アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

大蒔絵展

2022年11月11日 | 東京
おはようございます。




日本橋にある
三井記念美術館に
「大蒔絵展」
漆と金の千年物語
に行ってきました。
(11月13(日)まで)




日本橋三井タワー
一階アトリウムから入り
専用エレベーターに乗り
7階の美術館へ向かいます。


アトリウムは、


ビル4階まで伸びる高さ26mの光溢れる巨大空間です。
薄いブルーのガラスの向こうに、
隣のビルが透けて見え圧巻です。


さあ、行ってみましょう。
エレベーターも豪華ですね。


どこもピカピカと
輝いておりました。



入り口を飾る
牡丹と鶏の衝立や


「嶺」池田勇八(1886〜1963)作
ブロンズ像。
撮影可能な場所で写真を撮っております。

🗻

漆で絵を描き、
金粉や銀粉を撒き付けて文様をあらわす「蒔絵」は、
日本文化において長きに渡り理想美の象徴となっています。

蒔絵の
藤、橘、葛、朝顔、椿などのお花たちや
鳥、蝶の文様を見つけると
懐かしいような
とても穏やかな気持ちになります。
蒔絵の黒や金を見ていると
ひな祭りのお輿入れのお道具を思い出します。
と考えてみると
私たちは
幼き頃から
蒔絵に親しんでいたのですね。
一番好きだったのは、
第4章東山文化ー蒔絵と文学意匠の
作品No.55の
掃墨物語絵巻(ハイズミモノガタリエマキ)
南北期〜室町時代のもので
白粉と眉墨とを取り違えた娘が
仏心をおこし出家する物語です。
登場する女の子が笑っているシーンが
あるのですが
絵の外に文字が書かれており
漫画の吹き出しのように見えるとも
いわれているそうです。
現代の人間国宝の展示では
・赤蜻蛉蒔絵箱は
植物の中を飛ぶ蜻蛉が美しく
・「秋奏」というオルゴールは
音色を聞いてみたかったです。


出口側の

大きな金庫を見てから帰ります。

美術館歩きは楽しいですね。

三井記念美術館 中央区日本橋室町2−1−1 三井本館7階

素敵な1日になりますように。
いつも「アラブの猫」にお越しいただき誠にありがとうございます。
有名でも人気者でもありませんがちいさな幸せを感じています。


ウィラブコーヒー☕️
お湯を注ぐとき粉がふっくらするのを
みるのが好きです。
私たちがコーヒーを好きなのを
覚えておいてくださりありがとう☺️☺️