



                             



さすがに6時少し前の空ですので太陽も出たばかりのようです。
仕事となると不思議と目覚まし代わりのアラームより早く目が開くものですね。(笑)
これも昨日話していたように井戸の埋め戻しのお祓いに行って参りました。
当然の事ですが毎回参らせて頂く現場はバラバラで、その都度グーグルマップで現地を確認して家からの道順を調べておきます。
普通はお祓いですとこの近辺と思われるかもしれませんが結構遠方へも出向かせて頂いております。
業者さんと結構長いお付き合いとなっておりますので、何処かで井戸があれば必ず依頼を頂いておるので、うちとしては有難い事と
感じております。
今日は距離的にはそこまで離れていないのですが、現場へ行くまでの道筋がなんせ狭い道路。
昔ながらの街道なんでしょうか?国道やら県道と言われる道路が出来る遥か以前からあったのだと思うのですが、これまで自分でそこ
を走ったことはありませんでした。
随分以前にその折のご依頼者の方、当時の信者さんの車に同乗させてもらいその道を通ったことがあるのですが、その記憶の中では
お互いに離合がギリギリで、しかもともすればドアミラーを畳んですれ違うような、そんな道だったという覚えがありました。
あの道を通るんかい;と思いながら件のグーグルマップのストリートビューを見てみると、これも当たり前かもしれませんが、どう
やらその後は僅かずつでも拡幅(とまではいきませんが)されており、さすがにドアミラーを畳むようなことは無くなっていたようです。
それでも離合は所々上下どちらかが待機しておかねばならぬ場所も結構あるようでした。
何もその道を進まずとも大きな道からの進入は可能なのですが、その狭い道を行く方が信号もなければ距離的にも遥かに近いことも
あり、Google先生自らが此方を通りなさいと示していたのでした。
もっともグーグルはどんなところであれ、一番近い?と思しい道を示しますんでね;あんまり当てにはなりませんよね。(笑)

                         
    
                          
                          (始発バスに乗るまでの道 見た目は綺麗ですが此処へ来るまでが
                           先日来の雨でぬかるんでました;)


                             




グーグルマップで何度も予習(笑)していた道を通り、最後はより細い道を上って行きます。
途中上から下りて来るごみ収集車を避けるのによそ様の敷地に入らせて頂きましたが、ちょうど小川の上のコンクリの橋の上。
今の最新式のアラウンドビューモニターがあるでなく、どうやってバックして出ようかと思っていると、その収集車のオジサンが
誘導してくれました。
橋は狭いは、道は狭いは、どうにも見てもらわねば果たしてまともにバック出来ていたか分かりません;。
ようやっとで車の体勢を立て直し、お礼を言って尚も狭くなる道を上って行きました。
マップで見た住所まで着くと、あれ?此処か?という感じで工事をしている気配はありません。
おかしいな?まだ上かな?と思いながら更に細い道を上りますが、どう考えても違う;。
結局車を回せるところで引き返し、今来た道を辿ります。
上る際は気づきませんでしたが、指し示された場所とは反対側の場所が現場だったようで既にブルドーザーも入り、工事をしておられ
ました。
まぁグーグルマップ、あるあるですね。
車をその現場へ入れると何人か見知った顔の作業員さんらがおられました。
土地としてはあちこち段差がある状態ですが、これらを全て均して宅地とするようでした。
早速井戸は何処ですか?と伺うと、少し小高い場所へ土を掻いて簡易的に作られた階段の上にあるようでした。
行ってみるとなるほど確かに側はコンクリ張りの井戸がありました。
その一帯がそこそこ小高い場所なのでその昔は水道が来る前はこのようにして井戸を掘り生活用水として使用していたのかもしれません。
深さは5メートル弱位、底にはまだ僅かに水が残っており、小石を投げ入れるとチャポンと音がします。
井戸のすぐ脇にはまだ新しいお宅が既に建っており、そちらの奥さんが洗濯物を干しておられます。
敷地の境があるようでないような;そんな場所でしたので、胡散臭さそうに見ておられるその方にすみません、少しうるさくしますと
一応はお断りをしてお祓いの準備を始めました。
祭壇を組み神籬(ひもろぎ)を立てお供え物等を手前に置いていきます。
この時お天気はとても良く、けれど朝の予報では日中はにわか雨があるかもしれないと出ていましたので、そうならないようにと
願いつつお祓いを始めました。
時折風がそよぎ、心地よいなぁと感じつつ祝詞を上げておりましたが、時折目の前を何かが伝わります。
胸もこの暑さと着込んだ装束で結構苦しかったのですが;いやここで倒れてなるものかと、より一層声を張り上げておりまし
た。(大袈裟な;)
祝詞も奏上し、皆さんに玉串拝礼もして頂き、神籬にお招きした神様方にお帰り頂く際、井戸の中に龍がおりますなら、どうぞ一緒に
空へとおかえりくださいと心の中で唱えて最後におーーーーの声で警蹕(けいひつ)を致しました。
その折には心なしかさぁっと風が渡ったように感じられました。
そのようにして無事全て滞りなく終わらせることが出来、ほっとして片づけを始めました。
一度車へ戻り、まずは装束を脱ごうと思い、ふと車のドアウィンドウに写った自分を見るとどうやら顔中滝のような汗をかいていた
のでした。
先ほど何かが伝って来るなと思っていたのは汗だったのかと、この時初めて分かった次第です。
それほど今日は暑かったのでしょうね。
祭壇等全部を車へしまい込み、それでは有難うございましたと現場を後にして今来た道を引き返します。
空は段々雲が湧いて来ており、どうやら怪しい雰囲気になりつつありました。



                           
(終わった後はこの清々しさ)


                           
(まともに撮ったつもりがピンぼけてました;)


                              




家に戻り、持って行った祭壇等を綺麗にして元に戻しほっと一息すると既に昼は回っておりました。
この頃からまたもや空がゴロゴロと鳴り、大降りとまでは行きませんでしたがそこそこの雨が降りました。
先程の井戸に居た龍が空へと戻り、嬉しくなって雨を降らせたのかな?なんとなくそんなことを感じた雨でした。  



                             



しばらくぶりの井戸の埋め戻しのお祓いをさせて頂きました。
今日のお話ではどうもまた近々別の現場があるようです。
はてさていつ頃になりますでしょうか。
次もまた龍が出て来るのかな?そんなことを思う自分です。


本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。                          

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