明日は初市です。お昼過ぎから準備を初めている人がちらほら見えます。
きはだやの斜め向いの道から途中の神社に行く迄の間に市が立ちます。
子どもの頃は市の日となると学校からの帰りが楽しみでした。艶やかなりんご飴に、甘い匂いの綿あめ、暖かいたい焼き、勿論、おもちゃを扱うお店もありました。でも、私の家では「市でおもちゃを買うべからず」みたいな不文律があって、お正月にもらったお年玉で買い物をした記憶がありません。
私が子どもの時分は八つ目鰻をさばきながら売っていて大層キモチが悪かったと今でも母親は言います。
十日町の市はそんなノスタルジックなものがぐちゃぐちゃに投げ込まれた場所でした。
毎年、人気は「ちんころ」という米粉をつかった細工。この季節の縁起ものでもあり、早い時間から「ちんころ」を求める人が列を作ります。以前は私の実家の近くの家で一家総出で作っておりました。なんでも、米粉をいい固さにするのが大層難しいのだそうです。その家のおじいちゃんが亡くなってからは市内の団体で作る様になり、2件で扱います。
かつてに比べると露天の数も減りましたが、それでも市の日は楽しみです。
明日から5日おきに25日まで市の日がつづきます。
きはだやの斜め向いの道から途中の神社に行く迄の間に市が立ちます。
子どもの頃は市の日となると学校からの帰りが楽しみでした。艶やかなりんご飴に、甘い匂いの綿あめ、暖かいたい焼き、勿論、おもちゃを扱うお店もありました。でも、私の家では「市でおもちゃを買うべからず」みたいな不文律があって、お正月にもらったお年玉で買い物をした記憶がありません。
私が子どもの時分は八つ目鰻をさばきながら売っていて大層キモチが悪かったと今でも母親は言います。
十日町の市はそんなノスタルジックなものがぐちゃぐちゃに投げ込まれた場所でした。
毎年、人気は「ちんころ」という米粉をつかった細工。この季節の縁起ものでもあり、早い時間から「ちんころ」を求める人が列を作ります。以前は私の実家の近くの家で一家総出で作っておりました。なんでも、米粉をいい固さにするのが大層難しいのだそうです。その家のおじいちゃんが亡くなってからは市内の団体で作る様になり、2件で扱います。
かつてに比べると露天の数も減りましたが、それでも市の日は楽しみです。
明日から5日おきに25日まで市の日がつづきます。