虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

日本の高校からの質問に答えます②アパルトヘイト後の学力

2010-12-16 10:13:17 | 南ア-その他-
前回に引き続き、
神奈川県内の学校よりJICAに届いた、
南アの教育に関する質問に答えていきます。

質問②:アパルトヘイト時代中と後では白人以外の子ども達の学力は、変わったのでしょうか。

回答②:質問ありがとうございます。

この質問に関しても、あくまで私が先生たちから聞いた話で答えます。

結論を先に言えば、
『アパルトヘイト時代の学力から、あまりあがっていない』でしょうか。

まずアパルトヘイト時代より良くなったこと。
①情報がたくさん入るようになり、先生も生徒も学ぶノウハウを手に入れやすくなった。

②自由に土地を行き来することができるようになったため、
いろんな民族の人の価値観を認めるようになった。

③一部の旧白人学校に、黒人の富裕層が押し掛けて、
子どもを送ることにより、質の高い教育が受けることができるようになった。

悪くなったこと。
①学校での体罰が認められなくなったため(アパルトヘイト時代は、黙認)、
子どもたちが勝手気ままにふるまうようになった。
→といっても今でも体罰は当たり前のように行われていますが。

②計算機がなかった昔に比べて、今の子どもたちは、
計算機を使うようになったため、かえって簡単な計算ができなくなってしまった。

と回答しましたが、あくまで私の推測の範囲を超えないため、
正直のところはよくわかりません。

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