カーマの 日々☆コレどっこいしょっと

おばちゃまカーマは何をするにも時間がかかります。
気が付けばアっ!という間に夜なんですよ?もぉーどうしましょ☆

嬉しさもいろいろです

2012年04月05日 | ちょっとイベント☆

先日、歯医医院に行ったついでに美容室で髪をカットしてから夕刻帰宅すると、一足先に帰宅していた夫が唐突に、「出かける?」と訊いてきました。 

 なあに?(・∀・)?  と私。

 ほら。明日はアレなんでしょ?(結婚記念日と言いたい模様)夫流のテレ隠しです、( ´、ゝ`)フ

 銀座(宝飾店)でも行ってみる?

 え" 今から?;  

こんな時、以前の私だったらちょっぴりオシャレしてホイホイと夫と出かけて行ったと思うのですが、正直この日はちょっと億劫だわ~と思ってしまって・・・
昨年の大震災以降、私の中で贅沢品に対する意識が変わってしまったようで、購買意欲も沸かず、目すら行かなくなりました。

と言いながら夫には ( ̄ー ̄)ゞ ラジャ♪ <(結局行くんかい!)<ええ。行きますとも!

だって夫が折角気分よく誘ってくれているのに、水を差すような真似はしたくないではありませんか。

早速何度かお世話になっているお店の担当さんに連絡を入れ、身支度を整え終わったところへタイミングよく娘が帰宅したので、娘も一緒に連れて出かけていきました。
その時は本当に買ってもらう気などさらさら無くて、軽く目の保養をした後、家族3人で食事をして帰るつもりだったのですが、何とたまたま目に留まってしまったものが一点だけございましてですね。^^;
和テイストのデザインのペンダントなんですが、夫も娘もそれがいいねというのでありがたくプレゼントしてもらいました。

    

出かける前は物欲無しみたいな事を言っていたのは何処の誰でしょう。忘れてください。(; ̄ー ̄A)

お店から軽く接待を受けた後、お次は娘への、こちらは2ヶ月早いバースデープレゼントを選びに行きました。
今まで使っていたi-Podが壊れてしまったというので、新たに周辺アクセサリーも含めてプレゼントすることにしましてね。

娘は、どれにしようかと迷っていて、三箇所のディスプレーコーナーをあっちへ行ったりこっちへ来たりしながら、最終的には夫に相談して決めておりました。

このですね、ど~ってこと無い夫と娘の様子をコーナーを1つ隔てた位置からなんとなく眺めていた私。。。しみじみとしてしまいました。

ある事を切っ掛けに父親と娘との距離が少しずつ縮まってきているのを実感していたからです。それまでは浅いけれど溝が存在していたのです。

夫は所謂、昔タイプの頑固者でして、物事に対して「○○はこうあるべき」と決めつけているところがあり、娘に対しても、「娘とはこういうもの」という枠からはみ出すことを許さない人でした。

ですから特に中・高校生の頃は同級生のお友達と比べてかなり窮屈な思いをしていたと思います。
娘のお友達やそのご両親からも、今時珍しく古いタイプの旦那様ですよね、と言われた事も何度か
 
娘は都内の私立の中高一貫校に通っていたのですが、割合で言えば都内よりも隣県から通ってくる生徒さんの方が多く、仲の良かったお友達のKちゃんなどは片道2時間もかけて通学していたのです。

何時だったか、Kちゃんの家に仲良しグループのメンバー全員が御呼ばれしたことがあって、夕方になってKちゃんのお母様から、
我が家は田舎なので往復の時間を考えたら皆に泊まってもらおうかと思うのですが、構いませんか?というような申し出の電話をいただいた時は困りました。

校則では外泊禁止のはずだろう?帰って来させないとダメだよ。許可はできない、断わりなさい」と言われしまった私・・・ここは、迷いました。確かに外泊は禁止でしたから。(汗)
でも、私としては娘の状況が想像ついただけに、Kちゃんちに泊めていただいてもいいのじゃないかしら?と安易に考えてしまったのです。

事実、一緒に集まっている他のお友達の親御さんは全員許可されたので、Kちゃんママからの再度お伺いの電話を受けた時には独断でお願いします!と言ってしまったら夫、
超~~超~~不機嫌になりその場でダメ母の烙印を押されてしまった妻でございます。(イエイ

思えばあの時から我が家には微妙な空気が生まれていのかなあ。。。
他所さまのお宅では些細な事でも、我が家では何故か一大事になってしまうのは夫の四角四面の思考回路に依るものです。断言しちゃうもんねーo(((≧0≦)))o

夫の思い描く理想的(例えば聞き分けの良い娘)であれば問題は無かったのでしょうけれど、その後も高校を卒業して大学生になる時に娘が
ピアスの穴を空けたいのだけどいいですか?と父親に許可を願い出た時などはもう大変でした。

勘当級にお怒り遊ばしちゃった夫は、娘に味方した私に対しても同様で、しばらくは口もきいてくれませんでした。ラッキ~

その後も些細な出来事が幾つかポツポツと積み重なり、とに角、自分の考え方や志向に理解を示さない父親に娘は接し方を思いあぐねていたのですね。
昨年の秋、私が初めて一泊旅行で家を空けた日の夜、たまたま夫と娘の間で行き違いが起こってしまい、とうとう父親のわけの分からない暴言の嵐に娘は爆発

娘が最大限の抵抗を見せた様子を帰宅後に娘から聞いて

それまではほぼ私を介して物事を伝えあっていた夫と娘が、私が留守にしたことで直接対決したわけです。
でもその甲斐あってか、夫はその日を境にパタリと娘に文句を言わなくなりました。

娘の新たな一面を目の当たりにして、改めてわが娘のことを客観的に見つめ、いろいろと考えたようなんですね。
そしてワンマンな自分を反省☆(・・したかどうかは分かりませんが^^;)娘を一人前の大人として見るようになったのは確かです。
娘が転職して帰宅が早くなってからは、家族三人で夕餉の食卓を和やかに囲む日が増えましたし、夫と娘のざっくばらんに会話も聞けるようになり、肩が軽くなった気分を味わってます。

大きく話が逸れましたが、娘にはウォークマンとケースとイヤホンとをプレゼントしました。

普段お酒は飲まない夫が、お寿司屋では娘の生ビールを少しだけへずっておりました。

なんか可笑しい。アハハ

 

でもうれしかったの。^^