染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
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夏の「きりざい」

2016年07月26日 | 店主の一日
この時期なんとなく食欲が下がってくる気がするのですが、この値域の夏のおかず「きりざい」があると、実によく食事が進みます。
それほど面倒なものではなく、畑にある夏野菜、きゅうりやなす、ビーマン等を細かく刻んでミョウガやシソの葉などを加えて醤油を入れるだけのもの。
家々によって入っているものが違ったり、さっぱりと早い時期のもの食べる人にしっかり塩気が浸かってから食べるのが好きな人様々です。
しかも、この夏の時季を過ぎて秋風が吹くとあまりそそられない食べ物でもあります。
どこの家庭でも各々の味やレシピが違って、季節の野菜で安く簡単に作れる。なるほど、俗に言うB級グルメだなあと。
(B級グルメの定義はともかく)実際に「きりざい」を使ってPRや町興しをしているところもあるようです。
「地元で普段から手軽に食べる」食べ物って大概コストが低い、あるいは簡単に作れるものがほとんどなので、そういうものを商売ベースに乗せようとすると、「こんなものでお金は取れない!」という発想になってしまい(まあ、実際そうなのだけど)、具材を高級化したり、手のかかったものにしてしまい、本来の味わいから離れていってしまうように思います。
「まかない」を表舞台に出すってなかなか難しいですね。



今年は今ひとつ、なすの元気がない。
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