虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

南アの学校長になるには‥

2011-04-24 19:35:02 | 南ア-学校-

今日は、南アの小学校の校長先生を
どうやって決めるかの話。

私の配属先のある学校の校長先生が、
このたび、退職したとの情報が流れてきました。

その女性校長は、いつも病気がちで、
ほとんどまともに働いているところを見たこともない方だと言われていました。

アフリカ第2位の肥満大国である、
南アフリカを代表する、超肥満体型の方で
周りから、あの方は、病気でまともに働けないと言われていた方で、

その方が、このたび、年度途中に退職されたことにより、
次の校長先生を選ぶ必要性がでてきました。

日本では、校長先生は、
教育委員会によって選出されるわけですが、
南アの場合は、どうでしょうか。

南アでは、
Step1 まず校長立候補者を公募する。
Step2 候補者は必要書類を提出する。
Step3 特別委員会による候補者の面談。
Step4 校長を決定。

注目すべきは、特別委員会(?)とよばれる選抜委員会。

この委員会のメンバー構成は、
RejionalOffice(州教育省)から数名
CircuitManager(教育長)、
周辺学校の校長先生(今回は、2名)、
地域代表、保護者代表
です。

これらの方たちの面談の無事くぐり抜けた方が、
晴れてその学校の校長先生になれます。

もっとも多くのケースで、
教頭先生がそのままスライドして校長になるようです。
(実際、今回もそうなりました。)


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