虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

2年生には早すぎたみたい‥

2012-01-24 23:21:01 | 南ア-算数-

昨年度よりはじめている、
基礎計算力向上プロジェクト(勝手に命名)ですが、
覚えておられるでしょうか。

忘れたという方のためにリンクを貼っておきます。

さて昨年は、3年生を中心に行いました。

2年生、1年生対象でも一部行なったのですが、なかなかいきませんでした。(詳細は後日)

ただ帰国を前にして、
なんとか1・2年生対象にできないかと思い、
今回、いつもの学校ではじめてみることにしました。

その前に、いつもの百ます計算テストで腕試ししました。

今回は、低学年ということもあり、下のようなAbacus(そろばん)や計算用紙の使用を認めました。

結果は、来週以降分析した上、また当ブログで紹介する予定です。
お楽しみに。


第2回百マス計算テストの結果

2011-12-07 19:31:01 | 南ア-算数-

前タームで、
計算カードを使った基礎計算力向上プロジェクト(勝手に命名)で、
大きな成果がでたことを報告しましたが、
(詳しくはこちら)

今タームも同様のテストを行ったので(リンク1リンク2)、
今日はその結果をお知らせします。

その前に今タームの計算カードの使用状況の説明。

前タームは、3-Cクラスのみ計算カードを全員分配りました。
(使用しているようすはこちら)

今タームは、残りの3-Aと3-Bの2クラスを隔週交代で全員分配りました。

では、結果発表です。

まずたし算(100点満点)。

3-A
9月55.45→11月65.80
(10.35↑)

3-B
9月71.45→11月80.97
(9.51↑)

3ーC
9月78.36→11月82.30
(3.94↑)

続いてひき算(40点満点)

3-A
9月21.88→11月21.87
(0.01↓)

3-B
9月22.94→11月26.27
(3.33↑)

3-C
9月24.91→11月27.58
(2.67↑)

今回も概ね成績が上がっています。
たし算では、計算カードを使用した3-Aと3-Bが、
3-Cよりも大幅に成績が改善しました。

ひき算に関しては、
3-Aがほぼ横ばいでしたが、3-B、Cと上昇しました。

総合すると、
たし算に関しては、計算カードの効果あり!
ひき算については、検証が必要となりました。

この結果を分析して、
来年度の指導につなげていきたいと思います。


今回もオリジナル表彰状贈呈

2011-11-28 23:29:54 | 南ア-算数-

先週行った、百マス計算テスト。

今回も成績上位者に対して、
オリジナルの表彰状を作りました。

前回同様(リンク)、
子どもたちの名前の日本語表記(カタカナ)を書いた表彰状です。

今回も、各クラス成績上位トップ5の子と、
前回に比べて成績が大幅にアップしたImprove5の子に渡しました。

成績トップ5の子たち

成績が改善したImprove5の子たち

テスト結果の分析については、後日改めて書きます。


今日はひき算テスト

2011-11-23 23:10:58 | 南ア-算数-

昨日に引き続き(リンク)、
今日は引き算テストを行いました。

引き算テストは、40問(5分)ですが、
子どもたちの解くスピードが当初に比べて大幅に上がったので、
ほとんどの子が時間が余らせて終わっていました。

私が「見直しをして」といっても、
彼らには日頃から見直すという感覚がないので、
ほとんどの子は「終わったぁ~」と両手を広げていました。

このプロジェクトは、
算数セットを用いたプロジェクトですが、
セットが充分でないために、
最近は、百マス計算プロジェクトになりつつあります。

そのため、今日も一クラスの担任が、

百マス計算のような計算方法を使って、
黒板で子どもたちと練習問題に取り組んでいました。

黒板で問題に挑戦、(答え間違っていますね?)

先生が子どもたちと答え合わせ


百マス計算テスト再び‥

2011-11-22 23:58:13 | 南ア-算数-

今日は百マス計算テストの話。

6月より一つの学校で行っている、百マス計算テストですが、
3ヶ月後(9月)の成績が飛躍的に向上したこともあり、
児童からも教師から評判だったので、
学年末試験前の今日と明日(11月)、最後のまとめテストを行うことにしました。

そこで、今日は、たし算の試験のようすを紹介します。
※結果については、後日書きます。

今回もGr.3の児童約100名全員(全3クラス)が対象です。

今回は、一クラスの先生がテストの成績を上げるために、
成績が悪い児童を対象に、百マス計算の裏技(?!)を教えました。

それがこちら。

0の段からはじめて、1の段→2の段→3の段→‥→9の段としています。
これによって成績が時間が足りなくても少しでも多くの問題に回答できるようにしました。

他のクラスでは行っていないので、
これがどの程度結果として表れるかは現時点では分かりませんが、
こうした教師や児童の工夫は、私としては大歓迎です。

明日は、引き算も再テストを行います。

こちらはどの程度、確実にできるようになっているでしょうか。