染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

巨匠の来市 〜オーケストラ・リベラ・クラシカ

2018年03月09日 | 店主の一日
十日町では昨秋に文化ホールが新しくできました。名前の経緯や良し悪しはともかく様々な催しがあります。
とりわけ楽しみにしているのが明日の鈴木秀美氏指揮のオーケストラ・リベラ・クラシカの公演です。
鈴木秀美氏は日本を代表するチェリストです。
僕の様な素人が何かしら書くなんてことができないのですが、とにかく巨匠が十日町にきます。

出張帰りの昼のほくほく線に外国人混じりの大団体がドヤドヤと乗ってきました。チェロやバイオリンを持っています。
明日の公演のために来市したリベラ・クラシカの皆さんでした。
ダウンを着た鈴木秀美氏も!
めっちゃテンション上がりました。

チェロのケースに貼ってあったリベラ・クラシカやバッハ・コレギウム・ジャパンのステッカーもカッコいい。
明日の公演が楽しみです。


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機織りとインスタレーション

2018年03月08日 | 店主の一日
インスタレーションという言葉を最近、意識的に知りました。
「大地の芸術祭」でしばしば使われる言葉なのですが、「ふぅん」という感じでいました。

今日はある展覧のオープニングパーティーの案内をいただき、一日出張を延ばして行ってきたのです。
僕に案内をくださった堀川さんの作品がこれ。

染織家の柳楽さんとのコラボ。
糸は筬を真っ直ぐに通って緒巻きに届くものと思っていましたが、この自由な浮遊感に圧倒されました。

そもそも、筬からの糸が方々に跳ねている状態なんて考えた事がないですもんね。
もちろん、これはキチンと筬を通っているので、このまま織物にする事も可能です。
この糸の隙間に入って織機を見るのも実に楽しい。
とても刺激のあった夜でした。

「芸術家の棲む家」
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久エ門君は札幌へ。

2018年03月08日 | 店主の一日
よいですよねぇ。
札幌。

久エ門君がきはだやの出来て間もない紬を持って出かけています。和装に合う大きめのバッグが揃います。ご覧にお立ち寄りください。


以前は僕も札幌三越の新潟物産展に行って、随分たくさんのお客様にご贔屓いただきました。
この「物産展」と言うのは毎年楽しみにしてくださっている方がいて、毎年行くと、馴染みのお客様ができます。
今でも時々、僕がどうしているかと問うて下さるお客様がいらっしゃるのはありがたいです。

おや、絞りの布もよいですね。
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高崎高島屋

2018年03月08日 | 店主の一日
きはだやでは新潟物産展などで、全国各所に行っていますが、一番近いのがここ。
「高崎高島屋」
今回は職人展で金井さんが出かけています。
きものの仕事をして40年を超える大先輩。
きはだやのオリジナル始め、越後の紬が揃います。
高崎、前橋近隣のお客様、是非お出かけください。



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金井さんは高崎へ、久ェ門くんは札幌へ、店主は東京へ。

2018年03月07日 | 店主の一日
今日から金井さんは高崎高島屋さん催事場での日本の伝統展、久ェ門くんは札幌三越での新潟物産展。
そして店主は東京。
今日の東京は思ったよりずっと寒いです。
それでも花粉症が始まったか、鼻がぐずぐずしてます。
十日町はまだ雪に囲まれていますが、都内は河津桜が満開。
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さんよと雪花火と桜餅

2018年03月03日 | 店主の一日
今日は「さんよ」です。
天気もよくて、全くもって春の感じです。

町の中でポスターをちらほらみかけます。

僕は今日は町内会があるものですから、生憎、見に行くことができません。
それでも今日はさくら餅くらいは買って帰ろうかと。

スーパーにきたら、なんだかお客さんがいっぱいで、「なんだろう??」と思っていたら、今日は「桃の節句」なのですね。
我が家は坊主ばかりなので、〜まあ、家内はいるけど〜すっかり桃の節句を忘れていました。

併せて、今日は近年の十日町の人気イベント「雪花火」もあります。

二、三日前から市内に駐車場案内する看板が出てきました。
ちょっと見てみたい気もするのですが、会場の往復はシャトルバスで、帰りは二時間待ったと云う話を聞いて、
諦めました。

僕には向いていません。
あはは。
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「特A」落ちの衝撃

2018年03月02日 | 店主の一日
魚沼産コシヒカリのランキングが初めて食味ランキングの「特A」から「A」ランクに格下げになりました。
結構な衝撃です。

この評価が始まって以来の28年間、「特A」を維持していたのは「魚沼産コシヒカリ」のみでした。
評価開始当時はまだ、「魚沼産」で単独上場をしていない頃からの話だと思います。その「ごちゃごちゃ」当時から維持してきたものが、ここで途絶えるのは実に残念です。
自分でも普段から地元のコシヒカリを食べていて、やはり美味しいコメだなあと感心をしながらも、他の産地のお米に比べて、少し価格差が大きいので、「美味くて欲しい人がいるのはいいけれど、こんなに高いといかんよあ〜〜」と価格差に危機感は持っていたのですが、「品質が下がる」と云うのは全く想定をしていないことでした。
報道では「品質は相対的なもの」という書き方をしてありますが、今まではその「相対的」な基準の中できちんと最高位だったわけですから、相対もへったくれもないなあと。
もちろん、魚沼産コシヒカリの中にもバラツキはありますからね。
今回は魚沼と一緒に中越地区のコシヒカリも「特A」から「A」に落ちているので、気候的影響もあるのかとも思います。
話題になった他の産地のお米も食べてみますが、〜どんなものでも宅配で届きます。便利な世の中です〜僕個人の感覚では、「コシヒカリに追いつくのはなかなかなか難しい」
と思っていました。まあ、慣れもあるのかもしれません。

もう一つ驚いたのは新潟県は「コシヒカリ一辺倒」であったこと。コシヒカリは全国12の産地で「特A」を取っています。
他の品種と比べても産地数が圧倒的に多く、優れた品種であることが伺えますが、北海道や、宮城、福島等々のように複数の品種で「特A」を持っていないということでした。20年ほど前から栽培されているこしいぶきがAランクなだけです。
また、北海道産米のようにコシヒカリを親や祖父に持たないお米が「特A」を取る品種も増えてきましたですね。
これはまさに、他の産地の努力と評価してよいのだと思うのです。
新潟県でも新品種「新之助」が出ましたが、味も知名度もまだまだかなあと。


20年ほど前に読んだお米に関する本で、著者の方が「現在ではコシヒカリに勝る米はない。自分の想像力をして更に美味しい米がイメージできない。コシヒカリの優位はあと20年は続く」と書いてありましたが、ここにきてライバルが増え、人の世代も味覚も変わりつつあるのかもしれません。
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