言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

一流の営業って?

2011-07-07 08:51:02 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

さて、今朝はまた朝から蒸し暑く、真夏日にならないだろうという予報ですが、蒸し暑さでは引けを取らない暑さになりそうです。


今日の話ですが、注文電話を拒否する会社が今でも多いと思いませか。

これは、私がまだ広告会社に勤めていたときの話です。

用があってクライアントのところによく電話します。
もちろんですよね。

ところが先方が会議中とかで、担当の方が出られないときが多々ありました。
そういうときは仕方がないので、会議の終了予定時刻を聞き、その時刻から少し遅らせて電話をしたものです。
だいたい会議というものは予定時間よりも長引きますので、そのようにして空振りが少ないようにしたものです。

これは私が先方から仕事いただいている関係で、会議中だと断られても仕方のないことです。


しかし、こういうことが、こちらから仕事を出している印刷会社でもよくありました。

もちろんこちらが上位だとか、そんなことを言っているのではないのです。
でも印刷会社にしてみれば、当方から仕事をいただく立場であることには変わりありません。

しかし、けっこう「今会議中です」という取り次ぎの人の言葉を聞かされました。
私はその度に、心の中でこう言っていました。
「へえ、仕事を頼もうと思っているのに、いらないと言うんだ? 会議をしていると仕事がやってくるんだ?」と。
ずっと取引している会社同士だから、会議中なら、取引先の電話を拒否することが許せるのだと勘違いしていませんか。

そんなことを平気でしているようであれば、どんどん仕事というものは減っていきますよ。
通販会社で、お客様が電話注文してきているのに、今担当者がいないとか、担当者が会議中ですとか言うでしょうか。
「アホか!」って言われて、それでおしまいです。
そんなことをしているとすぐにそんな会社は潰れちゃいますよね。


取引先の電話も同じことなんです。
甘えたら駄目です。

仕事をいただいている先から電話があれば、たとえ会議中であっても、深刻なことを討議している最中であっても、絶対に出るべきなんです。そのように取り次ぎの人には必ず言っておくべきなんです。
それこそ、そういうことをきちんと会社全体で教育すべきことではないでしょうか。

もうひとつ、営業の電話のことでいうと、仕事をいただいている会社に電話をしても、担当者が不在の場合、それでは連絡をいただきたいという営業の人がけっこういるということです。
自分の用で電話をしているにも関わらず、相手に電話しろというんです。
もう一度自分の方から電話をするのが礼儀というか、当たり前のことなんです。

相手には別に用がないのですから、用がある方から再度かけるのが本筋ではないでしょうか。
自分はそういうことがないように、自身の担当しているクライアントには、していました。

たとえわずかでも、自分の用で先方に電話代を使わせることになるのです。
自分の用で先方に損をさせているということです。
そんなこと大したことじゃないか、という声を出した方、あなたは絶対に一流の営業マンにはなれないでしょう。

また、自分で、緊急以外ではやらないでおこうと決めていたことは、クライアントの携帯電話には電話しないということです。
会社にいないから携帯に、というのも、かける方の勝手なんですね。

会社にいないということは、その人がどこかに出かけて打合せをしているとか、車や何かで移動中ということです。
そこにずかずかと携帯をかけるということは、とても失礼なことだと自分では戒めていました。

相手の身になって考えると、そういうことは自ずと理解できます。
自分がされて嫌なことは、お客様、クライアントには絶対にしない。
それが当たり前と感じることができる感受性も、絶対に持っていたいところですね。

「営業」っていったい何でしょうか。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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