言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

計数に強くなりたい

2011-07-31 09:37:13 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日は日曜日。
今朝も雨で明けました。
まるで梅雨の戻りのようですが、昨夜というか、早朝というのか、一晩かけて雷が遠くの方でくぐもった唸りをずっとあげていました。
そして時たま強い雨が。

新潟ではたいへんなことになっていまして、7年前の豪雨よりもさらに多い雨量が計測されたそうです。
お見舞い申し上げます。
ニュース映像では、水田へ川の濁流がたくさん流れこんでいましたが、今年のお米のできが心配ですね。

今日で7月も終わりです。
月初めのあの猛暑を思うと、この夏らしからぬ雨と涼しさ(でも蒸し暑さはいっぱい)はいったい何だろうと思う昨今です。


さて、今日は午後、「決算書を経営に生かそう」というセミナーに行きます。

数字に弱い自分なので、少しでも数字に明るくなれば、クライアントに対しても、さらに的確なアドバイスができるのではという思いから参加することにしました。

その講師の方ですが、あれは何年前でしょうか、一度お会いしたことがあるのです。
私がまだ広告会社に努めていたときのことで、15年以上も前だったと思います。
そのときの社長が、この講師の方が中小企業診断士だったので、何かの縁で知り合いになり、会社の内容を見てもらったときがあるのです。

そのときに、自分なりに会社の中の自分の担当について、話した記憶があります。
ご本人は、広告会社の内容というものがまだあまりよく分かっていないところがあり、ちょっと戸惑っていたような記憶もあります。

まだまだその人も若く、さらには群馬県では最初の女性の中小企業診断士ということで、それなりにもてはやされていたところもあったようにも見受けられました。

今では、今日のセミナーでの講師としてなど、いろいろなところでその名前を目にしますが、その頃のたくさんの経験がとても良かったのではないでしょうか。

同じ頃に中小企業診断士になった他の人よりも多く、多分いろいろな経験ができたのではないかと思います。
その点では得したでしょうが、その反面、なんだ女か、という見られ方も相当されたと思います。その点では苦労されたでしょうね。

いろいろと聞いてみたところでもあります。
あっそうだ、一度インタビューを申し込んでみようかな。
それがいいや。そうしよう。

まあそのときの結論は、何も悪いところが見つからないということでして、それっきりになってしまいましたが。
果たして覚えていてくれているやら分かりませんが、まあ覚えてはいないでしょうが、一応挨拶はしておこうと思っています。

それでは今日はこれで。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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小松左京さんに感謝とお悔やみを

2011-07-30 09:22:23 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

お隣の新潟では、豪雨で三条市では川が氾濫しているというニュースが今流れています。
ほんのお隣りなのに、こちらではそれほど降るわけでもなく、時々強く降るだけです。


昨日の新聞で小松左京さんの訃報が載っていました。

何といっても「日本沈没 」が鮮烈な印象がありますが、私は個人的には「日本アパッチ族」がいちばん好きです。
戦後すぐの大阪を舞台に、工場の焼け跡の金属を食べるというその発想から、SFってすごいなあと感じました。

もちろん「日本沈没」の映画の新旧両方とも見ていますが、やはり最初の作品の方が印象に残っていますね。

新聞であらためて知ったのですが、その「日本沈没」の中で、日本列島が乗っているプレートに異変があるということが発表されるのが何と3月11日なんだそうですね。
偶然の一致でしょうが、その偶然に何か自然の恐ろしさが感じられます。


わたしにSFの面白さを教えてくれ、それからたくさんの内外のSF小説にのめり込ませてくれたのは、上記の小松左京さんと、フレドリック・ブラウン、そして何といってもレイ・ブラッドベリでしょうね。さらに忘れてならないのが、J・G・バラードでしょうか。

SFという手法を駆使すると、頭の中で描くどんな世界でも、あることとして物語にすることができます。
たとえばSFの面白さを教えてくれたのは、フレドリック・ブラウンの「73光年の妖怪」です。
73光年の彼方からやってきたある知性体。地球上の動物の精神に入り込み、その動物を支配するというもの。その知性体と人間の攻防を描いたものですが、ダイナミックな展開ではないのですが、とても面白かったのを覚えています。

さらに、幻想的なSFへの興味をかき立ててくれたのはレイ・ブラッドベリの「10月はたそがれの国」や「何かが道をやってくる」などの、タイトルからして幻想的なファンタジー小説群でした。

また頭の中ならどんな世界でも作れるということを教えてくれたのはJ・G・バラードで、その代表作「結晶世界」などの「世界」シリーズですね。

そして現在の人類に警鐘を鳴らしてくれるということでは、前述の「日本沈没」や「復活の日」などでした。

わたしの想像力を伸ばしてくれたという点では、SFに感謝、小松左京さんに感謝、です。ありがとうございました。

あなたの開いた世界はでは今たくさんの才能が開花し、活躍しています。
その成果が、春に終わったテレビドラマ「仁」ではなかったでしょうか。
できたら本当に坂本龍馬を生かしてもらいたかったのですが………。

過去にタイムスリップする、なんて、SF小説がないと考えられないことです。
それがすでにSF小説というジャンルにとらわれないで、エンタテインメントの世界だけでなく、純文学の世界にまでどんどん入ってきていますからね。


それでは今日はこれで。


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低迷期は神様がくれた「明日のために考える時間」

2011-07-29 10:01:57 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


今朝も朝からというよりも、昨夜からシトシトという感じで雨が降り続いています。
昨日は蒸し暑かったですね。
雨が降り出しても、一向に身体にまとわりつくような蒸し暑さが引かないで、弱りました。
帰宅して浴びたシャワーの気持ちよかったこと。


さて、昨日はある焼肉店を訪問したのですが、今年は厄の当たり年で、もうどうしようもないということでした。
年初めの口蹄疫騒動はあまり影響はなかったそうですが、春のユッケ中毒死事件に続き、それが一段落して、お客様が戻ってき始めたと思ったら、今度のセシウムわら事件。
この7月という時期は、焼肉店にとっては夏の一番の書き入れ時のわけが、やはり土、日曜日の家族客が減っているそうです。

実際たまらないですね。
自分がもし焼肉店を経営していたとしたら、とてもしんどくてやり切れないだろうなと思いますが、みなさんはがんばって何とか店独自のやり方で、お客様を集めようと頭をひねっています。こちらの頭も下がります。

このような焼肉店に限らず、例年夏には売り上げが落ちる業種の典型として、和菓子店があります。
5月のゴールデンウイークの柏餅の販売が終わると、例年がくんと売り上げが落ちるそうです。
みなさんやはり和菓子独特の口当りから、避ける傾向があるようですね。

従って、和菓子店では夏の商品の開発にしのぎを削ります。
一般的な水ようかんやゼリーなどといったものを筆頭に、例年何とか夏にも店にお客様を呼ぼうと必死になっています。
それでもやはり売上は思ったほど高くなりません。


私はこんな時期は、商売の神様が新しい商品や企画をじっくりと考える時間や、店の改装などにかかる時間をくれたのだと解釈して、そちらの方面に力を入れ、きたるべき秋から冬に備えるということも必要なのではないでしょうかとアドバイスします。

いつもいつも売れる時期ばかりではないのは、どの業界でも同じです。
先日もこのブログで書いたと思いますが、自家製パン屋さんでは、イーストの発酵の関係から、夏の時期は休むというところもあるといいました。

夏に売れない店、秋冬に売れない店、それぞれです。

その売れない時期に、それでは何をするのか、その期間を次へジャンプをするためにバネを溜める時期ではないかと考え、そのために勉強するのだとすれば、それはそれで積極性があっていいことではないのかと思っています。

その売れない時期でも、アイデアでヒットを飛ばし、お客様を増やすこともできるでしょうが、そのようなアイデアは多分、一過性の、長続きしない、持続性のないものが多いと思いますので、いかがでしょうか、神様がくれた「明日のために考える時間」としたらどうでしょうか。
そう考えると、じっくりと取り組むこともできるのではないでしょうか。

こういう考え方は消極的でしょうか。

それでは今日はこれで。


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言葉の違和感

2011-07-28 08:25:39 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨夜からずっと雨が降り続いていまして、暑さはさすがにないのですが、蒸し蒸ししていて、ちょっとばかり不快ですね。
天気予報では、今日も昨日と同じような天候が続くようです。
なんだか余計に疲れるみたいですね。
こんなとき、ちょっと油断すると身体を壊してしまうこともありますので、あなたも普段以上に身体に気を使って、元気でいられますように。


さて、昨日の続きですが、ある作業員の人がやたらと、元請けの販売会社の担当の人のことを◯◯様と、様づけで呼ぶんですね。
これって変ですよね。

たいていの営業の人ならずとも、社会で働く人の常識として、自分の方に関係のある者には敬称はつけません。
たとえ自分の社長であれ、お客様から電話がかかってくれば、相手に対して自分の社長の名前を呼ぶときは呼びつけです。当たり前のことです。

ところが、彼にしてみれば元請けから仕事をさせてもらっているので、自然と◯◯様という呼び方になったのでしょう。
しかしその◯◯様は、われわれの方から見れば、「様」ではなく、ただの「◯◯さん」です。
彼にしてみても、今現在、対しているのは、その◯◯様のお客様なんです。
したがってその◯◯様という呼び方はおかしいんです。

自社の上司でもないので、せいぜい◯◯さんと呼ぶべきですね。

この会社では、外に出かけてお客様のところに伺うことの多い、こうした作業をする人の教育をきちんとしていないということがバレバレです。
あまりに耳障りに◯◯様というものですから、注意してあげました。
「お宅では自分の会社の人のことを、お客さんの前でも◯◯さんと呼ぶの?」
というとその本人、きょとん、です。
頭の上に、「?」が2、3本立っているみたいな顔でした。

あああ、こんな基本的なことぐらいは、きちんと教えておきましょうよ。
あなたの会社そのもののイメージががた落ちですよ。

ですから仕事先での敬称の使い方を教えてあげました。
たとえ◯◯様からあなたの会社が仕事をさせてもらっているとしても、その◯◯様のお宅に伺った場合は、せめて◯◯さんにしないと変なんですよ、って。
理解したのでしょうか。


昨日の記事でコメントをいただきました。
なかなかコメントをいただけないのは寂しいものですね。
ですので、批判でしたが、とてもありがたく、また勉強もさせていただきました。
「初コメント」さん、ありがとうございました。

あのう、ひと言だけ弁解させてください。

怒ったのは、その人が常に自分の依頼主に気を使った話し方で、こちらでの問いかけや要求にはほとんど「それはできません」という否定ばかりで、できないのなら、じゃあこうしたらどうでしょうかという提案もないまま「できません」で口をつぐんでしまうので、少しばかり頭にきたからです。

でも「初コメント」さんのおっしゃることはごもっともです。
どんどん書いていくうちに思い出すこともあって、こういったブログでは、けっこう話がそれていくんですね。
大人げない怒りで、恥ずかしい限りです。
反省しています。
これからもたくさん素晴らしいコメントをお願いします。

それでは今日はこれで。


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「説明書に書いてある。」

2011-07-27 08:54:01 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨夜、真夜中に、いっとき強い雨が降りました。
そのせいか、昨日の熱気も払われて、涼しい朝を迎えました。
夜にエアコンをつけないで眠れる日が、ここ数日続いています。
もっと続くといいのにね。


さて、昨日、住まいの定期点検で見つかったところや、こちらからの要望などを満たし、修理するためにハウスメーカーの下請け業者がやってきました。

その中の一人に、ガス調理台の掃除の仕方や、ガラストップと本体の間にしみこんでしまった汚れの取り方などを妻が聞くと、まず最初に出てきた言葉がタイトルの『説明書に書いてあります」です。

説明書に書いてあれば、何でもOKなのでしょうか。
説明書があれば、それでOKなんでしょうか。
それでOKだと想う業者の方がいるとすれば、あなたは即刻その仕事を廃業した方がいいと思います。

説明書は話のとっかかりであり、そこに書かれている内容のほとんどを、まずすべて説明するのが納品業者の義務です

本当は説明書なんかなくてもいいんですよ。
全部、設置した人が使い方やアフターケアを説明すればいいことですから。
でもそれなら忘れてしまうこともあるから、もし担当が不在とか、たまたまその機種について知っている者がいない場合の対応策として、言い過ぎと承知で言いますが、予備の策として説明書が存在するのです。

その説明書にしたって、最近は何とか分かりやすくはなってきましたが、それでも業者しか使わない専門用語、和製英語のオンパレード
使う側にたって書かれているものは、本当に数少ないものでしかお目にかかれません。

そんな馬鹿な説明書だけでことを済まそうするから、その会社はやがて左前になっていくのです。
早く気づいた企業が残っていきます。
そう思いませんか。

ところでそんな馬鹿な言い方をするものですから、妻が怒りました。
「説明書に書いてある洗剤がどこに売ってるのよ。なくなったらいつも取り寄せなくちゃならないの? この説明書に書いてある洗剤を何か所探したと思ってるのよ! ◯◯ホームセンター、△△ショップ、□□ハンズ、◎◎プラザ、この交通費、あなたたちは負担してくれの? 説明書が万能だと思ってるあんたたちの頭、おかしいんじゃない!」
この言い分、理不尽でしょうか。

なぜ製品のお手入れ用品をどこでも手に入るようにしていないのでしょうか。
お手入れ用品まで独占販売して、それほど利益を上げたいのでしょうか。
こんな会社の利益構造はどこか間違っているとしか思えません。

何も「ユビキタス社会」とは情報ツールだけに限ったことじゃないと思いますが。
いかがでしょうか。

今回はちょっとむかっ腹が立って、こんなことを書いてしまいました。
あしからず。

それでは今日はこれで。


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インパクトのあるPOP

2011-07-26 09:54:06 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲インパクトのあるPOP

今日の話題は「インパクトのあるPOP」です。

上記の写真を見ていただくと分かると思いますが、POPはデザインがいいとか、文字がきれいとかという問題は二の次で、この紙面ではいったい何を伝えなければならないか、どういうように伝えれば見た人がすぐに理解してもらえるのか、ということが重要です。

GMSの食品売り場では見た目も重視され、なかなかインパクトのあるPOPにはお目にかかれませんが、地方に根付く中小のスーパーでは、眺めてみるとこれは面白いなあとか、こういったインパクトのあるPOPによくお目にかかります。

どちらがいいのかというのは、それは見た人の主観で何とも言えませんが、ひとつ言えることは、POPというものの役割はいったい何だろうか、ということですね。

POPの役割っていったいなんでしょうか。

それはひと言で言えば、その場にいない従業員の代わり、ということですね。

①そこに従業員がいなくても、商品の説明ができるということが第一の役割です。
次に、②ここにこんな商品があるということを、気づかないお客様に気づいてもらうということ。そして、③今お客様にとってこの商品は有益だということをお知らせするということ、ですね。

POPはその役割によって書き方、表現の仕方が違います。
写真のPOPは③の、お客様にとっては今はこの商品が有益ですよ、お得ですよとお知らせすることを目的としたPOPです。
この写真のPOPに関しては、その役割はきっちりと果たしていますし、下についているPOPで②の役割も兼ねていますね。

よく大きくプライスの書かれたものを普段はPOPとみなさんは呼んでいるようですが、それは厳密に言えばただのプライスカードの変形で、プライスカードが大きくなっただけのものに過ぎません。

POPにはPOPの役割があります。
まあ、「安い!」ということを知らせるためにプライスカードを大きくしたのだといえば、POPといえなくもないのですが、あまりそれではPOPとして芸がなさ過ぎますね。

ただのプライスカードに終わらせないために、価格の他にもうひと言、お客様が手を伸ばさずにはいられないようなキャッチコピーが必要ですね。
それでこそのPOPです。

また大きいPOPの場合は、大きなプライスだけじゃもったいないですよね。
せっかくの紙面なんですから、ムダにしないで有効に使いましょう。

それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか <20>

2011-07-25 10:09:00 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは、もう20回目ですね。
どうぞ。

20.手作り感覚を大切にしよう

コンピュータさえあれば、何でもできてしまう世の中だから、何となく味気なくなってきたのか、最近では、また手作り感のあるものが見直されてきたように思いませんか。
代表的なものとして、映画「三丁目の夕日」や「パッチギ」などの、昭和時代を描いた作品が評価されていることや、昭和レトロをテーマにした飲食店や商店街が注目されていることです。

人間の手で生み出すということ。バーチャルではなく、たとえそれが少しぐらい稚拙であっても、人間味が感じられるものに、人はどうしても魅かれます。

完璧なもの、そしていかにもきれいなもの、きれいすぎるもの、一点の傷もないもの。そういったものに触れたり、見たりすると、それらにはどこか偽物臭いところがあって、どうしても信用できない、と、心のどこかで呟いている声がしてきます。

わたしが長年携わってきた広告の世界でも、手作り感のある広告が見直されてきています。こちらの代表は、スーパーマーケットにあるPOP広告

POP=Point of Purchase=購買時点と訳される、売場にあって、物言わぬセールスマンとでも呼べる広告

最近ではコンピュータで組まれ、プリンターで打ち出されるので、どこで見ても、同じものでしかない。
当然以前努めていた会社でも、すべてコンピュータで入力し、専用のプリンターで出力して、さらには佐川急便で届けるようなシステムになっていました。

そのどこにも手作り感はなく、人と人のふれあいもありません。触れるところはキーボードと指の先だけ。
原稿さえ、クライアントから送られてくるのはファックスであったり、メールであったり、その原稿のほとんどは、ワードやエクセルで入力されたものです。

確かにきれいです。そして読みやすく、整然としています。でも、人はそれを読むだけ。
「ふ~ん、そうなの」
あまりインパクトを与えないんですね。文字ももちろんですが、そのコピーさえも、組みこまれた味気ない、当たりさわりのないもので、見る人にあまり訴えるところのない、ただきれいな文字が並んでいるだけのような気がします。

しかし、そんな中に、たまに手書きの、あまり上手でない文字のものがあると、不思議となんだか親近感が湧いてくるんですね。いったいなんなのでしょうね、この感覚。
それは、あまりにも機能的すぎる社会に対しての、ある種の自然的存在である人間の反発ではないでしょうか。

人間らしいといえば、ほんとに人間らしい。
街なかにある八百屋さんの店先に無造作に掲げられている、段ボールを破ってマジックで書き込んだPOP。
あれは相当にインパクトがあります。
あ、この値段はきっと、あのおやじさんが市場でがんばって仕入れてきた野菜なんだ、だから、彼ががんばった値段がこれなんだ。そんな気魄が感じられるPOPです。
使い所でインパクトのある手書きのPOP

それに対して、あんなところに、プリンターから打ち出したきれいなPOPがあったとすれば、ちょっと興醒めですよね。
逆に、きれいな店内で、そのようなPOPがあればあったで、興醒めです。
なんだか街の八百屋さんを気取って、こんなPOP置いているけど、どうせスーパーの権威を笠にきて、やすく買い叩いたんだろう、って。
こんなに極端でもないけれど、ただ単純に汚いな、って感じさせてしまう。

要は、やっぱりTPOなんですね。


さて、ひるがえって、それではコピーの場合の手書き感とは、一体なんでしょうね。
それは、ひとことで言うと、
 
『自分の手で、さわったこと』
 
『自分の口で、味わったこと』
 
『自分の鼻で、嗅いだこと』
 
『自分の眼で、見たこと』
 
『自分の耳で、聴いたこと』

 
そうなんです。
自分の五感で、実際に経験すること』なんです。
それが手作り感=手書き感ということではないかな、とわたしは考えています。

もちろん、第六感として、もし自分で実際にその通りにやってみた場合はどうなるだろう、という想像ももちろん、ありです。
もし自分がこれを使ったら。
 
『もし自分が・・・・』
 
想像上のいい経験をコピーにしてみる、ということも必要です。  

だって、すべてのコピーライターがすべて、広告しようとしている商品を実体験できるわけではありませんから。自ずと想像で経験してみるということも必要です。

「手書き感」のあるコピー。
 
それは、もしかしたら、縁の下の力持ちであるはずのコピーライターやデザイナーが、ちょっと表面に出てきて、自分を主張しながら、商品を薦めていることかも知れないですね。
自分の言葉で、デザインで、実際に経験したことを表現していること、ですかね。
(ちょっとむずかしくなってきたかな。)
それは、そう、嘘のないコピーと言えるかも知れません。自分が経験することですから。
 
<21>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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勇気の裏付け

2011-07-25 09:25:46 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いつも時間が許す限り毎週見ているテレビ番組があります。30分番組ですが、いつも楽しみにしています。
それはTBS系列の日曜夜6時30分からの「夢の扉」です。

以前は新しい技術に挑むパイオニアをおうというドキュメンタリーが多いようでしたが、最近は特にビジネス関連にシフトされてきたようで、新しい技術や素材をいかにしてビジネスに乗せていくかというようなものに変化してきているように思います。

ですから、余計に興味深く見るようになったのですが、昨日は世界一軽い布地を開発した方の話でした。

せっかく開発したのに依頼先が倒産。どうしようかということから社長の戦いが始まるのですが、何とその布地を持っていった先が海外。それのファッションの本場パリです。

世界一薄い布地だからファッションの本場に持ち込むという発想は出ますが、普通ではそこまで勇気が出ませんが、その社長の決断と向こう見ずはたいへんなものです。

それも持っていった先がパリのオペラ座です。偶然にもそこでは次回公演で使う、風をイメージできる生地を探していたというのですから、偶然とは恐ろしいものです。

しかしこの偶然は社長自らが飛びこんでいった勇気から生まれたことで、決して待っていてもやってきません。
もし何らかのつながりでこの会社で世界一薄い生地を開発したということをそのパリのオペラ座の担当者が耳にすることがあっても、それはもっと先の話になっていたでしょう。

チャンスというのはこういう、ある程度向こう見ず的な勇気の先にあるものなんだなあと、痛感しました。

もちろんその公演は大成功で、次回でもこの布地が使われることになり、さらにはパリのファッション業界でも話題になって使われるようになります。


次の挑戦は、地元の文化遺産である加賀友禅との融合でした。

加賀友禅の作家とのコラボでその布地に友禅の手法で描いた素材を東京の百貨店に持ち込み、取引を成功させます。
まあ画面を見る限り、あの仕上がりを見て断るようなバイヤーがいれば、さっさとバイヤーなんかやめた方がいいとは思いますが。

そこで番組が終了したのですが、一点考えさせられたのは、先ほどもあげた向こう見ず的な勇気です。でもその勇気の中には技術の確かさという自信があったからこそではなかったでしょうか。
ただやたらの勇気だけでは、ビジネスはシビアなもので、成立するはずがありません。

勇気の裏付けになる確かな技術が大事なんですね。

勇気を持って事に当たれば扉は開かれるというほど世の中は単純ではありません。
その勇気の裏にどんな技術、企画を持っているか、ですね、肝心なのは。


それでは今日はこれで。


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いつも笑顔で

2011-07-24 09:57:09 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

「おまえのその不機嫌な顔ですじゃ。そういう顔をしとったら、運は逃げよる」
これはビジネスには全然関係のない本ですが、大好きな作家宮部みゆきさんのヒット作「ドリームバスター〈3〉」の中に出てくる(P158)主人公の一人マエストロが、もう一人の主人公シェンに向かって言う台詞です。

苦しいとき、しんどいときほど、苦しそうな顔をしないで、いかにも楽しいという顔つきを無理にでもすべきだと言われます。
人は苦しそうな人の前を避けて、楽しそうな顔つきの人のところに集まってきます。
苦しくても、楽しそうにしていると、幸運もまたやってくるということですね。
そういうことを上記の台詞はうまく言っています。

逆に身体をどこかにぶつけていたいときは思いっきり「痛いっ!」とか「畜生っ!」と悪態をつくことで痛みが軽減されるということも聞きます。
人間て人に騙されやすいけれど、自分にも騙されやすいんですね。
自分を騙すこととで苦痛を軽くするという本能です。

どちらも本当のことです。

私は最近はどんなに苦しい状況にあっても、人の前ではいかにもうまく行っていますというような鷹揚な態度で、ニコニコするようにしています。
そうすると、なぜかいろいろと援助の手というか、仕事のパートナーなどが出現するということが経験上でも分かりました。

これを読んでいる経営者の方も、毎日いいことよりも、苦しいことの方が多いでしょうが、努めて社員の前、仕事先でも笑顔でいるようにしてください。そうすることで、不思議といいことが向こうからやってきますから。

最初に上げた台詞じゃないですけど、不機嫌な顔をしていたら、チャンスの神様はそばにもやってこないですよ。自分からそばに来るな!って言ってるようなものですから。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

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技術が高くても普及しない不思議

2011-07-23 08:58:18 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝もまるで秋の朝のように、さわやかな涼しさで目が覚めました。
毎日このような朝だったらいいのにね。
しかし天気予報では、また今日から30℃を超す暑さになるようですね。

さて、今日は土曜日ですが、私は仕事です。もちろん。
朝からクライアントに会いにいきます。

最近思うことがあります。
私が使っているCPはMacです。でもWindowsのノートもあります(SonyのVaioです)。
Macは広告業界では当然の基本CPで、私も自然と最初からMacを、自宅でも買って使い始めたのですが、世間ではいつの間にかWindowsが主流になり、Macは本当に好きな人だけしか使っていないという時期もありました。

最近ではiPodやiPadなどの普及で、Macもまた勢いを取り戻してきているようですが、それでも主流ではありません。
あくまでも趣味の範囲と広告業界だけにとどまっています。

私は仕事上の関係からどうしても必要となったので、仕方なくWindows仕様のノートを買っただけで、普段はほとんど使っていません。

両方使っていて分かることですが、Windowsに比べると、格段にMacの方が使いやすく、古い機種なのにレスポンスも早いんですね。(ちなみにMacのOSは10.58でWindowsはWindows7ですが)

これはひとつには慣れもありますが、いまいちWindowsはアイコンの使われ方がよくないように思います。
Macなら直感的にアイコンをクリックすれば済むことが、Windowsのアイコンフォルダが分かりにくくて、どうも遅くなってしまいます。

なぜ使いやすいMacが業界では少数派にいて、WindowsのDOSが業界の主流なんでしょうか。

それはMacがハードから出発し、自社のCPに自社独自のOSを乗せたこと、逆にWindowsはOSというソフトであり、ハードは他社製品であり、その他社のハードにWindowsのOSを安く提供したからですね。
だからハードの会社ではこぞってWindowsを乗せたということです。

今では事務系はほとんどWindowsで、Mac用の事務系ソフトを探したってほとんど見当たりません。
この独占、寡占の状況を眺めることで、他のビジネスにも応用できることが多々あります。
特にハードとのセットで使われるものなどは、多少品質が劣っても、大衆が安く使えるものであれば、それはそれで普及するということであり、あまりに技術水準ばかり高くても、日本の携帯電話のように、結局は孤立したガラパゴスでしか存在できないということです。

技術水準が高くても、そのハードが普及しなくてはどうにもならないという矛盾。
中国と日本の工業の関係にもどこか似ていますね。



それでは今日はこれで。


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お客様が感激する何でもないサービス

2011-07-22 09:45:21 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日はとても涼しくて、ときおり覗かせる太陽を浴びても、その感覚はともいえるさわやかさでした。
何でも遠ざかる台風に向かって、北にある高気圧から冷たい風が吹きこんだからということでした。
この逆がフェーン現象ですね。
北にある低気圧に南からの湿った熱い風が吹きこむこと。

それにしても、ちょっと変わった進路を取った台風6号でした。
以前にも、日本の南で、あっち行ったり、こっち行ったりした台風もありましたが。

明日からまだあの暑~夏が戻ってきそうということです。

さてその暑~い中で経験したことを今日は書いてみます。
まあ大したことじゃないです。

その日は、最高気温を記録したような日でしたが、お昼にある食堂に入りました。
するとまず、だいたいおしぼりが出てきます。
最近ではどこの店もそうですが、それはだいたいアルコールを含ませた紙のおしぼりですね。
まあ清潔でいいんですが、なんだか頼りないんですね。

ところがその店で出てきたのは、昔ながらの、小さなハンドタオルをくるくると巻いたおしぼりです。
それだけでも、ちょっと「お、珍し!」と思ったのですが、手に取ってみてびっくり。
キンキンに冷えているんです。
思わず首に当ててしまいました。
その冷たさ。気持ちよかったですねえ。

暑い外から入ってくるお客様のために、冷蔵庫で冷やしてくれていたのですね。
うれしかったです。

店側としたらそれほどとは思わないサービスでしょうが、こちらとしては感激です。

これもお客様サービスのひとつ。
大した労力もかけないで思いがけないことをサービスすると、その感激度が増します

逆に通常よりも少し熱くしたおしぼりも、こんな暑いときにはうれしいですね。
熱いおしぼりを肌から離した瞬間に、店の冷気が余計に感じられることで、涼しさが増すからです。

別に店側としては気負って「これぞお客様サービス!」とやっているわけではありません。
ごく普通のこととして、自分だったらこうされるとうれしいだろうなってことを、さりげなくやっているだけ。

考えてみれば当たり前のことですが、この当たり前のサービスが、ときとしてはお客様を感激させるということも多々あります。

あなたの店でできる何でもない、予算を使う必要もなくて、お客様に喜んでもらえるサービス、何かありませんか。
それとも、もうとっくにやっていますか。


それでは今日はこれで。


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夏休みが始まるよ

2011-07-21 08:24:21 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ、涼しいですねえ。秋の朝のようです。
何十日ぶりでしょうか。
昨日は少しばかり風の強い雨がいっとき降りました。
今朝はまだ曇っていますが、これから台風一過の青空が午後には現れるのでしょうか。
明後日23日は、二十四節気のひとつ「大暑」です。

また明日から暑くなるんでしょうか。


さて、昔こんなキャッチを作ったことがあります。

『道がせまくなる、夏休み。』

ビジュアルは、道路と歩道の境界線が子供が飛び出してきたように、子供の輪郭に沿ってそのラインが道路に飛び出しているというもの。

今日、明日から学校は夏休みになります。
その度に上記のキャッチを思い出します。
ビジュアルと一緒になってインパクトが出る広告です。

しかし上記のキャッチは、今の、この時代にはまったく合いません。
ここ関東では日中は暑くて外に出ていると、下手をすると熱射病にかかってしまいます。
福島原発付近では、放射能の危険性もあって、近寄れもできません。

夏休みに外で思い切り遊べないなんて、私から見ればもったいないなあと思います。

私たちの頃の学校の夏休みは、日中は暑くても外で日が暮れるまで遊んでいました。

近くの、稲が大きくなった田んぼに出かけ、フナやゲンゴロウなどを網ですくい、ザリガニといえば、まず1匹、網ですくいとるか手でつかみ取り、残酷にも手で殻をとってその身を取り出し、糸で縛って共食いを誘うようにしてどんどんザリガニを釣り捕ったものです。

面白いように捕れました。大きなブリキのバケツにいっぱい、もぞもぞ動くザリガニを家までもって帰った記憶もあります。

でもあのザリガニはいったいどうしたのだろう。
食べた記憶はありません。
なんだか身をもいだあの真っ白い身は、海老とまったく同じようで、とてもおいしそうな感じでしたが、親から怒られたような気がします。
「そんなもん、食べられるかぁ」って。
そうだ、あの当時ザリガニを“えびがに”とも言ってました。

それほど裕福な家じゃなかったのに、どうして食べなかったのか、今でも不思議ですね。

こんなことを思い出した、台風一過の朝でした。

今日はまったくビジネスには関係なかったですね。
申し分けない。
でもたまにはいいかな、思い出話。

これを種に、誰か新しいビジネスをヒントをつかんでくれたら、うれしい。
無理かvv。



それでは今日はこれで。


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ある料亭の再生物語 <第2部>(その3)

2011-07-20 10:18:40 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある料亭の再生物語 <第2部>(その3)」


「私、あれからちょっと考えたことがあるの。劇場的にしてはどうかなって。落語なんかも定期的に開いてもいいし。舞台も設備も狭いけどあるんだから」
「千樹寄席、か。面白いかも。寄席だけじゃなく、他の芸能関係等も上演すれば」
社長が後を継いだ。

「そこにお弁当も出すのよ。千樹特製のお弁当。できるだけいいものでリーズナブルに。それをいつか名物にできないかなあって。その千樹弁当をゆくゆくはデパ地下なんかで販売できればって」
「おせちだけじゃなくてね」
「そうなの。おせちはデパートからも毎年注文が来るけど、あれをもっとポピュラーなものにしたいなあって」

「いいのか、千樹がポピュラー化して」
「いいのよ。できればもっとたくさんの人にこの千樹の味を味わってもらいたいの。それもできたら買っていったお弁当を自宅で味わうんじゃなくて、この雰囲気の中で。千樹弁当は千樹で食べてもらった方がもっとおいしく味わえると思うし。まあそれが無理だったら、ちょっとゆずってお客さんの自宅で千樹の味が楽しんでもらう、それはそれで千樹の味を知ってもらうことになって、今度はじゃあ千樹で食べたいと思ってもらえるようになれば、それに越したことはないわ」

「なるほど。大衆化と言うとちょっといやですけど、もっとこの千樹の味に憧れている人たちに広めていければいいということですね」と本田がまとめた。

「そうなの」
「それじゃその線で煮詰めていきますか」
「ああ、そうしよう。どう板長?」
社長が板長に聞いた。

「私の味でよければ、それはもう、ぜひ」
「よし、料亭千樹は今日から味の千樹になるか」
「何かそれにふさわしい名前をつけなくちゃいけませんね、女将さん、社長」と板長が初めて自分の意見を言った。

「お、やっと板長もその気になってくれたね、いいぞ」社長が嬉しそうに板長を冷やかした。
方向性もだいたい見えてきて、なんだかいい雰囲気になってきた。

基本的には料理だということですね」
本田が言った。
「そうだね。その料理を味わってもらうためのいろいろな仕掛けをその時そのときで企画していけばいいのかな。評判がいい企画は定期的にして、ダメだったら1回きりでよせばいいんだから、な」
社長も笑顔でアイデアを出し始めた。

「デパ地下で評判になったら、またお客様が逆に、そちらの方からこちらに来てくれるようになるかもしれないしね。そちらからの流れの方が千樹としてもいいわ」
「今まではこちらサイドというか、内側だけで商売をやってきたが、やはりこういう時代だから、もっと外に目を向けていかないとダメだなあ。料亭でございっておさまってる場合じゃないんだ」
社長が感慨をこめて言った。

「いや、きちんとやっていけるところは、その中で新しいものにチャレンジして改革しながら暖簾を守っていくことが一番いいんですよ」と本田は言った。
「それができなくなってきたから、こうして悩んでいる、というわけか」
「そういうことですね。でもこういった路線変更だって、きちんとした暖簾があるからこそできることであって、今まで何とか、景気だけに頼っていい加減とまではいわないけど、ただ流されるままにやってきたところは、もうこの時代は潰れざるを得ないんです。いつものことながら、何でもきちんと経営を続けていることが肝心なんです」

暖簾に頼らず、その時代に合うように、その暖簾をちゃんと磨いていくということか」
「そういうことです。さてと、それでは具体的な話にそろそろ移っていきませんか」
「そうよね、今までは今まで、これからのことが大切なのよ」
女将が本田の後を受けて言った。

このようにして、いくつか具体的な案が決まっていった。


<4>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
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アクシデントを味方にする

2011-07-20 09:33:02 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日大好きな俳優、原田芳雄さんが亡くなりました。
テレビのニュースで、つい3日ほど前に「大鹿村騒動記」の舞台挨拶に、車椅子でやってきたときの映像を見ましたが、ああもう長くはないなと感じていたら、本当にその通りになってしまいました。

最初に原田芳雄さんの演技を見たのは、テレビドラマ「木枯らし紋次郎」の中の1編です。悪役で初めて表舞台に出てきたときのその存在感は、後の一流の役者への道を予感させるものがありました。

一番好きな映画は「龍馬暗殺」です。
確かアートシアター系の映画館で見た記憶があります。
ドタドタと、ブーツで生き生きと走り回る龍馬役の原田さんの笑顔が素敵でした。

ご冥福をお祈りいたします。


さて、久しぶりに汗のかかない朝を迎えました。

台風6号が紀伊半島に上陸しそうな朝です。
昨日はこちらでも少し風が強く、雨もありましたが、それほどではありませんでした。

ここのところ雨がなかったので、庭の植物たちへのごちそうだと思っていたのですが、期待していたほどは降らず、ちょっと肩すかしを食わされてしまった感じです。

天気予報では今日も雨というところですが、曇ってはいますが、今のところ降る気配はありません。
台風はこちらに近づいているのに、雨は降らないというのは………。
台風はいらないけど、雨はもう少しほしいですね。


さて、先日朝日新聞に私が紹介され、その日のうちにというよりも、朝一番という感じであるお店の方から電話をいただき、店のことを見てほしいという依頼をいただきました。ありがとうございます。

これはこれは新聞掲載の威力はすごいなあと思っていたら、その後は別に掲載されたことからの反応はありませんでした。

一番のネックは3連休の初日だったということですかね。
電話しようにも、3連休だからこちらも休みだと思ってそれ以降にしようと思い、3日間、頭の隅に残しながら、その後は仕事の忙しさにまぎれるとか、他のことに気を取られてしまって忘れられてしまったとか。

もしくは3連休後の新聞をまとめて見たために、見逃されてしまったのかとか、さらには3日分の新聞は読まれることもなく、積まれてしまたのか、まあそんな感じですか。


さて本題です。

新聞の折込チラシなどでもそうですが、その広告の挿入のタイミングいかんで全然反応が違います。

折込チラシなどは、セール期日はやはり折込み当日が一番いいのですが、以前たくさん扱っていたときには、セール前日に折込んでほしいという依頼がけっこうありました。

当日ならもう消費者にも予定が入っているだろうから、というのがその大半の理由でしたが、たった一日間のセールならそれもありですが、だいたいセール期間は短くて2日間、一番多いのが4、5日間です。そのチラシを見て、ほしい商品、興味のある商品を見にいきたいと思う消費者なら、そのうちの1日をセールに行く腹づもりになるはずです。

ですが、前日折込みだと、明日行こうと考えていたとしても、逆に忙しくてつい忘れてしまったり、何か用が入ったりして、行かないことの方が多いようです。

広告というものはツールによって最適なメディアを考えることも必要ですが、その発信する時期もとても大切です。まあ今回のように一番適切な時期を考えて準備しても、台風なんかがやってくるとすべて台なしになってしまいますが。

しかしその台なしになってしまう台風などという、予期しないアクシデントさえ味方にすることもできます。

もしその台風のせいで、セールが台なしになってしまったら、翌週にでも、「台風のせいで台なしになってしまいましたセール」などという、逆境さえも逆手に取ったセールだって、やってみても面白いのではないでしょうか。

その内容は、台なしになってしまった商品をさらに10%引きにするとか、台風が通過した地域では、後始末に関連した商品を集めてセールするとか、ちょっと考えれば打つ手はいくらでも考えられます。

いかがでしょうか。

それでは今日はこれで。


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日の当たらない存在に日を当ててみる

2011-07-19 09:38:05 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

何日ぶりになるでしょうか。朝から雨です。
でも蒸し暑さは昨日以上。
トイレの掃除を始める前からTシャツはぐっしょり、という感じです。

でも庭の花や樹々は、あくまでもコこちらの感想ですが、うれしそうで、みどりが生き生きしています。
私に部屋にあった2本の観葉植物も外に出しました。今雨を全身に浴びています。


さて、昨日の女子ワールドカップは、本当にすごかった用で、ネットのニュースを見てみても各国のメディアがなでしこJAPANを賞賛しています。

そこで、ちょっと意地の悪い考えをしてみました。
経済的に考えてみたのです。

なでしこJAPANの活躍で一番喜んでいるのは、どこか、と考えてみたんです。

それは、多分FIFAではないでしょうか。
これで女子サッカーも男子並とまではいかないまでも、けっこう商売になると確信したのではないでしょうか。
今まではどうしても男子の陰に隠れた存在で、いまいち盛り上がりがなかったところ、今回のワールドカップでは、アメリカの大統領まで中継を見ていたというニュースで、これで存在が世界に認められたといっていいのではないかと。

スポーツ大国であるアメリカでは、女子ならず男子のサッカーさえ、アメフトや野球などに押された存在で、なかなか盛り上がりに欠けるところを、今回のイベントで一気にその人気を者にしたと言えるからです。これでアメリカにもサッカーが根付けば、FIFAは世界征服といえるところまでいよいよ上り詰めるはずです。

そうなるともういくところ敵なしという状況で、スポーツ界ではトップに君臨でき、その収益でも、小さな国の予算なんか目じゃないというところにまでなります。

そういった意味では、今回はうまくFIFAのメディア戦略に、世界が乗ったといえるでしょう。
うらやましい限りです。

FIFAのような巨大な存在ではなくても、どうでしょうか、あなたも自分の住んでいる町の町おこしで、その戦略をうまく利用できるところはないものでしょうか。

何か参考にするところがあるように思います。
今まであまり日の当たらないところでくすぼっているような存在を掘り起こし、それに日を当ててみる
そんなところから、町おこしも可能になることもあります。

自分の周辺をよく見回してみませんか。


それでは今日はこれで。


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