心の旅紀行

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専門家会議が作動していない

2020年03月02日 | 世界
安倍晋三内閣の政治は合法性、合理性を欠いていると思いますが、その原因は安倍総理が思い付きで政治を行うからだと思います。日本の政治家が専門知識がないことは昔からのことです。そのために合法性、合理性をチェックするため専門組織や専門家会議を設置しています。ところが安倍内閣ではこのようなチェック機能が作動しません。安倍総理が独裁主義だからです。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスで船内集団感染がおこっていることが問題になったとき、何と専門家会議を設置しないまま安倍内閣と関係政府組織で処置にあたっていたことがわかりました。これではいけないということで新型コロナウイルス対策については専門家会議を設けると聞いていたが、どうも会議ができたのかできないのかはっきりしないまま、今度は安倍総理の独断で小中高校いっせい休校要請が出て、教育委員会、学校、親は大慌てです。通常は、クラスに病原性ウイルス発症者が出るとクラスを閉鎖して感染拡大を防ぐのですが、今回の要請は、感染者も確認しないまま学校全体を閉鎖するというのですからどこか非科学的です。安倍総理の思い付きだったようです。このまま感染拡大が続いたらオリンピックも開催できない、経済縮小は大幅、安倍内閣に批判が集中すると彼は慌てたようです。しかし感染拡大がどこでおこっているかまったく調査研究できていません。用心しすぎはいいのですが、合理性を欠く思い付き行政は混乱のもとです。無駄も大幅に増えます。

今回のウイルス問題だけでなく、安倍内閣のもとで原子力利用継続による放射性物質増加・拡散、経済低迷、政府借金累増、貧困層拡大、隣国との関係悪化、火力利用継続による炭酸ガス排出など国の問題が大きくなる一方です。安倍内閣はどの問題についても合法的、合理的取り組みを行いません。安倍総理の思い付きでやっています。何となくこの安倍総理の思考法が人々の思考法と一致しているようで人々の安倍内閣支持率が高い状態で今日に至っています。

日本は落ちるところまで落ちるのではないでしょうか。安倍総理を批判する政治家で人々に対し説得力を持っている人は今は一人もいません。人々もどうすればいいのかわからない状態に陥っています。

もうちょっと合法的、合理的政治とは何か私達は落ち着いて考えてみる必要があると思います。空気がなくなるといううわさに怯え、人々は風船をくわえて呼吸したという映画を子供の頃見たことを思い出します。
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