CAT

晴れていて
あったかい
日曜日。

今日がチャンス！
猫を
綺麗に洗ってあげよう。

お風呂場に
大きなプラスティックのたらいを
2個用意する。
40度くらいのお湯を張っておく。
体にお湯をかけてあげる
手汲み桶も
たらいのそばに置いておく。

シャンプーは
ポンプ式で
押すと
泡で出てくる製品を
ここ数年使用している。
目に入っても痛くないのと
ばらのかおりがするのが
気に入っている。


猫をそっとお風呂に連れてきたら
猫が「ここはどこ？」と
ぼーっとしている隙に
左手で体を支えてあげて
右手で
手おけを取り
たらいから汲んだ
お湯を体全体に
かける。
顔と耳と尻尾には
なるべく
お湯がかからないようにする。


まず
前足と後ろ足に
泡状シャンプー剤を
こんもりと
のせてあげる。
数十秒
成分を浸透させる。
（うちの猫は数十秒が限界）
動いたりするので
気をつける。
浸透させてから
お湯で流してあげると
真っ白な足が
見えてくる。
足が終わったら
背中そして
腰の辺りは
念入りに
洗う。
洗っているのを
見ている方は
汚れが取れ
綺麗になっていくのが
見えるから
気持ちいいのだけれど
猫の方は
ちょっぴり迷惑顔。
おわーんという泣き声と
エア噛みで抵抗する。
本当に噛まないので
いい子だなあと思う（親バカ）

猫は目を合わさない動物と言われているけれど
うちの猫は
シャンプーをやめて下さいと
訴える時
目を大きく開けて
そりゃもう全開で
飼い主のハートに
訴えかけてくる。
わかったよと
いうまで
見つめてくる。
なので
私はそのときばかりは
目を合わせない。


肉球も優しく
撫でながら洗ってあげる。
しょっちゅう洗わないので
念入りに。
手じゃなくて
ガーゼのハンカチで
撫でるようにしても
よい。

5分ほどで
シャンプーは終了。

大判タオル二枚で
ふんわり包み
ゴシゴシ
水分を拭き取る。
タオルが濡れたら
替わりの二枚を
出して
また
猫を包んで
ゴシゴシゴシ。

そして日のあたる窓辺へ
連れて行く。

肉球を拭きながら
指紋がないんだなあ
猫ってと思う。


お日様にお任せ。
3時間したら
猫は
ふっくら
仕上がってます。

綺麗になって
見違えちゃったと
母はいつも思います。
ありがたいなあ
そういう感情。


サリュ。