先週末で作業終了。
まずはREFLEX版。

やはりクリアバックスのキャノピーを無理やり取り付けたコクピット後方の背中のカーブがイマイチ。機首上面のカーブも若干ぎこちないんだけど、これは組んでみるまで気付かなかった。

光線の具合で迷彩塗装の筆の跡がくっきり見えてしまう。迷彩に使用したのは上面がMr.カラーのNo.42,306,340、下面はNo.308。グレーはもう少しだけ暗いトーンでもよかったかも。

コクピット周辺。でかくて透明度も高いので内部が丸見えになってしまう。照準器はなかなかいい感じに出来たと思うが、もう少し位置を低くするべきだった。
続いてHELLER版。

クリアバックスはREFLEXに回してしまったがキットのキャノピーでも十分。やはり中がよく見える。ウィンドシールドのフレームはこっちの方が実物に近いような気がする。ピトー管はどっちのキットも省略されてたので伸ばしランナで自作。曲がって付いてるように見えるのはカメラのレンズのせい(だと思う)。

コクピットの上下に付くアンテナが太すぎた。こっちもだいぶ筆の跡が残ってるなぁ。

コクピット周辺。やっぱりアンテナが不細工。

先日作ったC.690M(ペーパーモデル)と並べて3ショット。一目で同じメーカというか同じ設計者の作品だとわかってしまう(^ ^)
スタイル的にはなかなかいいと思うけど、たった450馬力で480km/h以上出たのはさすがレーサーが基になってるだけのことはある。
C.714については佐貫亦男さんの"ヒコーキの心"に収録されてて、昔から何回も読んでいたはずなのにREFLEXのキットを買った時にはすっかり忘れていた。それによると、初飛行は1938年というから零戦よりちょっと前くらいか? でもフランス空軍に採用されたのはいいけど上昇性能が悪いってことですぐに生産打ち切られたそうだ。そんなこと採用前にテストして分かるはずなのにフランス空軍まじめに仕事してないな。で、作っちゃった機体はフィンランドに売り飛ばしたり、亡命ポーランド人部隊に押し付けたりした。フランス人も人が悪いよな。
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