カーマの 日々☆コレどっこいしょっと

おばちゃまカーマは何をするにも時間がかかります。
気が付けばアっ!という間に夜なんですよ?もぉーどうしましょ☆

逆転読み聞かせ

2012年03月28日 | 何気ない日常

仕事が一段落してもやらなきゃならない事が一向に減らなくて嬉しい悲鳴を上げております(o^-')b

頭をかきむしりながらですけれど

気を取り直して、ちょこっと読書にまつわるお話なんぞを。

ふつう「読み聞かせ」と言うと、親が幼い子に絵本などを読み聞かせている場面を想像されるかと思うのですが、我が家では娘が高校生になった頃あたりから母親の私に本を読んで聴かせてくれることがありまして。
と言っても年に1度あるかないかなんですが。^^;

その時々に自分が読んで面白いと感じた本など、近しい人と楽しさや感動等を共有したくなるのは誰しも共通してあると思うのですが、中には話題になって映画化までされた本などで大筋が分かったとたんにコレはちょっとパスしとこうかしら、、、と引いてしまう本なども稀にあります。

例えば、娘が一番最近の読んでくれた本、と言ってももう一年以上も前になりますが、映画化された頃はTVのCMでよく流れていました松たか子の「ドッカーン!!」という台詞の原作。
これで私はこの本は何となくパスだわ とビビッてしまった第六回本屋大賞受賞作の湊かなえ作『告白』

                                                                   
娘:ねえ。今ヒマ?これ怖いけど面白いから読んでみてよ~ 
                                                                     
私:何てタイトル?ああ・・それね。ハハはそれあまり読みたくはないのよね~ 

  ええ!なんで?

  何となくね。でも今読みかけの本を読み終わったら読んでみてもいいけど・・・

   

そんな時の私は大概ソファーに座ってリアルタイムでTVニュースを見ている時が多いのですが、私の横に腰を下ろして例えばこの『告白』でいえば、先頭ページから第一章分の最後のページまでを親指と人差し指で挟み、
 ここからここまででいいから読んでみてよ~とページの厚はたったの数ミリ程度というところをアピールしてくる娘なんですワァ(;^ー^A)

 これっぽっちなら直ぐに読めちゃうからさぁ と言われても気が乗らない時の私にしてみたら

 まだ洗い物(食器)が残っているし後で気が向いたらね、と返すと、

 じゃあさ、わたしが読んであげるから洗い物しながらでいいから聞いててよ~ となって、半ば強制的に聞かされることになるのですが、

実は私、この時間がかなり嬉しいんです

             
我が家のキッチンは対面式じゃないので、娘は折りたたみの簡易椅子を私のすぐ右斜めに置きそこに座って読み始めるのですが、食器を洗いながら耳ダンボで聴いているとたちまち頭の中が本の世界に引き込まれていきます。
ところどころアクセントの言い間違えに突っ込みを入れる私にハイハイと言いながらも娘は『告白』の第1章を最後までを読んでくれました。
そして翌日。読みかけだった『運命の人』をちょっと置いておいて一気に『告白』の方を最後まで読んでしまいました。

こんな風に娘に読み聞かせられて続きを読んだ本が何冊かありましたが、本に限らず時にはコミックなんぞの場合もありまして。
これは読み聞かせというわけには行かないので強引に「読んで読んで~」と擦り寄って迫る娘の監視の下でページをめくる羽目になります
でも「ヒカルの碁」は面白くて娘よりも先に手にして事もありましたっけ。 

そう言えば昔読んだ「赤ちゃんと僕」。これは泣けました。(´Д⊂)

コミックと言えば、劇画タッチのものや、ごちゃごちゃっと沢山書き込んである作品は避けてしまう私なんですが一年ほど前に娘に付き合って入った△ック・オフで、娘を待っていたときにいかにも濃そうな絵面を連草させるコミックの2冊買ってしまいました。^^;

日本人のことを「恐るべし、平たい顔族」と表現するセンス☆ これは面白そう

それが近々封切りされる『テルマエ・ロマエ』だったのですが、以前新聞の書評欄にこのコミックが載っていて、ちょっと気になっていたのです。
ローマの浴場設計士がお風呂限定でタイムスリップしてしまう話なんですが。

ご興味があるお方はこちら⇒公式サイトです。

 

しかし、阿部さんをはじめ濃いぃお顔立ちのローマ人役のキャストの皆さんは天晴れです。

まるで違和感無いですもんね。ウフフ♪                               

平たい顔族の典型の私の顔はちょっぴり羨ましいような・・・ 

ほんのちょっぴりですよ?