goo blog サービス終了のお知らせ 

染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

苺の紅

2011年06月21日 | 店主の一日

苺をいただきました。

市場でイチゴの相場が最も高いのは12月のクリスマス前だそうです。冬の間中もハウスのイチゴが手に入りますし、イチゴ狩りもハウスの中です。一年中見かけるイチゴですが、十日町辺りで露地物の苺が出るのはちょうど、この梅雨のころでしょうか?近所の玄関にもプランターに植えた苺がなっています。

子供の頃は土市や水沢の辺りから苺売りのおばさんがきてました。リヤカーに苺を載せてきていた気がしますが、今になってその道のりを考えるとそれなりに大変そうなので、もしかしたら車だったのかも知れません。今ほどプラスチックのパックが普及していなかったので、ボール箱にシダのようなものを敷いた上に真っ赤な苺が載せて売っていた気がします。苺は虫も着くし、鳥も来るので大変ですよね。苗の下に敷き藁をして育ててやるのだと思いますが、昨今では藁も中々手に入り難い状況のようです。

今のスーパーでは様々な果物が手に入るので~もうブドウだって売ってる~クリスマスから店頭にあるイチゴにはあまり強い関心が行きませんが、こうして露地物の苺を食べるととても酸味が強く味が濃い感じで、ハウスのイチゴとは一味違います。種と云うか、あのボツボツも堅くてしっかりした感じです。そんな露地物の苺は今頃の蒸し暑さにとても似つかわしいように思います。それに、なんだかこの季節に採れる苺は「イチゴ」よりも「苺」の字面のほうが似合うように思いませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする