カーマの 日々☆コレどっこいしょっと

おばちゃまカーマは何をするにも時間がかかります。
気が付けばアっ!という間に夜なんですよ?もぉーどうしましょ☆

一人旅&二人旅を満喫♪4日目(宿毛~四万十~桂浜~高知城~羽田)(後)(終)

2012年07月24日 | 一人旅

だらだらと続いた旅行記も今回が最後です。(;*^-^)b  

さて、ここから後の観光先【高知城】は私一人です。

この時間は、謂わば"おまけ"のようなものでした。
高知空港を19時10分に発つ便までには、まだ3時間ほど余裕を残していましたので、【高知城】を見物をしてから空港に向かえばちょうど良いかなぁと言った次第です。
でも、ガイドをお願いしたタクシーの運転手さんには「桂浜」を出発する時に高知城にも行きたいと伝えたものですから、かなり慌てさせてしまいました。^^;

この調子だと、高知城に着いても天守閣まで登る時間は無いかも知れないですね、もっとボクが早く気付いて閉館時間を確認しておけば良かったですね、
天守閣まで普通に登って20分ぐらいはかかったと思うんですよ、ギリギリに着くかどうか (と運転手さん)

そうですか。別に間に合わなかったら間に合わなかったで構わないですから、取りあえず行ってみてくださいな。
登れなかったらその時です☆    
なんの
 わたくし10分で登ってみせますから☆ ⌒ ▽ ⌒ )だいじょぶ、だいじょーぶー♪ ←細字の部分は口にこそしませんでしたが、なぜかワタクシ根拠の無い自信に満ちておりました

メラメラとチャレンジャーの血が騒ぎましたよ、どっこいしょっと☆

 

交差点を左折すると直ぐに高知城です。

【追手門】の前でタクシーから降りる際にも、間に合うといいのですね!すみませんでした。どうぞお気をつけて!と仰った運転手さんのメルアドを伺っておけばヨカッタかな~☆「(≧∇≦)
後で天守閣から撮った画像を送りつけたら心残りから解放されたかもしれません☆尤も、交差点の角を曲がった時点で解放されていたかも~、なんて

この時点で腕時計を確認しましたら、閉館時間までの残り時間はきっかり20分でした。 カーマおばちゃまダメモトでスタート

まず【追手門】をくぐり、【杉ノ段】へ。さらに【鉄門跡と詰門】【二の丸】、そして【本丸】から【天守閣】へいう具合に、ここまで止まる事なく一気に階段を上りました。
途中で立ち止まったのは入館料を支払った時だけです。もちろんダッシュで上ろうなんて、そんな無茶な真似をするほど(できるほど)ワタクシ若くも体力もありませんのでね。

ただ、宇和島城の石段と10とすると、ここ高知城の石段はの脚力でいけそうな整い具合と申しましょうか、 
これがもしも逆だったとしたら、完全にアウトでした。恐るべし宇和島城~ (; ̄▽ ̄A...

最後の階段を登りきった時には流石にゼイハアゼイハアしていましたが、予想していたよりも2分速い8分で天守閣の天辺に着けました☆ ヤター(・∀・)凸
直ぐにスマホで天守閣から見下ろした写真を撮って、「間に合いましたよ~」 に添付してまきさんに送信~♪☆

が、この時はこの後、痛いオマケが付いてくるとも知らずに、暢気なものでした。(どのようなオマケかは最後の方で(

ちなみに今パンフレットで確認しましたら、《まっすぐルート》と《ゆったりルート》の2通りが描かれておりまして、《まっすぐルート》を進んだ場合、追手門~本丸までは約8分。
これが最も早く本丸に到達することが出来るルートとなっておりました。(私の場合は本丸~天守閣までの時間を節約したことになりますかね。)^^

 

先客の修学旅行の学生さんたちや、外国からの観光客とみられる少人数のグループなどがいつの間にか引き上げてしまい、気がついたらだ~れも居なくなっておりました。

天守閣は私ただひとり。

静かです・・・

ここでも貸切というか私、閉じ込められちゃったらどうしましょー (<ナイナイ)

 

下る時は時間を気にせずゆっくりと見ながら下りました。ここでも石垣を堪能。 

時々トレーニングウェアを着た学生さんたちの集団とすれ違いましたが、石段を駆け上ったり下りたりして部活のトレーニングでしょうか。脚力を鍛えるにはちょうど良いのでしょうね。

 

ぼんぼり型の外灯に灯が点り始めたころ、追手門でタクシーを拾って高知駅へと向かいました。

駅前の物産館で空港行きのバスを待っている間にお土産物を買ったりしていると、外はぽつりぽつりと雨が・・・そしてバスに乗り込む頃には本降りになっておりました。
一通り観光が済んでからの雨でしたからラッキーだったかな。^^ 

空港の軽食コーナーで簡単な夕食を済ませて、搭乗口へ。

東京までは凡そ1時間のフライトですから、時間だけで考えれば通勤圏と言えなくもないような。
帰りの便はジャスト1時間で羽田空港に着きました。

 

到着直後に受信した娘からのメールに「楽しかった~無事に着いたわよ~」と返信してから到着ロビーに出てみると、夫が迎えにきてくれておりました。

私の手からキャリーバッグの取っ手を掴んで持ち上げた夫が、

あれ?こんなに(荷物)軽かったっけ?

フフフ

で、旅行はどうだったの?

うん、お蔭様で最高でしたー!( ̄▽ ̄)ゞ

 

モノレールから、高層ビル群や煌々とした街の明かりを眺めていると、不思議な気分になります。だって2時間前までは私はお城を見て、更にその1時間前はのんびりと桂浜を散策していたのですから。
これも滅多に見られない景色を時間をかけて見てきたからこそ感じるのかも知れないですね。

そして馴染んだ景色が目の前にあるということを改めて意識するからでしょうか、遠出して旅先から帰った直後は、何だか毎度新鮮に感じるとともに、一方ではホッと安心している自分を感じます。
やっぱり私は都会っ子、いや都会っ婆()なのだろなぁ。。。

 

帰宅して、午後9時半頃には自宅のリビングで荷物を解いておりました。

買ったお土産の一部と、まきさんから戴いたお土産です♪

振り返ってみると、三泊四日のこの旅行は、私にとっては「驚き」と「感動」と「癒し」と「グルメ」と出合う旅だったと思います。
とても楽しく、また充実した旅でした。

一人で初めて遠出しちゃったも~んヽ(´▽`)/~♪という点では冒険チックであり、
また現地で出迎えてくださったまきさんの、それはもうパーフェクトと言っても過言ではないツアーコンダクターっぷりには幾度も感嘆し、感激いたしました。(決してオーバーでなく)

行く先々で触れ合った人たちが皆親切で温かかった事が、旅をより楽しくさせてくれた一因でもあったように思います。
まきさんのお姉上は勿論のこと、強面のタクシーの運転手さんも、桂浜を案内してくれた運転手さんも、お土産店のおばちゃん店員さんも、四万十川の川下りの船頭さんも、皆さん親切でした。
尾道でちょこっと道を尋ねただけで一緒に歩いてくださったおじさんや、平山郁夫美術館の館長さんも然り、です。

道後では往復で6回ほど路面電車に乗りましたが、乗客が下車する際に背中に向かってお辞儀をしている若い車掌さんたちの姿や、声をかける姿が実に爽やかでした。(しかもイケメン率高かったかも☆)

 

今回の旅を通して、地柄や風土が人をつくるという側面が確かにある、と感じました。 

言葉では尽くしきれないほどお世話になったまきさんとお姉さま。心からありがとうございました。

そして、長々と綴った日記に最後までお付き合いくださったビュワーの皆さまにも、ありがとうをお伝えして、今回の旅行記を終わりにいたします。


*先述したイタイオマケとは*

旅行中は、とにかく高低差のあるところをよく歩きました。今治城、高知城、高茂岬、石垣の里などなど。
この時の頑張りが祟ったのか、旅先から帰宅した翌日から右脚全体に猛烈に痛みが走って暫く治まらず、GW中をじーっとひたすら家の中で過ごす事になってしまいました。
旅行記の最初からお付き合いくださっていたお友達はイタイよ~と私が騒いでいたのでご存知かと思いますけれど、

あの時は、私自身は無理をしているという感覚がまるで無くて普通に頑張れちゃったのですが、こういうのを『年寄りの冷や水』というのでしょうね、現実を思い知りました

とばっちりを受けた夫と娘にはゴメンね~!としかいい様がなく、その割には顎で指図をするような大した態度でソファーにふんぞり返っていた私めでございました。(ヤレヤレと。)

お粗末さまでした☆ (`・ω・´)ゞ