こんばんは。
朝は昨日の予報とは違い、そこまで冷え込む感じはありませんでした、おそらく曇っていたからでしょうね。
(昨夜の月 ほぼ満月でした)
今日は先日神棚を撤去したい、神様にお帰り頂きたいと仰った方のところへ再び参らせて頂きました。
そちらの家屋を売りに出すからとの理由でしたが、今回は御仏壇のいわゆる御霊を抜いてほしいとのことで伺いました。
先だって伺った際、立派な御仏壇がおありになるのは申した通りですが、此方については懇意にされておられるお寺さんへ後の始末
というのか、御霊を抜いてもらいますと仰っておられました。
葬儀を頼んだのも此方でしたしねと仰いますので、それはそうですね、それでも何かありましたらいつでもまたどうぞと申し上げて
その折にはお暇したのでした。
すると先週またお電話があり、実は仏壇をお寺さんに頼んで御霊を抜いてくださいと頼むと、そんなことはしなくてもいいと言われ
るんです、でもねぇこのまま何にもしないまま引き取ってもらうのはどうかと思いますしねぇと言われます。
聞けば浄土真宗らしく、私は仏門は詳しく存じませんので何とも申せませんが、やはりそれはどうかなと感じました。
そこで、では参らせて頂き、御霊を抜かせて頂きましょうということになったのでした。
以前参った折に、御仏壇だけはお花もお供えされ綺麗にされておりました。
今回も依然同様、新しい花も添えられ、そのまま保っておられます。
御仏壇自体はかなり手の込んだ造りでもあり、昔から安芸門徒と言ってこちらの宗派は?仏壇の装飾はかなり煌びやかなものがあります。
内側はおそらく金箔が張ってあるのが特徴の一つなのではと思いますが他を存じませんので、どこもそうならばすみません。
他にも蒔絵が施されていたりもし、下世話な話ですがお買い求めされた当時で百萬円以上はしたと伺いました。(平成に入っての物です)
御霊を抜くこととは全く別に、これをそのまま業者さんに引き取ってもらったとしても行きつく先は焼却処分でしかありません。
まぁ御仏壇をリサイクル?して別の方が使うということも聞いたことがありませんので、それもどうかな;というところではあります
が、実際のところ、これだけ手の込んだ、言うなれば一種の工芸品のような物ですので、これで終わらせるのはどうにも惜しい、
勿体ないと自分の方が感じたのでした。
ところで肝心のこの家屋の方のお話はあるのですか?と伺うと、直ぐ近隣の方が欲しいと言われていると不動産屋さんから聞いている
と仰います。
この凝った造りの日本家屋をご覧になり、これならばと思われたのでしょう。
まだ本決まりとはなっておられないようですが、それが決まると宜しいですねと話しておりました。
そんなお話を伺い、もし出来るのならばこうして御霊を抜いてしまうのだし、その方が引き続きお使いになられないだろうかと私は
感じました。
先にも書いたようにとんでもない話だと理解はしているのですが、このまま壊してしまうのは忍びないと感じるからですね;。
こんな話をひとしきりした後、まずはこの御仏壇の御霊を抜きましょうということで、神道の仕方ではありますが、祭文を奏上し
ご先祖様方にお帰り頂きました。
後は浄土真宗ということもあり、お位牌等はありませんでしたが、その代わりなのかどなたかが作られたそのような板?がありました。
裏を見ると、なんとかまぼこ板(!!)で作ってあるのが見て取れましたけどね。(紀文の判?が押してあった;)
さすがにそれは此方で処分させて頂きますと申して持ち帰りました。
本来ならこれで終わりなのですが、御仏壇に供えられたお花は今日買って来たものなので、この後お墓参りに行き、そこへお供え
してきますと仰います。
それならば私もご一緒してかつての此方の当主でもあられた信者さん、今回のご依頼者さんのお姉さんのお墓へ参らせて頂く事と
致しました。
だったら私の車で行きましょうと言われますので同乗させて頂きました。
どうやら途中から道がかなり細いのだと言われます。
ご当主のおられる頃に一度だけこのお墓に参らせて頂いたことがあったのですが、さすがに20年近い以前の事とてどのような道を
辿ったのか全く記憶にありません;。
ご本人は慣れた感覚で車を走らせますが確かに途中からは、これは軽でも難しいのではないのか;?と思われる道を進まれます。
しかし、この辺りの方は普通車でもこの道を通られるんですよと言われつつ、細い道を上って行かれます。
ある一軒のお宅の敷地内へ車をお停めになりましたが、お墓参りの際にはいつもそこへ停めさせてもらうんだと言われます。
ですのでそこへ車を置き、今度は徒歩で行くのがやっとの狭い道を辿り、ようやっとでお墓へ着きました。
そこでろうそくと線香に火を灯し、しばしお参りさせて頂きました。
私が拝むと、かつての信者さんであるそのお姉さんが出てこられたようで、まぁまぁ遠い所へようこそお出で下さいました、家はご縁
のある方、気に入って使って下さる方に入ってもらいたいですね、仏壇も出来れば使ってもらえればねと言われたようでした。
ご自身が納得して建てられたお宅でしたので本当にそうだろうなと感じます。
以前も申したように私自身がなんとかなるなら、この家に住まいたいと思うくらいです。
いずれにしても、そのようにご縁のある方に入って頂ければなと思っております。
このようなことを今日はさせて頂きました。
一応これで此方のお宅の事は済んだかと思いますが、どうも思うのにまだこのご縁は続くのではないかしら?と感じております。
とは言え今後はどのようになるかは皆目分かりませんけども。
そうなればまた何処かでお会いさせて頂ければと思うところですね。
(夕方は曇りました)
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
朝は昨日の予報とは違い、そこまで冷え込む感じはありませんでした、おそらく曇っていたからでしょうね。
(昨夜の月 ほぼ満月でした)
今日は先日神棚を撤去したい、神様にお帰り頂きたいと仰った方のところへ再び参らせて頂きました。
そちらの家屋を売りに出すからとの理由でしたが、今回は御仏壇のいわゆる御霊を抜いてほしいとのことで伺いました。
先だって伺った際、立派な御仏壇がおありになるのは申した通りですが、此方については懇意にされておられるお寺さんへ後の始末
というのか、御霊を抜いてもらいますと仰っておられました。
葬儀を頼んだのも此方でしたしねと仰いますので、それはそうですね、それでも何かありましたらいつでもまたどうぞと申し上げて
その折にはお暇したのでした。
すると先週またお電話があり、実は仏壇をお寺さんに頼んで御霊を抜いてくださいと頼むと、そんなことはしなくてもいいと言われ
るんです、でもねぇこのまま何にもしないまま引き取ってもらうのはどうかと思いますしねぇと言われます。
聞けば浄土真宗らしく、私は仏門は詳しく存じませんので何とも申せませんが、やはりそれはどうかなと感じました。
そこで、では参らせて頂き、御霊を抜かせて頂きましょうということになったのでした。
以前参った折に、御仏壇だけはお花もお供えされ綺麗にされておりました。
今回も依然同様、新しい花も添えられ、そのまま保っておられます。
御仏壇自体はかなり手の込んだ造りでもあり、昔から安芸門徒と言ってこちらの宗派は?仏壇の装飾はかなり煌びやかなものがあります。
内側はおそらく金箔が張ってあるのが特徴の一つなのではと思いますが他を存じませんので、どこもそうならばすみません。
他にも蒔絵が施されていたりもし、下世話な話ですがお買い求めされた当時で百萬円以上はしたと伺いました。(平成に入っての物です)
御霊を抜くこととは全く別に、これをそのまま業者さんに引き取ってもらったとしても行きつく先は焼却処分でしかありません。
まぁ御仏壇をリサイクル?して別の方が使うということも聞いたことがありませんので、それもどうかな;というところではあります
が、実際のところ、これだけ手の込んだ、言うなれば一種の工芸品のような物ですので、これで終わらせるのはどうにも惜しい、
勿体ないと自分の方が感じたのでした。
ところで肝心のこの家屋の方のお話はあるのですか?と伺うと、直ぐ近隣の方が欲しいと言われていると不動産屋さんから聞いている
と仰います。
この凝った造りの日本家屋をご覧になり、これならばと思われたのでしょう。
まだ本決まりとはなっておられないようですが、それが決まると宜しいですねと話しておりました。
そんなお話を伺い、もし出来るのならばこうして御霊を抜いてしまうのだし、その方が引き続きお使いになられないだろうかと私は
感じました。
先にも書いたようにとんでもない話だと理解はしているのですが、このまま壊してしまうのは忍びないと感じるからですね;。
こんな話をひとしきりした後、まずはこの御仏壇の御霊を抜きましょうということで、神道の仕方ではありますが、祭文を奏上し
ご先祖様方にお帰り頂きました。
後は浄土真宗ということもあり、お位牌等はありませんでしたが、その代わりなのかどなたかが作られたそのような板?がありました。
裏を見ると、なんとかまぼこ板(!!)で作ってあるのが見て取れましたけどね。(紀文の判?が押してあった;)
さすがにそれは此方で処分させて頂きますと申して持ち帰りました。
本来ならこれで終わりなのですが、御仏壇に供えられたお花は今日買って来たものなので、この後お墓参りに行き、そこへお供え
してきますと仰います。
それならば私もご一緒してかつての此方の当主でもあられた信者さん、今回のご依頼者さんのお姉さんのお墓へ参らせて頂く事と
致しました。
だったら私の車で行きましょうと言われますので同乗させて頂きました。
どうやら途中から道がかなり細いのだと言われます。
ご当主のおられる頃に一度だけこのお墓に参らせて頂いたことがあったのですが、さすがに20年近い以前の事とてどのような道を
辿ったのか全く記憶にありません;。
ご本人は慣れた感覚で車を走らせますが確かに途中からは、これは軽でも難しいのではないのか;?と思われる道を進まれます。
しかし、この辺りの方は普通車でもこの道を通られるんですよと言われつつ、細い道を上って行かれます。
ある一軒のお宅の敷地内へ車をお停めになりましたが、お墓参りの際にはいつもそこへ停めさせてもらうんだと言われます。
ですのでそこへ車を置き、今度は徒歩で行くのがやっとの狭い道を辿り、ようやっとでお墓へ着きました。
そこでろうそくと線香に火を灯し、しばしお参りさせて頂きました。
私が拝むと、かつての信者さんであるそのお姉さんが出てこられたようで、まぁまぁ遠い所へようこそお出で下さいました、家はご縁
のある方、気に入って使って下さる方に入ってもらいたいですね、仏壇も出来れば使ってもらえればねと言われたようでした。
ご自身が納得して建てられたお宅でしたので本当にそうだろうなと感じます。
以前も申したように私自身がなんとかなるなら、この家に住まいたいと思うくらいです。
いずれにしても、そのようにご縁のある方に入って頂ければなと思っております。
このようなことを今日はさせて頂きました。
一応これで此方のお宅の事は済んだかと思いますが、どうも思うのにまだこのご縁は続くのではないかしら?と感じております。
とは言え今後はどのようになるかは皆目分かりませんけども。
そうなればまた何処かでお会いさせて頂ければと思うところですね。
(夕方は曇りました)
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。