「布斗麻邇<フトマニ>」と読ませます。「太占」、上代神話時代の占い一つです。
この方法は、鹿の肩骨の一部を火で焼き、そこに現れたひび割れで吉兆を占うという方法です。平安時代、天皇の「大嘗会」の際に使われるお米の栽培地を決めるのも、この「太占(ふとまに)」によって行われていました。
後三条天皇の大嘗会に使われた米(稲)が、この「太占」によって、此吉備津の地で作られることに決まります。それを祈念した緑色変岩の歌碑が有木神社のほとりに、往時を確かに語るように、真夏日を一杯に浴びて、木立の中にすくっと立っております。
“大嘗会和歌集 後三条院治暦四年十一月 主基方備中国有木山有山祠
「祈ることしるし有木の山なればちとせのほどもたのもしきかな」”
と。
こんなたのもしい風景にも出会うこともできる歴史の町吉備津です。
“ちとせごの今を映して佇める
経衡の碑のたのもしきかな ”
“真金吹く吉備の野に立つ経衡の
歌碑静もりて何語るかも”
駄歌です。お笑いください。
この方法は、鹿の肩骨の一部を火で焼き、そこに現れたひび割れで吉兆を占うという方法です。平安時代、天皇の「大嘗会」の際に使われるお米の栽培地を決めるのも、この「太占(ふとまに)」によって行われていました。
後三条天皇の大嘗会に使われた米(稲)が、この「太占」によって、此吉備津の地で作られることに決まります。それを祈念した緑色変岩の歌碑が有木神社のほとりに、往時を確かに語るように、真夏日を一杯に浴びて、木立の中にすくっと立っております。
“大嘗会和歌集 後三条院治暦四年十一月 主基方備中国有木山有山祠
「祈ることしるし有木の山なればちとせのほどもたのもしきかな」”
と。
こんなたのもしい風景にも出会うこともできる歴史の町吉備津です。
“ちとせごの今を映して佇める
経衡の碑のたのもしきかな ”
“真金吹く吉備の野に立つ経衡の
歌碑静もりて何語るかも”
駄歌です。お笑いください。