言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

技術が高くても普及しない不思議

2011-07-23 08:58:18 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝もまるで秋の朝のように、さわやかな涼しさで目が覚めました。
毎日このような朝だったらいいのにね。
しかし天気予報では、また今日から30℃を超す暑さになるようですね。

さて、今日は土曜日ですが、私は仕事です。もちろん。
朝からクライアントに会いにいきます。

最近思うことがあります。
私が使っているCPはMacです。でもWindowsのノートもあります(SonyのVaioです)。
Macは広告業界では当然の基本CPで、私も自然と最初からMacを、自宅でも買って使い始めたのですが、世間ではいつの間にかWindowsが主流になり、Macは本当に好きな人だけしか使っていないという時期もありました。

最近ではiPodやiPadなどの普及で、Macもまた勢いを取り戻してきているようですが、それでも主流ではありません。
あくまでも趣味の範囲と広告業界だけにとどまっています。

私は仕事上の関係からどうしても必要となったので、仕方なくWindows仕様のノートを買っただけで、普段はほとんど使っていません。

両方使っていて分かることですが、Windowsに比べると、格段にMacの方が使いやすく、古い機種なのにレスポンスも早いんですね。(ちなみにMacのOSは10.58でWindowsはWindows7ですが)

これはひとつには慣れもありますが、いまいちWindowsはアイコンの使われ方がよくないように思います。
Macなら直感的にアイコンをクリックすれば済むことが、Windowsのアイコンフォルダが分かりにくくて、どうも遅くなってしまいます。

なぜ使いやすいMacが業界では少数派にいて、WindowsのDOSが業界の主流なんでしょうか。

それはMacがハードから出発し、自社のCPに自社独自のOSを乗せたこと、逆にWindowsはOSというソフトであり、ハードは他社製品であり、その他社のハードにWindowsのOSを安く提供したからですね。
だからハードの会社ではこぞってWindowsを乗せたということです。

今では事務系はほとんどWindowsで、Mac用の事務系ソフトを探したってほとんど見当たりません。
この独占、寡占の状況を眺めることで、他のビジネスにも応用できることが多々あります。
特にハードとのセットで使われるものなどは、多少品質が劣っても、大衆が安く使えるものであれば、それはそれで普及するということであり、あまりに技術水準ばかり高くても、日本の携帯電話のように、結局は孤立したガラパゴスでしか存在できないということです。

技術水準が高くても、そのハードが普及しなくてはどうにもならないという矛盾。
中国と日本の工業の関係にもどこか似ていますね。



それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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