ようやく「正妃」も決まり“宮内<オホミヤノウチ>”に入られます。それを大層にお喜びになられた天皇「ジンム」は、例によって歌によって、それを表します。
“阿斯波良能<アシハラノ>
志祁去岐袁夜邇<シケコキヲヤニ>
須賀多多美<スガタタミ>
伊夜佐夜斯岐弖<イヤサヤシキテ>
和賀布多理泥斯<ワガフタリネシ>”
と。これも解釈は必要としないのですが、まあ・・・
『あの葦が沢山生えている狭井河の辺にあった<シケコキヲヤ>「繁こき小屋」に、菅のしき物を“伊夜佐夜斯岐弖<イヤサヤシキテ>”弥清敷而”清らかに敷いて、二人で寝た事があったなあ。そんなことも思いだされることよ!!!もうこれからは何時も一緒にいてくださいよね。』
と、優しくも丁寧にイスケヨリヒメに呼びかけるのです。新婚の夫婦の間にかわされた愛の歌です。ジンムの人柄までが読みとれる言葉でもあるのです。
“阿斯波良能<アシハラノ>
志祁去岐袁夜邇<シケコキヲヤニ>
須賀多多美<スガタタミ>
伊夜佐夜斯岐弖<イヤサヤシキテ>
和賀布多理泥斯<ワガフタリネシ>”
と。これも解釈は必要としないのですが、まあ・・・
『あの葦が沢山生えている狭井河の辺にあった<シケコキヲヤ>「繁こき小屋」に、菅のしき物を“伊夜佐夜斯岐弖<イヤサヤシキテ>”弥清敷而”清らかに敷いて、二人で寝た事があったなあ。そんなことも思いだされることよ!!!もうこれからは何時も一緒にいてくださいよね。』
と、優しくも丁寧にイスケヨリヒメに呼びかけるのです。新婚の夫婦の間にかわされた愛の歌です。ジンムの人柄までが読みとれる言葉でもあるのです。