ごきげんよう。車に興味を持ち始める中高校生の必読書として代表的なのが頭文字Dです。ゲーセンにも沢山置いてあり、人気ゲームの一つです。最近はみんな湾岸ミッドナイトやってるような気がします。頭文字DもH型のミッションにすればいいのにね。
純粋な中高校生をある意味騙しまくる頭文字D。この漫画のお陰で車に興味を持つ人が増えるのはいい事ですが、弊害とも言える偏見も生まれております。これをこの前バリカンさんといろいろ検証したので、それを踏まえながら思う所を10個書いていこうと思います。
1「ハチロクはとても速い」
藤原拓海があまりにも天才なもんで勘違いしやすいんですが、ハチロクは遅い車です。性能だけで見たら、漫画の中で2番目に遅い車だと思います。1番遅いのはハチゴーで、次にハチロク。まぁあのハチロクは謎の文太チューンが施されていますので、もう別物の車ですね。拓海のハチロクが150馬力くらいと表記されているんですが、結構パワーアップされてます。
2「ハチロクはコーナリングが凄い」
コンパクトFRだからコーナリングが凄いんだ、拓海はコーナリングでつめてるし!という感じになるんですが、実際ハチロクはかなりアンダーステアなセッティングになっており、そんなコーナーは得意ではありません。
3「ハチロクはドライバーを育てる車」
バリカンさんいわく「整備の面で」だそうです。
4「ハチロクがFDやランエボにストレートで追いつく、もしくは互角の勝負をする」
バリカンさんいわく「ありえない、ランエボに絶対勝てない」。現実にはマーチやフィットの方が普通に速い。頭文字Dでは皆バトルがしたいからハチロクに合わせて速度調整しているとしか思えません。
ここまではハチロクに思い描く幻想コーナーでした。ただ所有して乗ってみると最高に楽しい車だそうです。
5「4WDのドリフトはカウンターをあてない」
(FRほど)って()入れればいい表現だと思います。まったく当てないわけではありません。
6「ランエボ乗ってる人は性格が悪い。インプレッサは正義」
しげのの偏見による弊害。そんな事いったら頭文字Dのキャラは全員DQN暴走族で一括りに出来ます。高橋啓介なんて超絶DQN、文太なんて「いい年して古いインプレッサwww」と近所からバカにされるレベル。
7「上手くなる為にオイル代もケチる必要がある」
オイル交換はこまめにしましょう。ブローして92のエンジン交換してスーパーチャージャー?レビンをあそこまで仕上げるには結構金かかります。そのお金でインテRでも買えお前。
8「インベタのさらにイン!」
車ぶっ壊れます。このマンガのせいで真似して車壊す人が続出したとか。
9「エボ6の羽根は外すもの」
大学時代、本当にエボ6のリアウィングを外した奴いました。もったいない…。
10「R33は日産の失敗作」
カッコ悪いと言われていますが、性能自体はかなり上がっておりニュルブルクリンクではR32よりも21秒速い記録を出しています。個人的にはR34>R33>R32に格好いいと思うんですけど。
バリカンさんと私のどうでもいいツッコミ
1「高橋涼介が23歳」
お前のような23歳がいるか!
2「公道最速理論」
暴走族と同じだからサーキット行けよ。
3「池谷の友人、健二について」
もはやニート
4「三木先輩とのバトル」
あれは時速30キロくらいのスローバトルであるに違いない。
おわり。くだらなくてすいません(笑)