言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

コピーライターになりたいか <19>

2011-07-18 10:54:50 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第19回目です。

「9.コピーは、詩と似て、非なるもの」


数年前、よくテレビでよく放送されていた日本生命の「愛する人のために~」というCMを覚えていますか。
そのボディコピーは、有名な詩人、谷川俊太郎のコピーだということは、画面の下に小さく表示されるので判ります。

それではあれが「詩」かというと、そうではないと、わたしは思っています。
谷川俊太郎という詩人が書いた「コピー」です。わたしに言わせれば、よく彼ほどの詩人が、一私企業のために「コピー」を作ったなあと感心する一方、あのコピーが谷川俊太郎の作だと知って、ちょっとがっかりしました。

なるほど、文章そのものは詩人らしい細やかさが溢れたいいコピーです。あれが、コピーライターの作だったら、僕は文句なしにそのコピーを誉めたでしょう。しかし、あれは谷川俊太郎の「詩」だとしたら、何とあざとい「詩」だろうと思ます。

広告のコピーとは、まず、広告する企業なり商品なりを、宣伝するために書かれる純粋な文章であって、そこに「商品を売る」という文面があっても、それはあざといとは言えません。それが、広告におけるコピーの役割ですから。
しかし、あの「詩」とも「コピー」とも、読者にどちらともとらせるやり方は、ちょっと卑怯ではないでしょうか。

古今東西の名作の文章を引いてきて、それをヘッドラインなどに結びつけるやり方の方が、まだいいと思います。

コピーは、純粋な広告文です。その中には「詩」のような形をとるものをあるでしょう。小説のような形式で、うまく商品に持っていく手法もあるでしょう。それは、コピーライターの腕です。

しかしコピーライターは、詩人であってはいけないと、わたしは思っています。コピーが「詩」になったら、逆に商品を購入する人に対して嘘をいうことにならないでしょうか。

コピーも、詩も、クリエイティブなものですが、目的は180度違うということを肝に銘じていてほしいんです。

今回は、あえて、苦言を呈しました。

天下の大詩人に喧嘩を売ったわけではなく、あれを、日本生命の広告コピーとするなら、作者名を出さないでほしかった。コピーライターとは、あくまでも表には出ない職業なのですから。

あそこに「谷川俊太郎」という名前が出た瞬間、僕は日本生命のあざとさを見たように思いました。

名前を出してほしくなかった。

あそこに谷川俊太郎という名前を出した瞬間、日本生命の底の浅さがのぞいてしまった感じがします。名前を出さずに、あのコピーを出していれば、よかったのに。

しかし、これから本格的にコピーライターとして飯を喰っていきたい方は、あの「詩」か「コピー」か判らないような文章をよく読んで、自分のものにしてもらいたいと思います。あれは、広告のコピーとしてはとてもいいものだと思うから。

なんだ、矛盾しているじゃないかという人もいるだろうけれど、あれをコピーとして考えるなら、とてもいいコピーなんです。なかなか、あんないいコピーは書けません。


<20>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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見た! 勝った!

2011-07-18 08:41:36 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


先ほどワールドカップが終わった。
朝4時頃に目が覚めたので、見始めたら、まだ0-0。
終わってみれば2-2でPK戦。PKだと日本が有利だなと思っていたら、本当にすごかった。
最初の、キーパーの足で止めたPKからこの勝利は決まったような感じだった。

いやあ、何度となく「もうダメだ」とがっくりしながら、それでも見続けていたら、延長後半終了間際に同点。
見事という他ない。

確かに、ほとんどすべての点でアメリカが勝っていた。
日本が勝ったといっても、まだまだ力の差は歴然。
でも、力が劣っていても勝てることもあるということを証明してくれた。


自分も、今まで独立してからほとんど低迷状態で、毎日のんびりと、それでももがきながら、足掻きながらやってきた。少し浮上し始めたかな、と感じられるようになってきた最近だから、このなでしこジャパンノ優勝にものすごくがんばる力を得た。

ありがとうと言いたい。
終わった瞬間、なぜか涙が出てきた。
それにしても素晴らしいゲームだった。
朝早く起きてまで見る価値のあるゲームだった。

今日も「海の日」という祝日で、世間的には一昨日からの3連休。朝目を腫らして仕事に行かなくてもいいので、みなさん、たくさんの人が見たことでしょうね。


しかし、朝から暑いなあ。

昨日はこの暑い中、数年ぶりにアウトレットモールに行ってきました。
ショップに入ると、何とか冷房が効いていて、涼しさは感じられるところですが、外に出ると熱気に身体が包まれる。慌ててまた次のショップに飛びこむ。そんな繰り返しで、最後はへばってしまいました。

やはり3連休ということもあってものすごい混みよう。
こういうのを見ると、不況の風はどこを吹いてるの?って感じなんですが、みなさんの買物はやはり割引率の高いものと人気ショップに集中しているようで、高級陶器の店に入るとお客様は数えても10人ぐらいというように、他のショップのにぎやかさとは対照的に静かに商品を見ることができました。そうして高級シューズの名門ショップには、7月31日で閉店しますというお知らせもありました。

こうして見てみると、アウトレットモールに向かないショップと、向いているショップの差が歴然としています。
アウトレットショップでは、みんなの関心はやはり割引率の高いものに集中しているようです。
これからはアウトレットモールも新規出店も頭打ちになるでしょうし、そのアウトレットに出店するにしても、自分たちが扱っている商品が果たしてアウトレットというモールに向いているのかどうかも、じっくりと精査、研究することが必要になってきますね。

先ほどあげた高級シューズ店ですが、十年以上も前になると思いますが、当初アウトレットに出ることを断っていたのですが、アウトレットの責任者からどうしても出店してほしい、という懇願に負けて出店した、という経緯がドキュメントでテレビで放送されたのを見たことがあります。

今思うと、結局向かなかったということなんでしょう。
アウトレットの責任者にしてみれば、その店が出店することによっていわゆる“はく”をつけたかったのです。アウトレットでの販売方法などはショップが勝手にやることであって、それには関知しないというのは、もうこれからははやらないでしょうね。
やはりアウトレットを設計する段階から、どのような店に出てもらうかというコンセプトと設計図をきちんとしなくてはならないでしょう。

どんなショップでも出てもらえばいい、という時代は終わったようですね。


それでは今日はこれで。


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朝日新聞に紹介されました

2011-07-17 08:07:46 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨日、朝日新聞の群馬版「上州ひと交差点」に掲載されました。
先日取材していただいた記者のFさん、ありがとうございました。

早速その日に、大きく載っていたねえと、知り合いから電話がありました。

幸か不幸か昨日から明日まで3連休で、お休みの人も多いので、仕事先で目にしていただけないのがちょっと残念ではありますが、それでも紹介されるのとされないのとでは天と地ほどの差があります。

たまたま取材の翌日が、私の太田商工会議所での店舗改善支援の日に当たっていたので、その光景を撮影したいということで、掲載された写真は、そのときのものになりました。

写真もよく映っていました。家内も、いい表情してるねえと言っていました。
しかし自分で新聞に載った自分の写真をまともに見るというのは、どうも恥ずかしく、ちょっと斜め見してしまいました。

当日は予定されていたある老舗焼肉店でのアドバイスで、その内容も少し記事中に入っていたのには驚きました。撮影しながら聞いていたのですね。さすがに新聞記者のことだけはあるなあと、ちょっと感心した次第です。

今度は私の方が朝日新聞のために何かしなければならないですね。依頼があれば、店舗支援などのコラムでも寄稿しますか。



それにしても暑い。
用があって、市内の唯一地元資本の百貨店に出かけました。

すぐそばには、昔は一番の繁華街だった商店街も縦横にありますが、休日の土曜日というのに、人影もまばら。
まあこの暑さですからなかなかこの暑い中、人も出ないとは思いますが、それにしても、の寂しさです。

しばらく前までは、それでもこの百貨店だけは賑わっていましたが、昨日はサマーバーゲン真っ最中なのに、こちらも人出は少なく、人気のあるブランドのインショップも閑散としていました。

もうここもダメなのかという寂しさとともに、ここが閉店したら、それこそ、ここに隣り合っている商店街もゴーストタウンになり果てるのだろうなと思いました。

いったいどうしたのでしょうか。

この百貨店では相変わらず毎週チラシを出しています。
確かに北海道展とか、群馬の物産展などを開催するときにはそれなりに人出はありますが、それ以外はぱっとしません。

もっとここなりにがんばれば何とかなるだろうと思うのですが、今までの流れで、いくら焦っていろいろ手を打ったところで、この衰退の流れは止められないでしょう。

もっと思い切った改革をしなければ生き残れないということを、内部の人たちは感じていないのでしょうか。感じていれば、毎週のチラシからでも感じられるのですが、その兆しはありません。
手をこまねいているだけで、日々が過ぎていく、という感じですね。

まあどの地方の状況も多少の違いはあれ、だいたいこういった現状といったところでしょう。

寂しい限りですね。

思い切った手を打てば、打開策もあるでしょうが、それには行政の厚い援助も必要になってくるでしょうし、そのためには、多少の予算では済まないことにもなりますしね。難しいところです。

行政だって、商店街ばかりを助けるわけにもいかないですし。
うう~ん。


それでは今日はこれで。


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そうだ、暑中見舞いだ

2011-07-16 09:23:12 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


暑中見舞いを書くにはぴったりの、うんざりするような暑さが続きますね。
ということで、ここ数年書いていない暑中見舞いを出そうと思いました。
でも自分が書くんだから自分らしい暑中見舞いじゃなきゃ意味がない、と思います。

今日から少しずつですが、今年、昨年、お世話になった方々、そしてここ数年疎遠になっている方々を思い出して、書くことにします。
年賀状のように出す期限が郵便局も設定していませんし、立秋が過ぎれば過ぎたで、残暑見舞いにすればいいことですから。

とにかく暑い日々が続きますが、これをお読みになってくださっているあなたはいかがですか。
節電もけっこうですが、まずは我が身です。
我が身の健康を第一に、節電もほどほどに。

ということで,このブログを借りてあなたにも

    暑中お見舞い申し上げます。


さて、暑い暑いと言っても,仕事は休むわけにはいきません。
そんな悠長なことを言ってれば,いざ再開という段になって,お客様がもう二度と来なくなったというような事態にもなりかねません。

こんな暑いときだからこそ,あなたのお客様に対してできることがあるはずです。
自身の暑さ対策と並行して,自分がお客様だったら、店からこうしてもらったらいいなと思えるようなことを,お客様にしてあげてください。それが繁栄へのちょっとした一歩になるはずです。

それでは今日はこれで。


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暑いなら暑いなりに考えられること

2011-07-15 09:21:13 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ昨日も暑かったですね。
さすがに昨日訪問した店でもエアコンを入れていました。
数週間前には、暑くてもエアコンを入れていなかったところでも、昨日の暑さではエアコンを入れないと、お客さんも逃げていきますからね。
今日もまた昨日に負けず劣らずの暑さになるということ。
塩分入りの水だけはしっかり飲まないと、ね。

昨日訪問したあるパン屋さんは、真夏は約1ヶ月間休むそうです。
和菓子同様、暑くなるとパンの売れ行きもがくんと落ちるそうで、都内のパン専門店でも結構そういうように休む店があるということを言ってましたが、私には初めて耳にすることでした。

もちろん原因の一番はお客様の舌の変化で、暑いときにはどうもパンを食べる回数が減るということですが、作る方も、あまり暑いと酵母菌の管理もたいへんらしいです。何でもきちんと管理するには、常に温度管理が大事で、エアコンで温度管理をしていなくてはならないので、夏期はいつも以上に経費がかかってしまうということらしいです。

人を雇ったり、家賃を払って店を運営しているようなところでは、やはりそれは難しいので、何とか営業しているようですが、個人でやっているところでは、その間休み、日頃できなかったパンの勉強をしたり、行けなかったところに出かけたりするそうです。

今まで、そうした個人で営業しているパン屋さんにお目にかからなかったので、知らなかったんですね。いやあびっくりしました。考えてみれば、生き物と自然を相手にしている仕事というのは往々にして、そういうこともありますね。
特に農業などはその典型です。


そういうことがパン屋さんなどでも考えなければならない、ということにあらためて商売の難しさを思い知らされた次第です。

しかし、商売はそうだからといってそのままにしていたら、どうしようもありません。
そこで、じゃあどうしたら、この暑い夏でも、商売をきちんと進めていけるかを考えるのも、商売人の努め、いや特権ではないでしょうか。

通常のパンが売れなければ、夏に売れるパンはないか、夏に売れるパンとは何だろうか、どのようにすれば、みんなの口にすんなりと入るパンになるのか、などなどいろいろと考える余地はあると思いませんか。

和菓子でも同様ですが、和菓子は5月のゴールデンウイークが終わると、ガタンと売り上げが落ちるそうです。やはり暑くなるので、和菓子は口にしづらくなるというのが大方の理由でしょうが、それでは夏に口に入れやすい和菓子を、ということで水ようかんや葛を原料にしたもの、寒天やゼリーを主体にしたものなどを作り、販売しています。

私はつい最近ですが、ある和菓子屋さんには、近くに学校もあるので、和菓子屋さんならではの和風味のアイスキャンデーなんかも試作してみたら、と提案しました。アイスクリームよりもさっぱりとした後味になるアイスキャンデーなら、生徒さんたちにも大いに受けるのではと考えたからです。

その店のお客様の層の主体は、近くに学校があるといっても、ふだんは熟年の方たちです。その方たちにも、アイスキャンデーなら懐かしさでけっこう受けるのではないかと思ったわけです。

そのように考えていくと、パン屋さんでも、何か新しい夏ならではの商品ができるはずだと思います。

いかがでしょうか。


それでは今日はこれで。


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“人たらし”になりたいなあ

2011-07-14 08:22:35 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

“梅雨明け3日”とか“梅雨明け10日”という言葉をご存知ですか。
梅雨が明けた後の3日間ぐらいとか、10日間ぐらいはとても日差しが強くて暑い。その年の最高気温はだいたいその期間に記録するときが多いらしいんですね。

これは気象関係者の間だけではなく、民間伝承でもで昔から言われていることらしいです。
それが当たっているのかどうか、とにかく暑い!
昨日なんかスーパーマーケットの駐車場をちょっと歩くだけでも、ウワ~ンと熱気が身体にまとわりついてきました。
たいへんです。
熱中症にも気をつけなくちゃならないし、かといって、ボヤ~としてたら仕事にもならないし。
いやはや。


さて話はがらっと変わりますが、私ほど自分自身への思いが強い人間が、経営コンサルタントなどできるわけがない、と誰よりも一番自分では思っていました。
自分で思うほどですから、私を知っている人は一様に、私が経営コンサルタントになったことに驚いたでしょう。
それは当然です。
一番私が驚いたのですから。

でも手探りでやるうちに、この仕事はとても面白いと実感するようになりました。
私がアドバイスし、その通り進めたおかげで少しずつ売上が上がったということを聞くと、ものすごくうれしくなります。
自分の店ではないのに、よかったなあと思うのです。

ある人に言われたことがあります。これは一度このブログにも書いたことですが、「藤田さんにアドバイスをもらって、さあこれからやろうとし始めたら、まだ何もしないうちから以前のお客様が何人も戻ってきた。なんだか藤田さんが福の神のように思えた」という言葉です。

自分のアドバイスで売上が向上したわけではなく、ただタイミング的にそうなっただけのことですが、それを私に相談を始めてからだと言ってくださったのです。
うれしかったですねえ。この人はもしかしたら“人たらし”かも知れません。

太閤秀吉も希代の“人たらし”として有名ですが、いい意味で、人を上手に、いい気分で持ち上げ、いい方向に導いていくことができる、そういった“人たらし”に私もなりたいものです。
それが経営コンサルタントの、もしかしたら一流といわれる人が持っている、生まれながらの性質ではないでしょうか。

不幸にして私にはそういった天性の才能はありません。
だからできるだけ経験を積んで、自前でこつこつと“人たらし”になれるように努力していきたいとがんばっています。

その伝でいくと、今、太田商工会議所でさせていただいている商業店舗改善支援という仕事はとてもいい勉強になります。
お金をいただきながら勉強をさせていただいている。

自分がもっと若く、会社に就職したてで、そういった思考を持てていたら、今の自分は全然違った、社会にもっと役に立つ人として、みなさんにたくさん有効なアドバイスをしていることだろうなと、悔しい気分になることもありますが、それはしょうがないことなので、もしまだ会社に入りたての方がこのブログを読んでいらっしゃったら(いないか?)、現在は会社から給料をいただきながら、勉強をさせてもらってる時期なんだという自覚があれば、いい仕事ができるようになるはずです。

たとえ自分が配属された部署が、日の当たらないところであっても、そこで与えられた仕事は何のために必要なのかを考えながら仕事をするのと、なんで俺がこんなところで仕事をしていなきゃいけないんだ、仲間はもっといい部署に配属されたのに、と考えるのとでは数年後にはものすごい開きが出てきます。

どんな部署でも必要だからあるんです。必要でない部署なんか、今の時代そのままにしておく余裕なんてありません。
なぜ必要とされているのか、それを自分で考えるぐらいはできるでしょう。
そうしたら、この部署ではこういうようにしたらもっとよくなる、と考えることからあなたの経験は飛躍的に伸びるようになります。

今そこでできること。それに力を尽くすことが、未来を開く鍵になるんですね。
私も歳をとってきていますが、今でもその気持ちで、暑くても、仕事に打ちこみたいと思っています。


それでは今日はこれで。


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ある料亭の再生物語 <第2部>(その2)

2011-07-13 10:06:20 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある料亭の再生物語 <第2部>(その2)」


「千樹は千樹としてお客様に尽くしたいというのは、いいんです。それが当たり前のことです。しかしお客様には迎合しないで、千樹というお店はこういうお店なんです。その千樹の千樹らしいところを気に入っていただけるお客様には精いっぱいみんなでサービスしますが、このようにした方がいいんじゃないかというお客さんの意見を取り入れていたら、千樹が千樹でなくなってしまうかもしれないんです。あくまで千樹は千樹として毅然とあってほしいんです、私は」

「コンサルタントってみんなそんなこと言うの?」と女将は、本田の言葉にいぶかしんだ。
どっちが千樹の経営者か判らないほどだった。

「いえ、たいていのコンサルタントなら、千樹を存続させるというよりも、その経営を優先させるでしょうね。形を変えて会社の存続を図るというのが普通ですからね。料亭が料亭でなくなってしまっても、会社は存続するという形ですね。その方が思い切ったことを提案できますし、コンサルタントの腕の見せどころというところもありますから」
「そうよねえ、普通は。だから最初私はコンサルタントが入るなんて嫌だったの」
「私もそう思っていました、女将さん」
板長が女将に言った。

「私は本田さんがそういう人だったら、頼んでいなかった」と社長が言った。
「私は依頼されたところのお店のかたちというんですか、その元のかたちはあまり変えずに、そのいいところを伸ばすように提案しているんです。あまり根本はいじりたくないんです。だってそれをとってしまうと、せっかく今まで積み上げてきた暖簾が変わってしまうわけですから。
暖簾が変わるってことは形そのものが変わってしまうということで、それならまったくその会社なり店なりを解体してしまってやり直すってことで、たとえばこの千樹さんだったら、千樹を解体してしまって、マンションを建てるというようなことです。そんな指導はしたくないんです。
できるだけ元の形をそのままで、その中で何か良いものを見つけて、それを強化して同じ暖簾で続けていきたいんです。まったく今の私の考えと違うことも提案したこともありますが」

「それはどんなことですか」社長が聞いた。
「今商店街がダメでしょう。いやダメというより、その中で一部は頑張っているところもありますが、商店街全体の再生ということで考えていくと、今までやっていた商売はもうニーズがないというか、続けていってもほとんど存続は無理というようなお店も中にあるんですが、そういう店には形をまったく変えるように薦めます。
たとえばレコード屋さん。今はもうCDさえ売れない時代になってきていますよね。そういう店には転換を薦めますね。特にお薦めするのはたこ焼き屋さんとかお好み焼き屋さん、駄菓子屋さんといった子供受けする食べ物屋さんですね。私たちから見れば懐かしいなあと思うような食べ物屋さんです。それでおいしい物とか面白い食べ物を売れば結構評判になるものです。
商店街全体がそういう食べ物屋さんをたくさんやるようになれば、また商店街として再生はできると思いますよ。まあその間にはいろいろ行政の後押しも必要ですけどね。
商店街のことはさておいて、千樹の話にもどりましょう。女将さんにお聞きします。千樹としてどこを残したいですか。どこというよりも千樹の良いところと言いますか、今よく言われている言葉でいうと“強み”ですが」

「そうねえ。私は千樹の暖簾として残していきたいというか、守っていきたいというのは、この料亭らしい雰囲気と千樹がここまで評判を落とさずにやってきた料理ですね。いくら客足が落ちたと言っても、お正月にはお得意さんがおせち料理を変わらずに頼まれますからねえ」

「社長はいかがですか」
本田が次に尋ねた。
「わたしは、ホントのところを正直に言うと、さっき本田さんが例を出していったマンションね、最終的にはそれでもいいかと思っていたんだ。いや多分今のままで行くとそうする以外方法がないのかなあって。それでその1階部分に千樹の名前を残した日本料理店を出せば、千樹の名前は何とか残るかなあって。そうすれば板長や今の従業員も少しは残ってもらえるから、全員整理することもないしって」
「そうね、それは私も選択肢のひとつとしては考えてた。まだ少しは余力のあるうちにそうすることも必要よね」
女将が言った。
「ああ」社長は小さく頷いた。

「やっぱりそうだったんですか。私もなんだか社長や女将さんを見ていると、もしかしたらそうじゃないのかなあって、思うときもありましたよ」
板長も肯定した。
「でもこの間のみんなの考えを聞いて私は変わったつもりだ。みんなの千樹を思ってくれている気持ちを考えると、そんな安易な考えをやめて、もう一度千樹を千樹らしく再生したいと心から思うようになったよ」
社長が反省した。

「じゃあお二人の心は、料亭千樹を引き続き存続させていきたい、というお考えだということでいいですか」
本田が聞いた。
「ああ」
「はい」
ふたりが答えた。

「板長さんは何かありますか」
本田は一応そこにいる板長にも聞いた。
「いや、いやも応もありませんよ、わたしは。社長と女将さんの考えに乗っかっていくだけですから」
「そうですか。それではもう一度お聞きしますね。先ほど私が言った千樹の強みはと聞いたら、この雰囲気と料理だとおっしゃいましたね。それじゃどうしたらそれを残していけますか。今までのお客さんから離れて」
「純粋にお料理屋さんとして、お料理を楽しみにお客さんが来てくれるようにしていきたいですね」
女将が期待をこめていった。

「私はやはり先ほど女将が言ったここの雰囲気ね、それも強みなんだから、その方面から何かお客さんを呼ぶものがあれば、それもまたいいなあと思ってるんだ。まあ基本的には千樹の料理をメインにするというところは一致しているけどね」社長も希望をこめて言った。
「なるほどね。板長の腕がますます必要になってきましたね」と本田は笑顔を板長の方を向けた。
「いや、なに――」
板長はそれ以上言うことができなくなり、うつむき、少し嬉し涙を流したようだった。

「板長、これからも頼むよ。千樹は板長の腕にかかってるんだから」
「やめてくださいよ、社長」
「さて、それじゃだいたい方向性は決まったと。さて具体的にどうしたいですか。女将さん」
本田は女将に意見を求めた。



                                つづく

<3>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
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アイデアはよかったけど………

2011-07-13 09:35:18 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


先日行ったショッピングセンターでは、折から千葉の宣伝キャラバン隊が来ていて、ロビーで千葉の観光案内をしていました。
そこでは千葉の名産品のサンプルや観光案内パンフレットなどを配っていたのですが、その配られた中に紙製の団扇がありました。
▼これです。


取手の部分がよく振られても破れにくいように三重になるようになっています。


▲展開してみるとこんな感じです。
型を作って折る部分に“折り”を入れているわけです。
グッドアイデアです。

私が以前に担当したことのある紙製の団扇は、円形で、その持ち手部分にまた小さな穴を作り、そこの指を差し込んであおぐという形のもので、その形は当時ではポピュラーになっていて、紙製の団扇といえば大抵はその形でした。プラスティック製の団扇より単価が低く、宣伝効果は同じですから、それっとばかりに、一時は夏のノベルティとしてとても人気がありました。

それを改良したのがこのスタイルなんでしょうね。
みなさん、よく考えますね。

まあそれはそれでよかったのですが、今回いただいたその団扇、致命的なミスがありました。(そうでもないか?)
一番大事な言葉が誤植しているんですね。

印刷物ができ上がってきたらミスがあった。
これは、いけないことですが、よくあることです。
どちらかというとおっちょこちょいの私も、相当数の経験があります。
文字の打ち間違い=変換ミスですね。
コンピュータ制作になってから増えたミスです。

この団扇の場合はとても重要な言葉が誤植されていました。
写真では分かりづらいと思うんですが、団扇の下の方にあるコピーの部分。一行目です。
「全体的に少し『証明』を落としています。」ってあります。
明らかに『証明』は『照明』の間違いですね。




これを制作した広告制作会社では、『照明』という言葉よりも『証明』という言葉をよく使う仕事をしていたので、変換したら最初に『証明』という言葉になったのでしょうね。
数度の、そして何人もの校正をうまく切り抜けて、製品にまで誤植がそのままになってきました。

この後発見されて、どういうことになったのでしょうか。

ここにこうして現物があるということは、みんな目をつぶって、再印刷には時間とお金もかかるから、ということで、このままにしたのではないでしょうか。

これは千葉県旅館ホテル組合という任意団体がクライアントだから、ある程度はそういうことも許されたのでしょうが、これを発注したのが役所だったら、有無を言わせずに再印刷です。ミスしたお前らが悪いから、という情け容赦のない命令です。

これは団扇の問題(? しゃれではありません)ですから、いい(とは言いませんが)として、チラシなんかのプライス表示のミスなんかだったら、そのミス分の差額はいうに及ばず、その回のチラシ印刷費を只に、ということも、大手に行くほどざらです。

私が所属していた会社などは小さな会社で、それほど大きな予算のかかるチラシを制作してはいなかったので、それで会社が潰れというようなことも幸いにしてありませんでしたが、下手をするとそういう要求で小さな会社などは吹き飛んでしまうようなミスをしたということを、その業界にいるときには聞いたことがあります。

いずれにしても、誤植は避けたいものです。
が、避けられないものです。
避けられないなら、どういう手を尽くして、そのパーセンテージをゼロに近づけていくか。
一人ひとり制作に携わる人が、自分で気をつけなければならないところが、一番のネックです。
たった一人でもそのときの精神状態や身体の状態でうっかりしていると、すぐに起こりうることです。

誤植を避けるためにひとつ有効なことは、担当者もちろん厳重にやらなければならないことですが、チェックを、一度は第三者、それに関係のない人に見てもらうことをお勧めします。
客観的に見ると、すぐにおかしなことが分かるということが経験上よくありましたから。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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コピーライターになりたいか <18>

2011-07-12 09:27:01 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

ほんとうですと、昨日の投稿分ですが、都合により、今日の投稿になります。
ごめんなさい。
この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第18回目です。

「18.あり得ないことも、考えよう」


今回は前回の「常識をひっくり返そう」とよく似た内容ですが、コピーライティングにはあり得ない、そんなこと起こる分けないじゃん、というようなこともアイデアの中に入れていかないと、到底いいコピーは書けないということを今日はちょっと書いてみます。

昔は人間は空を飛ぶことはできなかった。しかし今では道具の力を借りてだが、人間は空を飛んでいる。
このように、何かひとつプラスすることで、あり得なかったことが、当たり前のようにできる。

コピーは、その何かであり、商品にプラスするものでもあります。ですから、あり得ないものも、ひとつの提案として入れてみましょう。あり得るものなら、逆にだれが考えてもいいものだし、だれでもが思いつくようなことです。
しかし、あり得ないもの、あり得ないことは、なかなか誰にでも思い浮かべられるものではありません。だからあり得ないことなんです。

しかし、無から有を生み出さなければならないコピーライターは、そんなあり得ないことも、視野に入れて頭の中で嵐を起こさなければなりません。

こんな例がありました。
ある酒屋さんの話。

普通ならあり得ないネーミングの清酒をつくり、売り出した。
 その名は
   ↓
   ↓
   ↓
    →  →  →  『貧乏神』

普通、清酒ならめでたい名前にするのが多いようですが、あえてこの酒屋さんは、自店のオリジナルブランドとしてつくり、そして見事に売り切りました。

しかしやはりそのまま店に陳列しておくだけでは絶対に売れません。どんな工夫をしたでしょうか。

その酒屋さんは、マスコミにプレゼンし、店でもユニークなPOPで対応しました。そうすると、面白いネーミングなので、地元の新聞やテレビでは取り上げてくれたらしい。

あなたなら、こんなネーミングの商品がまわってきたら、いったいどのように料理しますか。

「貧乏神を飲み干してしまおう」というコンセプトでつくるのが一番だ。この不景気から脱出するためには、貧乏神をパアーと飲みこんでしまうのが一番いい。
多分このネーミングは、そんなところからの発想だったのではないかと思います。それなら、「貧乏神」というネーミングがグ~ンと生きてくる。はつらつとさえしてくるから不思議です。
逆にそれが貧乏神だからこそ、たくさん飲んでもらえる。残ったらたいへんだから。

そういうことです。あり得ない商品、あり得ないネーミング、あり得ない使い方。あり得ないものにはすごいインパクトが内包されています。そのあり得ないものを取り出して、世に出していくのも、これまたコピーライターの役目であるとも言えるのではないでしょうか。

あなたなら、どんなあり得ないものを生み出しますか。
みんなから「あり得ね~よ~」というブーイングが聞こえれば半ば成功したようなものです。
がんばってください。

<19>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
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葬儀の司会は厳かにして滑稽

2011-07-12 09:16:19 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は、お世話になっている会社の会長のお葬式に参列しました。

社長のごあいさつの中で、「会長は『生涯現役』を貫き、つい最近まで店に顔を出して、その様子を見に来ていました」という言葉がありましたが、御年94歳まで現役で終えられたのは幸せだったしょうね。

自分の身に置き換えるとあとまだ数十年の長きにわたり、一所懸命に仕事をしなくてはならないということを考えると、気の遠くなる話です。
いやあすごい人でした。

売場で出会うといつもニコニコしている人で、売場の外に出ると、小さく鼻歌を歌っていらっしゃったことも覚えています。


さてそのお葬式ですが、いつも思うんですが、どうしてあの司会の方は、これでもかというほど馬鹿ていねいで、いかにもみんな悲しめというような口調なんでしょうか。
もう少し普通に話した方がよほど亡くした方への思いが募るのに、と思います。

本人は、厳かでいいと感じ、心の裡で「さあどうだ。うまいだろう。」と言ってるような気がしてしょうがないと感じているのは自分だけでしょうか。まあ多分マニュアルにあるんでしょうね。マニュアルにあることをそのまま読んでいるから、心が感じられないんということもあります。

私からみれば、まるでカリカチュアそのもの。滑稽でしかありません。

また最近では式を始めるのに、『開式します』という言葉を使うのでしょうか。どうも文語的で話すときに使う言葉ではない、と自分では思っています。
さらに開式という言葉は、私は他ではあまり聞いたこともなければ、書物で読んだこともありません。
確かに辞書には載っているようですが。
どうして「ご葬儀を始めます」というような言い方はできないのでしょうか。

特に最近は、葬儀をより儀式的に、盛大にしようというような、葬儀社側の勝手な風潮があるようで、ちょっと嫌みになり過ぎているきらいもあります。
むずむずと身体のどこかがかゆくなってくるような、あのいかにもという物言い、何とかしませんか。

驚いたことに、導師が読経の最後に、亡くなられた方の生涯のあらましを述べられました。今までにたくさんの葬儀に出させていただきましたが、これは初めての経験です。
これはとてもいいことではないでしょうか。読経のように、聞いている人たちにはその意味が分からないものよりも、その部分がなんだかとても胸にしみこんできました。


それでは今日はこれで。


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お客様が参加できる自分の味作り

2011-07-11 08:00:24 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

一昨日は百合を見に行ってきましたが、その帰り道、イオンのでかいショッピングセンターに劣らないほどの広さのあるショッピングセンターに寄りました。

休日でしたが、それほど混んでいませんでした。暑かったので、みなさんは自宅のエアコン使用をやめて、こうしたショッピングセンターなどに、遊びがてら大勢がやってきているのかなと思っていたのですが、それほどでもなかったですね。
それともあまりにも広いので、そう感じただけかもしれませんね。

その中に入っているたくさんの専門店の中のひとつで昼食もとりました。
その店はトンカツの店。
ご飯、キャベツ、お味噌汁がお代わり自由です。
トンカツ専門店ではこの方式を採用しているところが多いですね。

佐野のアウトレットに入っているトンカツ屋さんでは、みそ汁もシジミ汁でとてもおいしく、数杯お代わりをした記憶がありますが、ここでは白だしか赤みそが選べました。

ソースも甘口と辛口が用意されていて、何とそれに白ごまを自分で、出された小さなすり鉢ですって、そこにソースを入れるように説明されます。
う~ん、なかなかです。これもお客様が自分の味を自分で作るという小さなイベントとしてお客様に喜んで参加してもらうというひとつの手法をうまく応用していますね。

私は2種類のソースを甘口多め辛口少なめにミックスしていただきましたが。
白ごまも自分の好きな量だけ使えます。
カツが上がるまでに時間があります。その待ち時間を楽しんでもらおうということでしょうか。
これもいろいろなお店に応用できるうれしいイベントですね。

これを読んでくださっているお店の方、あなたのお店ではどういう応用ができますか。

みなさんでわいわい言いながらアイデアを出し合うのも、社内のコミュニケーションを円滑にするひとつの方法であり、これだといいアイデアも出せる一石二鳥の方法ですね。


食事後、店員さんが空いた食器類を片付けにやってきましたが、ちょっと粗相をしてみそ汁の器を倒してしまいました。少し中の汁が残っていたのが、私の横の椅子の上にまかれてしまい、自分のズボンにもかかってしまいました。
店員さんは「すみません」を連発しながら、ものすごく済まなさそうに後始末をしていました。
あまりにも済まなさそうにしているので、大してかかっていなかったし、クリーニングにという申し出も、いいですよとお断りしました。

会計時にもその店員さんに、お詫びの手紙とか何か出すつもりだったのか、名前と住所を聞きたいと言われたのですが、ほんとうに大したことがなかったので、それもお断りしましたが、気持ちのいい対応でした。

失敗はどんなときにもあります。それはどうしようもありません。
失敗はしょうがないことで、その後が大事ですね。その後の対応の仕方の善し悪しで失敗が生きるかどうか、それが問題ですね。今回はそのいい方の例を体験できました。

ここでちょっとあやまられた後、むやみにクリーニング代を渡そうとすると、なんだかビジネスライクで嫌な気分にさせられそうです。
ここはやはり誠意を込めてあやまるだけでいいのではないでしょうか。
もし何か渡すのでしたら、クリーニング代の代わりにお食事無料券を渡すとか、そのようにした方が嫌みにならないように、私は思います。

それでは今日はこれで。


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「フリー」商売を体感

2011-07-10 09:18:13 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ昨日は蒸し暑かったですね。
気温は2週間ぐらい前の最高気温を出したときよりも数℃は低かったのですが、蒸し暑さは一番でした。
そんな中、入場券をもらったので、太田市に最近できた「吉沢ゆりの里」というところに百合を見にいってきました。

しかしあまりにも暑かったので、順路をショートカットして、帰ってきましたが、順路の途中に休憩所があり、そこでかき氷を、堪らず買ってしまいました。
うまいところに休憩所作ったものです。これを設計した人は商売がうまいですね。



▲その写真がこれです。来週で閉園だそうで、花盛りもすぎていました。
 だから残りの入場券を招待券にしてばらまいたわけですね。

入場料の1,000円は高いなと思いましたが、只になるのと、もらった方から感想を聞かれることもあるかと思い出かけたのですが、駐車料金を500円徴収されました。1,000円の入場料金をサービスにして多方面に入場券を配ったようです。来てくれたら駐車料金が収入になりますからね。

これって、他の商売にも応用できそうですね。
実際たくさん応用されています。

例をあげると、商品は安いけど、その施設に入るのが有料というのがコストコの方式ですね。
年間会員料金が4,200円。この会員証がなければ店に入れないんです。
会員になったら、元を取ろうと、みんな何回も出かけたり、たくさん買おうとします。
だから店内の商品は相当安くしても、会員証購入だけで、5,000人会員になったとしても、それだけで年間売上が単純計算で2,100万円。
店内商品を経費分だけ粗利にして販売しても、年間2,000万円の利益。
うまいですねえ。

もうすぐ私の住んでいる近くにコストコがオープンします。
現在仮事務所で会員の受付をやっています。
オープン前日までに会員になると、1,000円引きになるといううたい文句です。
そのオープン日を公表していません。間もなくということしかどこにも書いていないので、みなさんは早く入ろうとするわけですね。
これも消費者の心理をうまくついた作戦だと言えます。

その他にも上記のような、いわゆる「フリー」というシステムを上手に利用した商売がたくさんあります。
遊園地でも園内の乗り物が無料で、入場料金を徴収するという方式でも、お土産の購入などを見越せばうまく運営すれば利益が出ますし、逆の場合にも応用できます。

こんなフリーのシステムで商売を成功させた例を取り上げ、1昨年ですか、ベストセラーになった本が「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」ですね。
21世紀はフリーミアムを手法に様々な商売が、これからも発明されていくことでしょうね。

それでは今日はこれで。


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お悔やみ欄から

2011-07-09 09:18:29 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

最近は、仕事がら、新聞を地元のお悔やみ欄から見ることが多くなりました。仕事先の関係の方がいらっしゃらないか、気になるからです。
おめでたなら、後からいつでもお祝いできますが、お悔やみはやはり、相手方にも失礼にならないように、早く知った方がいいですから。

今朝、いつものように新聞のお悔やみ欄を見たら、以前からお世話になっている社長のお父さんの名前がありました。
94歳で亡くなられたということですが、そうすると、私がまだ以前の会社をやめる前にお店で元気な姿を見ていたのは既に85歳以上だったということになります。
80歳を過ぎてまでお店に出入りし、さらにはときおり商品のバイイングまでこなしていたということは、すごいことだなあと思いました。

まずは、心より哀悼の意を捧げたいと思います。


ここまで長生きされたら、他人はよく「大往生」という言葉を安易に使います。
しかし「大往生」を素直にいえるのは、やはりそれに関わった親族であり、他人は言ってはいけない言葉ではないでしょうか。
私は、「大往生」という言葉をむやみに他人(ひと)様に使うべきではない、ということをどこかで聞いたことがあります。
自分もその通りだなと思っていますので、ここでもその言葉は使いません。

ただ、今まで長く元気に生きられたことを言祝ぎ、記憶の隅に残しておきたい、とそれだけを思っています。

できたら葬儀では、笑顔で旅立ちを見守りたいなと、思いました。

もし自分が送られる立場であったなら、葬儀でも、みなさんから、できたら笑顔で見送ってほしい、そんな気持ちでいます。
そのほうが、送る方も、送られる方も、気持ちがいいのではないでしょうか。

それで今思い出したのですが、最近気に入っているCMがあります。

それは、喪服を着た男性が、家に帰ってきて、縁先の硝子戸を開け、庭を眺めるように座り、そこにナレーションが入ります。
「いいお葬式だったなあ。君の人柄がしのばれるよ(ここはちょっとうろ覚えですが、ただそのような意味合いの言葉です)」
そして庭を眺めながら、ほんの少し、分るか分らないぐらいに笑みを浮かべる、というシーンです。クライアントはハセガワという葬儀と墓石の会社です。

葬儀、大切な人を亡くしたということを、ただ悲しいものと、いかにもしめやかそうなジメッとしたものにせず、かといってカラッとしたものでもない、ほんとうに微妙な人の感性を表現したいいCMです。

私もここで描かれるシーンのようなひとときを、身内の葬儀の後に持てればいいなあと思います。

もしかしたら、今回の葬儀の後、Sさん(喪主)も、そのような気分で過ごされることを祈りたいと思います。

合掌。



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「忙しい」を言い訳にしていると………。

2011-07-08 10:28:57 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は、毎週伺っている太田商工会議所店舗改善支援の日でした。

ある焼肉店でアドバイスしているところを、朝日新聞の記者の方に写真を撮っていただきました。
朝日新聞の記者Fさん、ありがとうございました。
明日の群馬県内板への掲載を心待ちにしています。
みなさんもご興味がありましたら(そんなもの、ないか)ぜひ見てください。


さて、お店や企業に伺い、アドバイスをすると、そのときはしっかり聞いてくれても、その後再度伺って、前回話したことを少しでも実践してくれているといいのですが、何も進展していないところもあります。
そういうところの経営者の方に「どうして進まないのですか」と聞くと、だいたい返ってくる言葉は決まっています。
それは「忙しくて」「他にやることがいっぱいあって」のこの2言です。
このふたつの言葉はしかし、やらないことの理由ではありません。
それ以前の経営者のメンタルな部分の、重大な問題です。

経営者が忙しいのは当たり前です。忙しくない経営者はどこにもいません。
そんな忙しさの中で、どのように新しい政策を進めていく時間を作るのか、そして実践していくのか。「忙しい」と言っている限りは絶対に進みません。

小さな企業や商店では、社長自身の手を動かさなければ、会社が、お店が動いていきません。
そんな中で、新しいことにチャレンジしていかなくてはならないのは、並大抵のことではないでしょう。

ですからまずしてほしいのは、当たり前、基本的なことですが、自分の今手元にある仕事に優先順位をつけてください。
その優先順位に従って仕事をこなし、延ばせることができるものは延ばし、その時間を新しいチャレンジの時間にしましょう。たとえ30分、1時間でも、その積み重ねが生きてくるはずです。

またそうしたことを進めていかないと、たとえ今は良くても、ある日、ほっとして手を休め、前を見たときに、何も未来になかったということに愕然とすることになります。

忙しいときにこそ、未来への布石を打つ時間を作らないと、気がついたらどうにも手がつけられないという状況に陥っています。

いつもいつも「忙しい」を言い訳にしていると、その先には「忙しい」時間がなくなっていることだってあります。
忙しいときこそ、未来に目を向けるときなんです。

それでは今日はこれで。


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一流の営業って?

2011-07-07 08:51:02 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

さて、今朝はまた朝から蒸し暑く、真夏日にならないだろうという予報ですが、蒸し暑さでは引けを取らない暑さになりそうです。


今日の話ですが、注文電話を拒否する会社が今でも多いと思いませか。

これは、私がまだ広告会社に勤めていたときの話です。

用があってクライアントのところによく電話します。
もちろんですよね。

ところが先方が会議中とかで、担当の方が出られないときが多々ありました。
そういうときは仕方がないので、会議の終了予定時刻を聞き、その時刻から少し遅らせて電話をしたものです。
だいたい会議というものは予定時間よりも長引きますので、そのようにして空振りが少ないようにしたものです。

これは私が先方から仕事いただいている関係で、会議中だと断られても仕方のないことです。


しかし、こういうことが、こちらから仕事を出している印刷会社でもよくありました。

もちろんこちらが上位だとか、そんなことを言っているのではないのです。
でも印刷会社にしてみれば、当方から仕事をいただく立場であることには変わりありません。

しかし、けっこう「今会議中です」という取り次ぎの人の言葉を聞かされました。
私はその度に、心の中でこう言っていました。
「へえ、仕事を頼もうと思っているのに、いらないと言うんだ? 会議をしていると仕事がやってくるんだ?」と。
ずっと取引している会社同士だから、会議中なら、取引先の電話を拒否することが許せるのだと勘違いしていませんか。

そんなことを平気でしているようであれば、どんどん仕事というものは減っていきますよ。
通販会社で、お客様が電話注文してきているのに、今担当者がいないとか、担当者が会議中ですとか言うでしょうか。
「アホか!」って言われて、それでおしまいです。
そんなことをしているとすぐにそんな会社は潰れちゃいますよね。


取引先の電話も同じことなんです。
甘えたら駄目です。

仕事をいただいている先から電話があれば、たとえ会議中であっても、深刻なことを討議している最中であっても、絶対に出るべきなんです。そのように取り次ぎの人には必ず言っておくべきなんです。
それこそ、そういうことをきちんと会社全体で教育すべきことではないでしょうか。

もうひとつ、営業の電話のことでいうと、仕事をいただいている会社に電話をしても、担当者が不在の場合、それでは連絡をいただきたいという営業の人がけっこういるということです。
自分の用で電話をしているにも関わらず、相手に電話しろというんです。
もう一度自分の方から電話をするのが礼儀というか、当たり前のことなんです。

相手には別に用がないのですから、用がある方から再度かけるのが本筋ではないでしょうか。
自分はそういうことがないように、自身の担当しているクライアントには、していました。

たとえわずかでも、自分の用で先方に電話代を使わせることになるのです。
自分の用で先方に損をさせているということです。
そんなこと大したことじゃないか、という声を出した方、あなたは絶対に一流の営業マンにはなれないでしょう。

また、自分で、緊急以外ではやらないでおこうと決めていたことは、クライアントの携帯電話には電話しないということです。
会社にいないから携帯に、というのも、かける方の勝手なんですね。

会社にいないということは、その人がどこかに出かけて打合せをしているとか、車や何かで移動中ということです。
そこにずかずかと携帯をかけるということは、とても失礼なことだと自分では戒めていました。

相手の身になって考えると、そういうことは自ずと理解できます。
自分がされて嫌なことは、お客様、クライアントには絶対にしない。
それが当たり前と感じることができる感受性も、絶対に持っていたいところですね。

「営業」っていったい何でしょうか。


それでは今日はこれで。


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