仙台に来る時の新幹線は案外と混んでいました。
三人掛けの窓側に座っていたら大宮から小さなお子さんを二人連れたお母さんが隣の席に来られました。小さな坊ちゃんはお母さんが抱っこですね。
子供の頃は列車の窓側が大好きでした。(今もだけど。飛行機に乗ると、ずっと外を眺めています。国際線でも外ばかり見ていて、常に寝不足。)
お母さんはスマホとタブレットを各々、二人の子供に渡すと、ご本人もずっとスマホを眺めています。
子供たちもよい子でずっと小さな画面を見ています。全くもってよい子です。
窓側で外を見たがる様であれば、場所を代わる気構えは出来ていたのですが、全くそんな必要はなく、三人とも一言も聞かずにスマホの画面をフリックしているのでした。
好天でしたので桜や菜の花が咲いていて、春の景色でした。よい季節です。
彼らがそのうちにリアルな世界の面白さに覚醒して、今までの不足を一気に補う様に現実から情報を吸収する時が楽しみです。