言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

逃げた客は追うな

2012-10-31 10:10:03 | 生き残るということ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


さて、昨日の夜、思いがけなく星野リゾート星野社長のお話を聞くことができました。

ある企業が星野社長を招いて講演会をしたわけですが、ほとんど外部には知らされていなかったので、その情報は知らなかったのです。

で、昨日はたまたま火曜日で、桐生商工会議所での相談日だったので、相談先に伺う車中での担当者の方との何気ない会話から、今日の夜、星野社長の講演が会議所の大ホールであるということをお聞きし、無理を承知で次長にお願いして、幸いにも講演会で聴講させていただくことができました。

主催のCoco-Loの皆様、桐生商工会議所の皆様、ありがとうございました。

そういうわけで、昨日は朝10時から夜の8時まで桐生商工会議所にお邪魔していたことになります。

日中は3軒のお店を訪問し、いろいろアドバイスをさせていただき、夜は夜で、今度は自分の勉強と、内容の深い、実りのある1日でした。
ですから帰宅したらもうぐったり、でした。

星野社長のお話については、会場での録音、録画、写真撮影などすべて禁止ということでしたので、ここでも明らかにはできませんが、濃密な1時間ではありました。



今朝は6時頃きだしましたが、事務室の北側にある窓のブラインドの羽根を水平にして何気なく西の方を見たら、このような
▼満月がまだ残っていました。



すぐに外に出て撮影しました。

外はもう息が白くなるほどの冷たさでしたので、あわてて1枚だけ撮ると、そそくさと中に入りました。
昨日は何とか晴れていましたが、今朝は曇っています。
午後から晴れてくるということですが。
寒いです。


ニューヨークではハリケーン、サンディが上陸してすごい被害が出ています。

街中に水が押し寄せ、川をくぐっているトンネルが水浸しでしたし、水の勢いで発電所まで爆発したようで、またまたニューヨーク大停電の再現です。
その余波でニューヨーク証券取引所が2日間取引停止状態です。
そんなことは何と140年以上前に起きただけということで、この余波が今度は世界中に広がるようです。

安定した円が買われ、またまた円高が進むという公算です。
円高になると企業の海外での資産価値が下がります。
日本でも株価が低下するのか、今日の取引がこれから始まるので、注視しなければならないでしょうね。

一国の局地的な災害でもそれがニューヨークともなると、今やすぐに世界中にその余波が広がっていきます。
便利な反面、恐い世の中です。

いつかしばらく経ってから、その影響が小売店などにもじわじわと出てくるんですよね。



昨日、桐生では繁盛している部類に入る、あるうどん店にお伺いしました。

そこの主人から聞いたところによると、特にうどん屋さんは全体で昨年よりもまだ売上が悪く、店によっては半分にまで落ち込んでいるということです。
自助努力が無駄になるほど、庶民の暮らしが落ち込んでいるということなんでしょうか?
いやそれはちょっと違うと思います。

お客様が他の店(うどん屋さんではなくて、すき家やマック、コンビニなど)に行ったこと、そして自分の家で食べる率がさらに増えたということです。
また同業種であっても、全然業態が違うと言える、丸亀うどんやはなまるうどんなどの方へ鞍替えしたわけです。

そういうお客様を自店に取り戻すには相当な覚悟が必要ですが、おそらくそれでも負けるでしょう。
去った(逃げた)お客様を戻すには相当な予算と時間と覚悟が必要で、そしてさらには、それは無駄なことです。

逃げたお客様を追いかけるような愚策はやめて、今、まだいるお客様に徹底的にリサーチし、なぜ今ここにいるのかを聞いた方が良いですね。
そうして出てきた答えをお客様サービスの一番手にして、店を運営していく方が理にかなっています。

全然いなくなった?
それはあなたの店がどうしようもなく、救いようがないってことです。
もともとお客様をつなぎ止める何かがまったくなかったわけです。

でもそんなお店はないはずです。
少なくなったといっても、お客様がいるから営業しているわけですよね。
そこからあなたの店の、これからの方向性を探ってみませんか。



さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

デパートの売場構成の古さ

2012-10-30 08:17:10 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

朝から曇っています。
その分寒い。
最低気温がヒトケタになり始めました。
本格的に冬に向かっているということですね。
半月ほど前はまだ夏日がどうのこうのって言ってたのに。
季節はやはり巡るんですね、どんなに夏が暑くても、どんなに冬が寒くても。
その大事さに気がつくと、毎日毎日の季節のちょっとしたささやきが嬉しくなります。

午後あたりからは晴れてくるらしいのですが、もう20度以上の気温にはならないでしょうね。
そうなると20度以上の気温が懐かしくなります。
人間て贅沢でわがまま。


さて、半月ほど前に、久しぶりにアウトレットに行ったのですが、アウトレットや郊外の大きなショッピングモールに行って感じることがあります。

それは、男女や子供服まで使っているファッションショップでは、すべてのアイテムをワンフロアに陳列しているということです。
もちろんユニクロやGAPなどは初めからそういった売場構成でしたが、最近ではちょっとした総合ファッションブランドでも、そのような売場構成になっています。
そのブランドの単独ショップならそれが当たり前なんですが。

ところがデパートでは、相も変わらず男女別、年齢別、アイテム別、もちろんブランド別になっています。

同じブランドでも、男女や子供服、すべて扱っている階が違っています。
婦人物は2~4階、男性ものが5階、キッズものはその上と、だいたいそのような階層構造になっています。

これって時代遅れだと思いませんか?

だから、というわけではないですが、デパートからお客様が離れていくのではないでしょうか。
それがすべてだとはもちろん言いませんが、それも一理あると思います。

「昔からそうやって販売してきたんだから」というのは、もう理由にはなりません。

そういった階層別売場を横断して、お客様が買いやすい売場にしていくことに、デパートは遅れているように思えてなりません。
下着や靴下など小物ファッションに関してはワンフロアにすべて揃っているのに、同一ブランドの商品がどうして同じところにないのか、不思議です。

唯一進んでいるのは、地下の食料品売場だけ。

催し物は必ず最上階、というのも何だか古臭い考え方じゃないでしょうか。
催し物に引かれてやってきたお客様を一番上に上げ、そこから降りてきながら他の定番商品も見ていただくというのが、催し物を最上階で行う理由でしたが、今やそんな理由にはカビが生えています。

現在のお客様の大半は、デパートで一日を過ごそうなんて考えていません。
必要なものを見て、買ったらさっさとよそに行きます。
よそにもデパート以上に楽しい空間がたくさんあるからです。

なのに、古臭い習慣から離れられないで、お客様が離れていくと嘆いてもそれはしょうがないことです。
自分たちでお客様を、現在のお客様を呼び込むために努力していないからです。
面白いイベントを考え、それでお客様を呼び込もうとするだけでは、今のシャッター商店街と一緒です。

売場そのものから変えていかなくては。
構造改革ですよ、売場だって。
いや売場だからこそ、常に構造改革をしていなければいけないんです。
そうしないとすぐに飽きられてしまいますよ。



さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「楽しく働く」ーー中里スプリング製作所ーー(その1)

2012-10-29 10:35:33 | 生き残るということ
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーでは、過去に一度メルマガ「あの社長に会いにいく」で配信したことのある内容を、このブログでも紹介してみようと考えました。従って時期や季節などまちまちで、タイムリーでない内容もあると思いますが、基本的には内容を変えないでそのままにしています。
しかし、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回、月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)



「楽しく働く」(その1)

   ーー有限会社中里スプリング製作所ーー



この会社の特にユニークなところ、それは、好き嫌いを基準にした経営術(詳しくは後述する)だ。

それを実際に示すために、この会社では年に一度のご褒美制度がある。

ご褒美といえばたいていどの社でも、それは金一封とかボーナスの増額ということで示される。

しかしこの社では1年間もっとも努力した社員を1名表彰することには変わりはないが、そのご褒美が変わっている。

それがこれだ。

<1> 社内の設備、材料を好きなだけ使って、自分の好きなものをつくる権利。

<2>担当する営業先の中で一番嫌いな会社との取引をやめる権利。

<1>はもしかしたらそれに類似したことを行っている会社はあると思うが、<2> は、たぶんこの社だけだと思う。

どの会社がいくら嫌な取引先だといっても取引を中止するなどという“暴挙”を決行するだろうか。

取引中止はその取引は損だと思うときだけだろう。

しかし中里スプリング製作所では、社員から名前の上がったその会社を調べて、本当にいやな会社なら、本当にお断りする。

今までにそうして48社(2009年時)お断りしてきた。


このきっかけは、脱下請けをめざしてがんばっている時に、できるだけ安く買おうとしか考えてない取引先があり、その傲慢さががまんの限界を超えるものがあった。

そこに彼は取引中止を申し出た。

大口の取引先だったが、ほぞを噛む思いで取引を続けても身体に良くない。

それよりもその代わりに、大口でなくてもいいから、なくした分をたくさんの新しい取引先を開拓すればいいと考えた。

そのカバーには約1年かかったが、このことが逆に“楽しい会社づくり”への自信になった。

取引先を見下すような、嫌な会社とはこれからも取引を行わないと決めた。

逆に考えれば、対等で、お互いが尊敬し合える会社とは、どんなに取引額が小さくてもお付き合いをするということだ。

この考え方が、現在の日本全国(あと3県ですべての都道府県に取引先ができることになるというーーー2012年10月、47都道府県すべてに取引先ができた)に広がった取引網ではないだろうか。


<2>へつづく。
(実際に訪問した際のインタビューを元にしています)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
代表 藤田耕平

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)



秋の夕暮れは人恋しくて………、

2012-10-29 09:46:04 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

結局昨日の日曜日は、一日中雨降りでした。
11月に近い10月末の雨降りの日は、冷たい初冬のような気温で、こたつの中でウトウトしている時間がありました。
というより、メルマガの配信予約をした後こたつに入り、何気なくテレビをつけてみていたら、いつの間にか………。

目が覚めるとと、もうすっかり暗くなっていました。
でも時計を見るとまだ5時ちょっと前。
秋の夕べは釣瓶落としという言葉通り、晴れていても、今の季節は夕方5時頃になると暗くなるのですが、昨日はそれ以上に早かったですね。

そして今朝の天空には、雲ひとつとてない快晴状態。心の状態を躁に誘うような気持ちのいい風景です。

北の風が吹いています。
気温はそれでも高めですが、今夜あたりになるとグ~んと気温は下がるでしょうね。


さて、秋の夕暮れ、特に晴れた日の夕暮れというのは、昔から人恋しくなります。
私はたった一人で、この群馬、桐生市にやってきた時には、誰も知人はいませんでした。
まったくの一人で、見知らぬ土地に飛び込んでしまいました。

その秋(とき)もまさに秋。
なぜ秋(あき)を(とき)と読ませるのだろう。
変なことが気になったので調べてしまいました。
こんなときネットは便利ですね。
Googleに「なぜ秋(あき)を(とき)と読ませるの」と打ちこむと、すぐに出てきました。
「「危急存亡のとき」という言葉がある。「危急存亡の時」と書いても絶対間違いではないようだが、「危急存亡の秋」とする(秋を「とき」と読む)のが本来。中国・三国時代、蜀の国の名軍師・諸葛亮(孔明)が主君・劉禅に奏上した「出師《すいし》の表」にある言葉で、(国が)存続するか、はたまた滅亡するかというほどの危難が迫っている状況を表わし、「秋」は、五穀の実る最も重要な“時”を象徴しているらしい。」と作家の大西赤人さんが書いていました。
なるほど、諸葛孔明、でしたか。


もともと数少ない友人までも振り払って、見知らぬ土地に来てしまいました。
徒手空拳、ひとりぼっち。貯金通帳には20万円。
3ヶ月間は月5万円の給料。
住むアパートもなく、会社に数日泊まり(幸いその頃はマンションに事務所を構えていたので)、その後2ヶ月ほどは社員のアパートに住むという暮らしでした。
そのときに迎えた最初の正月3が日は近くの、山の中腹にあったホテルで、3日間一歩も外に出ないで過ごしました。
そのホテルも今はありません。

そのホテルの窓から眺めた夜明けの桐生は、半分ほど霧で包まれていました。
何と幻想的な眺めだったでしょうか。
今はなかなかそのような霧に包まれることもなくなりました。

桐生という地名は、「霧が生まれる」という意味もあるらしいと聞いたことがありますが、それを納得できた瞬間でしたね。
数年前にその、霧に半ば包まれた桐生の写真があるポスターを見たことがあります。
今でもそういう現象が冬の数日起これば、それもまた観光の目玉になるのでしょうけど………。

やはりこの小さな街も温暖化の影響でしょうか、そういった現象もまれになりました。
昼夜の寒暖の差が激しく、霧が生まれる湿気も適当になければ起こらない自然現象ですから。

そういえば私がこの前橋に引っ越してきた当時には、霧も1年に一度は出たものですが、最近は出ないですね。


今日は週の初めからこんなノスタルジックな話になってしまいました。
まあたまにはいいか。許してください。

それにしても秋の夕暮れは寂しくなるなあという話でした。
まあ私には妻が、まだ健在で、もちろん一緒に暮らしていますが………。

あなたの秋はいかがですか。
商いがうまく行かないで、首まわりが寂しい?

自分一人で悩んでいないで、私じゃなくても、誰かに相談してみましょう。
自分の悩みや本音を吐くことで、晴れるものがあり、自分で次の手を気づくこともあります。
誰かに相談するということは、自分で次の解決策を探すための第一歩なんです。

もちろん私に相談していただければ、それはそれで私もありがたい、なんて………ね。


さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

変だけど売上が上がるルール

2012-10-28 10:05:40 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

朝になると小雨が降っていました。
5時頃目が覚めてトイレに立ったときにはまだ降っていなかったんですが、起きだしてみると、道路が濡れていました。
今日はこのまま小雨で推移するんでしょうか。
そのせいで少し冷たい感じがしますが、中秋の頃の冷たさでしょうね、これが。

昨日は十三夜でした。残念ながらお月様は雲に隠れて見えませんでしたが。
▼で、飾りました。十五夜にもお飾りをしていますので、この十三夜にもお飾りをします。



 片方だけですと“片見月”と呼ばれて良くないと、私の奥さんがいつもこの時期になると言うものですから。
 一昨年からそのために庭にタカノハススキまで植えましたから。
 今年のススキはおかげさまでとても立派で、近所の親しい方にもお分けしました。


今朝はいつものように(たまにはさぼりますが)、7時半からのTBSの「がっちりマンデー」を見ました。
今日のテーマは「儲かる会社の変わったルール」というようなものでした。

その中ではやはりこれはユニークだろうと私が以前から思っていた会社のルールが、やはり出ました。
私がこの仕事を始めて一番最初に訪問した会社が出てきました。
その会社は「中里スプリング」というその名の通り、機械のバネを製造している会社です。
紹介されたのはその会社の“いやな取引先を断る”というものです。

この会社のような企業がもっと出てくれば、日本の製造業はさらに発展するだろうなと思います。

高圧的だとか、上から目線だとか、不当に値下げ要求をするとか、品質を下げることを強要するとか、そのような企業とは取引を断るということですね。

断ると売上が落ちます。
実際に大きな取引先を断ったときにはたいへんだったそうですが、そのときには社長を含めて、その要請をした社員の方が新しい取引先を必死になって開拓し、ことなきを得たということです。

そういうことがあるために社長が立てた目標は、47都道府県に必ず1社、取引先を持つ、というものです。
たくさんの取引先を持つということは、1社あたりの売上シェアが少なくなるということで、そうなると、1社お断りしても、会社の運営にもさほど支障をきたさないということです。

そうして最近上記の目標を達成したと、全国紙でも報道されました。

その会社にはその他変わった、社員のためになるルールがあります。
「社員の夢会議」「同姓の社員は採用しない」など、聴いてみるとなるほどと感心させられるルールです。
このことは以前発行していたメルマガ「あの社長に会いにいく」の中の『楽しく働く』で配信しました。

この話、けっこう面白いので、今度はこのブログで計4回ほどですが、月曜日、明日から再配信してみます。
興味のある方はどうぞお読みください。

さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「宣伝なんてしたことがない」看板も名前もないお店

2012-10-27 09:30:49 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


朝から曇っていまして、何だか今にも雨が降り出しそうな、そんな雲行きです。

昨日は雲ひとつないという形容もできるほどの秋晴れでしたので、何だか今朝の雲行きは唐突な感じを受けますが、これが自然なんですね。



「宣伝したこともない」というそのお店は看板もありません。
(ご夫婦とその息子さんがやっている店で、看板類は、厳密に言えば、その社長と息子さんの業務のものはあります)

20年ほど前から徐々に、看板にある業務で外に出かけていく仕事が主になり、そうなると奥さんがお店の留守番をやることに自然となっていきましたが、何だか“癪にさわる”ので、自分の趣味のものを店に置き始めたのです。

看板の業務は電化製品です。
かつては街中にたくさんあった電化製品のお店です。

その電化製品も量販店にそのシェアをどんどん奪われ、消費者はそういったお店に見に行くことさえまれになっていきました。

そこで奥さんは、そういうこともあったので、どうせ展示しておいても売れない家電品のスペースを時間をかけて少しずつ少なくしていき、そのスペースに自分の趣味のもの、ファッション、雑貨を揃えていったのです。

そうして初めは、いわゆるだべりにくる友達からお客様が生まれ、今では市内だけではなく、近隣の地域にまで顧客の輪が広まっていったのです。

そういうお店を、昨日は訪問しました。

店名はS電機です。
でも店内に入ると、奥からテレビの音は聞こえてきますが、目に入るのは50代ぐらいの女性向けのファッションと小物、雑貨などです。

道路から店内を見る限りは、店名を見ないとブティックです。
でも外にある数点の看板は、すべて電機メーカーのロゴタイプとS電機という店名のものだけです。


奥さんは宣伝は今までにしたこともないそうです。
そもそも今でも、ブティックの店名がないんです。
でもS電機という名前で、女性向けファッションも販売しているお店です。

普通ならこういうお店は存在できません。
本当に趣味程度で終わってしまいますが、今では電化製品と同様に、きちんと商売として成り立っている不思議なお店です。


奥さんにいろいろ聴いてみました。
なるほどそういうことかと納得させられました。
もちろんその秘訣はここでは発表できませんが、今どの個店でもおかれているマイナス状況から脱するための知恵が、けっこうありました。

宣伝なんかしなくても、お客様はやってくるのです。
集客に毎日汲々としているお店のあなた、考え方を180度ひっくり返した方がいいかもしれませんよ。


さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

あなたの商品は、何のために?

2012-10-26 08:33:52 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

ああ、ビックリした、昨日。
3時過ぎ、何気なくYahoo!ニュースを見ていたら「石原都知事辞任」て。
え、えええ、ええ~!
ビックリしてテレビをつけてその辞任演説を聴いてみました。
国に対して、省庁に対してその不満を、すっきりするほど言ってくれました。
ホントだよ、ホントと頷きながら聴いていました。
これで自民も民主も政権を取るのはなかなか難しくなってきましたね。

昨日もよく晴れて、暖かな一日でした。
でも朝晩は冷たいですね。
2日前にとうとうこたつに布団をつけてしまいました。
ああ、暖かい!


昨日、県立図書館に行ってきました。
でも、本を借りにいったわけではありません。
図書館で所蔵している書籍を処分する=除籍するということだったので、その本を購入しにいったわけです。
先日新聞に載っていましたので、楽しみにしていました。

昨日は木曜日だったので、通常なら太田商工会議所に伺う日なんですが、月末なので、それは今週は今日の金曜日だったので、幸運でした。
この除籍本販売会は昨日の木曜日の午前中だけしか行われないからです。
それも3年に一度ぐらいしか行われないそうです。
だからとても貴重な機会だったのです。

今までも新聞のニュースで、その処分が行われたという結果だけがよく報道されていたので、もっと前もって知り、いつかは行きたいと思っていたものですから。
でも1冊100円で、一人10冊までしか買えません。
夫婦で行って20冊だけです。

で、吟味して19冊買ってきました。
奥さんは趣味関係の本を6冊、私は13冊です。
はっきり言って大した本はありませんでした。ちょっとばかり失望感がありました。
2時間ほど何度も見回ってやっと19冊ですから。
もっと美術関係の本が欲しかったのですが、ほとんどありませんでしたのでちょっとがっかりです。

でも1冊だけ、いい本を見つけました。
前々からその本が欲しいとアマゾンで見ていたんですが、何と中古本の最低価格が1万円以上で、ここ数年値段が下がらないんです。
あきらめていたのですが、その本が何と! あったのです。
思わず「あった!」と声を上げてしまいました。

その本は伊坂幸太郎さんの初めての単行本「http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106027674/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4106027674&linkCode=as2&tag=amazon0704afi-22」です。
文庫本ではブックオフなどではたくさんあったのですが、単行本はもう幻の部類になっていたのです。
嬉しかったですねえ。ほんとに。ええ。
ということで、昨日のこのブログの配信が午後になってしまったのです。


さて、私の仕事は基本的にコンサルティングです。

特に販売促進関係では、35年に渡る知識と経験(失敗も成功も両方の)があります。
ですからまずは、一番得意な「販売促進」の「アドバイス」をかかげています。

そのときに私の中で活躍するのが、今までの経験と知識です。
言ってみればまあそれ=「経験と知識」が「商品」なわけです。
その他には、デザイン・印刷まで依頼されれば引き受けます。
もちろん取引先を使って、ですが。
それも知識と経験がありますので、どうすればいいか分かります。

そして何のためにコンサルティングを行っているのかといえば、それはみなさんにまともな商いをしていただきたいからです。

ただ繁盛するためにとかではなくて、正直な商いをしてほしいと願ってやっています。
そのためのコンサルティングを目指しています。
ただ儲けるためだけにと感じられれば、お断りしています。

で、小売業の人ならはっきりと、自分の販売している商品というものは分かっているわけです。
もちろん製造業の人は、自分の会社が作っている製品がよく分かっているはずです。
でも、です。
でも、おかげさまで今までいろいろな方とお話をさせていただきましたが、そのこと=自分が商っている商品のことを理解していないような方もいるということも、そんな経験の中から見出すこともしばしばあります。

何のためにその商品はあなたの工場やお店で生産、販売されているのか、ということです。
「親がやっていたから」
「たまたま始めたものがこれだったから」
「自分がそれを好きだったから」
というような答えがだいたい返ってきます。
まあ「なんでだろう?」という答えがないのは、ほんのちょっとした救いですが。

「何のために」というと、そこには自分の視点はあるんですが、残念なことに、その商品を購入する消費者の視点があまりに少ないことが多いんですね。

始めた時はそれでもいいでしょうが、実際にお客様がついた瞬間からは、その視点から一歩進んで、「お客様のためにその商品を作る、商う」という考え方が必ず必要になってきます。
そこからあなたの会社、お店が新しい発展を遂げる一歩になります。

何のために今あなたはその商品を作っているのか、何のためにその商品の商いをしているのか、それを本気になって考えてほしいなと思います。

そうすることで、新しい一歩を始めることができます。
漫然と毎日すごすのではなく、何のためにと考えて新しい今日を迎えたいものです。


さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

スマホのビジネス利用セミナーに行ってきたけど………

2012-10-25 14:27:45 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今日はこのブログ配信が今頃=午後2時半頃になってしまいました。
今朝急用ができて遅れてしまいました。

今朝は夜明け頃少し曇っていたのか、夜明けがちょっと遅く感じられました。
でもこの事故苦になるともう空は晴れて、薄い雲が少し浮かんでいる程度の青空です。

昨日の午後出かけるときに空を見上げると、飛行機雲が鮮やかな先を一直線に描いて東の空に向かっていました。
その先を見ると、ジェット機がずんずんと東の空に遠ざかっていっていました。
飛行機雲ってどういうときに起こる現象なんでしょうか。
わざとパイロットが起こすんでしょうね。
そうでないと飛行機雲が出る時と出ない時がありますから。
とにかく一面に広がった青空を直線で分ける飛行機雲に、しばらく見とれていました。


昨日はそれである講演会に出かけて、講演を聴いてきました。
スマートフォンを利用したビジネスチャンスというような講演でした。
しかし私が期待していたのは、BtoCでしたが、内容はオールBtoBでした。
はっきり言って専門用語ばかりで、また会場に来ている人たちの中にも、黒っぽいスーツを着用した、明らかに企業動員をかけられたような人たちもいました。

内容はスマートフォンで効率良くなるということですね、ひと言で言ってみれば。
いろいろな業務へのスマホの利用で、コミュニケーションがうまく行くようになるというような話だったと思います。

何しろ昨日は朝5時起きだったせいで、眠くて眠くて、講師の方のおしゃべりがうまい子守唄のようになりまして、30分以上は船をこいでいたように思います。
それでも、内容的に私の興味を引くようなことでしたら、眠さにも勝てるんですが、どうも興味の持てる内容にまでは行かなかったものですから、申し訳ないなと思いながら、約1時間半過ごしてしまいました。

そういえばこのセミナー、昨年も受けました。
昨年は2人の講演があり、そのうちの一人は確か自衛隊の群馬駐屯地のトップでしたね。
そのときは震災後約半年後でやっと自衛隊も落ち着きを取りもどしたときで、そのときの出動体制と危機管理について講演していまして、結構興味深く聴いた憶えがありますが、その後の人のことはやはり今回と同じような感じだったように記憶しています。
とても退屈したような気が。
来賓には前橋の市長まで挨拶に見えて、スマホなどからの情報発信の必要性をアピールしていましたが。

次回からはもう申し込まないようにするつもりです。
だいたいが業界内の話=情報サービス関係で、私の仕事に結びつくとか、私が個人的にも興味が持てるというものではないように思いますので。

すみません。今日はこんなところでお茶を濁して終わります。




ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「泣きっ面に蜂の焼肉店物語」(その6)

2012-10-24 10:14:17 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「泣きっ面に蜂の焼肉店物語」(その6)



店内は全体的に、よくいえばやはり老舗のたたずまいというか、風格がある。

しかし逆の面から見れば、古めかしい感じだ。

レザーの椅子席で、煙を吸い込む煙突が各テーブルの上部にあり、それが店の広さを邪魔しているという感じを受ける。

昭和を感じさせるたたずまいと言えばそうだが、古くささも否めない。

ここに若い世代を呼び込むのは難しい気がする。

やはり顧客は一定の歳をとった、昔からのお客様が多いというのは、そういったところにも原因があるように思えてならない。

「全部の席が4人掛け以上で、2人用の席がないというところがちょっと、設計上ではマイナスじゃないかなあという気がします」

「いえ、うちに見えるお客様は一人連れという方は滅多にいないんです」

「そりゃそうでしょ。このテーブル配置を見たら、二回目は一人ではなかなか来ようとは思わないですよね。お店がお客様を限定しているわけですよ。梶本さんが他のお客様にも来ていただきたいと考えていても、店の雰囲気がそれを拒否しているということです」

「なるほど」

「この椅子やテーブル、分割することはできます?」

「はいできます」

「じゃあすぐにでもあえて、2人用となるテーブル席を3席から4席ぐらい作ってください。もしお二人で見えてもすいていたらゆったりと4人用に坐っていただくんですが、2人用があるということを見せておけば、次に来店された時にもし混んでいても、すんなりとそこに坐っていただけるはずです。ましてそれを見せておくことで、ランチどきにも気兼ねなくお一人で来られる方も出てくると思いますが」

「そうですね」

「お客様に気兼ねさせるような店は客商売としては失格ですよね」

「その通りですね。こちらとしてはたとえお一人で来られても4人用に坐っていただければいい、と思っていたのですが、やはりお客様としてはちょっと肩身が狭くなりますよね、混んでいるときなんか」

「そうなんですよ。特に自分のような気が小さい客は」

「え?」

「いやそれは冗談、でもないですけどね」

ここで初めて梶本は少し笑顔になった。

つまらない冗談でも笑顔を引き出せれば、いい。

「まあ先の話ですけど、もしお店を改装するというようなことにでもなったときに、客席の配置をどうすればいいかと考えるときは、まず自分がお客様になって考えてみてください。自分がこの店に入ってきたときからをシミュレーションしてみるんです。それでどんな配置になっていれば、気兼ねなく奥まで入っていけるかというような。また案内されるとしたらどのように案内されたら自分はいいだろうか、とかね」

「はい、わかりました。今のところは改装の予定はありませんが、そのときには今本田さんがおっしゃられたように考えてみます」

「お願いします。とにかくすべては、お客様に気分よく食べていただくことがいちばん大切なことですから」

「その通りです」


                          <7>へつづく




(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.com

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

お客様を観察する

2012-10-24 09:56:35 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

昨日とは一転、よく晴れています。
今朝は5時起きでしたが、この季節になるとまだ暗く、さらに冷たくて、なかなか身体も頭も始動しにくくなります。
こちらでは昨日は曇りがちで、夕方になって少し雨が降りました。風も強くなるという予報でしたが、こちらではほとんど風は吹きませんでした。南関東や東の方で吹いたみたい。

▼これはわが家の今のラベンダーです。



 今頃咲いているとても遅咲きのラベンダーです。
 何か足りないのでしょうか?


というところで、今朝の話題です。

昨日出かける少し前にちらっとニュースワイドショーに目が行きました。
ユニークさでがんばる地域のスーパーマーケットという小特集でした。
まだちょっと時間がありましたので、見ました。

その中で紹介されたのが“おせっかいなスーパー”というもの。

店にやってくるお客様に、社長や従業員がどんどんそのお客様の名前を呼んで話しかけるんですね。
そして近況を聞きながら、相手の話も聞くということでした。

社長はお客様千人ぐらいの名前を覚えているということで、従業員も、名前が分からなければ、仲間に聞いてその名を覚えるらしいです。
そうしてみんなで話しかけるんです。

しかし誰彼にも見境なしに話しかけるというのではなく、だいたいがお年寄りにです。
お年寄りは話しかけられることで、自分の存在感が認められるという認識ができるので嬉しいようです。

しかし逆に私なんかで思うと、買物中はあまり話しかけてもらいたくないという思いもあります。
商売される方は、そのところの見極めがとても大切ではないかと思います。

誰でもお客様は話しかけられるのを待っていると思ってもいけませんし、上記のように話かけられたくてうずうずしている人もいるわけですから。



どのようにそれを見分けるのか。
それはもう経験しかありません。

毎日毎日お客様を観察し、見極められるように訓練するだけです。
そのためにもお客様を観察するということが商売人には必須なんです。

またお客様を観察することによって、次の仕入商品の参考にもなりますし、次の商売そのものの示唆にもなります。
その仕草を見ているだけでも、もちろんその観察する人の資質にもよりますが、いろいろ教えてくれるはずです。

その仕草を見て次のアイデアを思いつくようでなければ、商売人としては半人前かなとも思いますが。

アイデアにつまった時も、商売がなんかうまく行かない時も、お客様、それは自店にきてくれるお客様だけではなく、自分が買物に行った先でも、そこのお客様を観察することで、未来を開いてくれるちょっとしたヒントがもらえることもあります。

困ったら、お客様をよく見てみましょう。


さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「1g1円」?

2012-10-23 08:53:55 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

朝から曇っていまして、予報ではこれから雨だということ。
風も強くなるということですが、今のところはほとんど吹いていません。
気温は曇り空ながらそれほど冷たくはありません。
この雨が去り、西から高気圧が張り出してきたら西高東低になり、この季節一番の寒さになるということです。
晩秋の声、ですね。

▼これ、昨日わが家の前の道路上でたまたま見つけたバッタ(殿様バッタ?)です。



片方の足がもげていますね。写真を撮り終えたら、どこかに飛んでいってしまいました。
車にひかれなくて良かったね。


さて、先日のこと、「1円」というのが並んだ、この地方では中堅スーパーのチラシが新聞折込で入ってきました。
よく見ると「1g」あたりとあります。

それを見たわが奥さん、「安いよね、1グラム1円だって」
「アホ、それ、数字のマジックや!」
「?」
「100gで100円だよ」
「あ、高!」

そうなんです。
まさに数字のマジック
こういったチラシがまだ入って来ることもあります。

一瞬、みなさんはその「1円」という数字に注目してしまうわけなんですね。
「1円」という数字に心を乱されて、他の文字まで目がいかなくなってしまうわけです。

で、よくよく考えてみれば、100gあたり100円の商品なんて、高すぎるものも実際にはたくさんあるわけです。
でも「1円」と表示されることで、その「高い」という意識が薄れてしまうわけですね。

で、さっそく購入しようとお店にまで出かけるわけですが、売り場の前ではたと気づく人もけっこういるように思いますが、そのまま安いと信じて買ってしまう人もいるわけです。

売る側からいえばテクニックのひとつではありますが、これは消費者をころりと騙すことでもあります。

日頃定番で100gあたり98円で販売している商品も、その中にまぎれ混ませておくと、けっこう売れます、実際のところ。
でもこんな手法でいつまでも販売促進ができると思っていたら、いつかお店の方は消費者の方から大きなしっぺ返しがきます。

販売促進はもちろん必要不可欠な要素ですが、それに詐欺的な手法で行うというのは、商人としてはどうでしょうか。

後々のことを考えるとやはり正直商法が一番いいのではないでしょうか。
お客様に喜んでもらって、感謝してもらえる商いに徹してほしいものです。

そのときは「安い!」と喜んで帰ってもらっても、後々じっくり考えてみると何となく騙されているように思う、とお客様に感じられたら、おしまいです。


もうだいぶ以前のことになりますが、『買ってください!』というタイトルのチラシが一世を風靡したことがありました。
あれも一種の騙しっぽいテクニックのタイトルでしたが、まだ正直でしたね。
でもすぐに飽きられてしぼんでしまいました。
結局そういうことです。

しっかりした販促策ではない、思いつきでやるものには、持続性がないわけです。
持続性のない販促策は、そのとき爆発しても風船の爆発と一緒で、爆発してしまったらおしまい、なんです。

そうしてまた次の起爆性のある販促策に身をこがすわけで、そんなことばかりしていると、いつの間にか本業が疎かになってしまい、いいアイデアを思いついたときには店がなかった、ということにもなってしまいますよ。

そうじゃないでしょうか。


さあ今日も、まじめにがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

安物買いの銭失い

2012-10-22 09:54:40 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

昨日は、外に出るとけっこう温かい、というよりは暑くて、おやって思ってしまいました。
10月の下旬らしく、朝晩は冷たくて、日中が暑いぐらいという典型的な中秋の天候ですね、これは。
今日は、今のところは晴れていますが、けっこう雲も多くて、午後には曇ってくるようで、明日は雨になる模様です。


さて昨日は、本棚を修理しました。

7本ある本棚のうちの1本のキャスターが壊れてしまい、傾いていましたので、それを修理、というかキャスターを4個付け替えました。
本1冊ならそれほど重くはないのですが、数百冊も集まると相当な重みになります。
以前何かの地震のときに、本棚の本がかぶさり圧死した人も確かいました。

上記の本棚も動かしたとたんにキャスターが壊れて傾き、その勢いで乗っていた本のほとんどがなだれ落ち、止めようとしてあわてて押さえたせいで右手首をくじいてしまいました。幸い私の奥さんには知られないで、手首のくじきも黙っています。
そうしないとまたうるさい言葉がたくさん返ってきますから。
日頃から本を整理しろってうるさいんですよ。耳たこです。

本専用の部屋を新築のときに作りました。
その部屋の床下は、通常よりも重いものをおいても大丈夫なように、基準より多めに梁が入っています。

4畳半ほどの広さの中に、幅150cm・高さ180cm、1本の奥行き幅が30cmで、両側から本が並べられるように真ん中から仕切られていますので、両側から使えるというものです。
それにキャスターをつけていて、見たい本のところにいくにはゴロゴロと本棚を移動させて使うというものです。
大きな会社になると、資料棚がレールの上を滑っていくというような機能のものがありますが、そんなものです。

▼これがそのうちの1本です。



今、約4,000冊ほどの本がぎっしり詰まっています。
私がもし今死んだら、奥さんどうするんでしょうね、なんて人ごとのように考えることもありますが………。
まあブックオフを呼んで、そのまま始末されてしまうんでしょうね。

本棚は全部手作りですが、資材代として10万円以上かかりました。
で、あまりにもかかるのでキャスター代をケチって、少し小さめのものにしてしまったんですね。

だめですねえ、一番肝心な部分でした。
動きが悪いんですよ。

それで一番動かす回数が多かった本棚のキャスターが、やはり最初に壊れてしまいました。
他の本棚のキャスターも、これから暇を見つけては、もう少し強力なものに交換していこうと考えています。


“安物買いの銭失い”というのは、ちょっと違う気がするけど、よく似ていますね。
材料をケチって不味いものを作ってしまったのと同じです。
二重にガクってきますね。
結局、最初に買ったキャスターが無駄になってしまったわけですね。

自分では、わが奥さんにいつも「安い」という基準でものを買うなと口を酸っぱくして言っています。
「あ、これ安い!」と言いながら手を伸ばす奥さんに、いつもストップをかけながら、自分ではこのざまです。

人=第三者=他人のことはよく分かるのに、自分のこととなると、分からなくなるんですね、人間て。
あ、わたしだけ?

あ、これって、お店でものを販売するときにも言えますよ。
消費者の歓心を買おうと、何の目論見もなく価格を下げるということはやめましょうね。

なんて、いまさら、ねえ。



さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「商店街」と呼ばないことから始めよう

2012-10-21 10:08:44 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今日も朝からよく晴れています。
いわゆる快晴、です。
昨日も同じような天候だったのですが、夕方になってけっこう曇ってきました。
今日は果たして?
最高気温が25℃近くもあり、気温的にはまだまだ夏に近いように思われますが、最低気温が10℃前後と、秋も終りに近い感じです。
特に夜は冷たくなりました。
そして何よりも、日暮れが早くなったことです。
もう5時を過ぎると、暗くなってきます。
私は仕事の行き帰りに車の中で、文庫本を信号待ちや渋滞のときに読んでいますが、もう帰りには読めなくなってきています。それだけ暗くなるのが早くなったというわけです。
いつもこの夕方の本が読めなくなる暗さで、季節を実感することが何十年も続いています。


さて、今日は何の話をしましょうか。
最近私が思い始めていることをお話しします。

というのはいつものことで、商店街の話です。
で、これからはもう以前の商店街を“商店街”と呼ぶのはよそうよ、ということです。

はっきり言って今のどの地域の商店街でも、「商店街」と呼ぶことに躊躇しませんか?

今でもたくさんの人が群れている、本当に商店街と呼べるところも拠点拠点ではありますが、もう数少なくなってきています。
今ではシャッター商店街と揶揄されて呼ばれているところがほとんどといっても過言ではありません。

それをだから「商店街」と呼ぶことをやめるところから、もう一度街づくりを始めてみてはどうかなって思うんです。


「商店街」と今でも呼んでいるから、どうしても空き店舗に商店を誘致しなければって考えるのではないでしょうか。
それよりも、“何か”できる空き家=不特定多数の人が自由に入って来られる造りになっている空き家だと考えれば、そこがたとえば大きい空き家であれば、小規模の保育園でもいいわけですし、お医者さんでもいいわけで、もしくは小さな工場でもいいのではないでしょうか。

「商店街」というから、何らかの“商店”を誘致しなければならないんだ、という義務感にとらわれている感じもなきにしもあらず、というところではないでしょうか。

「商店街」の再生ではなく、街の再生という観点でもう一度考え直してみませんか?
そうすると、もっと違ったアイデアも出やすいのではないでしょうか。

最近つくづくそう思うようになってきました。
もう商店「街」じゃないんだよ。
ぽつりぽつり商いの店がある、寂れた街、でしかないんです、今のままでは。



前橋ではまた今日もイベントが行われて、商店街に少しでも活気をとがんばっているようですが、一過性のイベントをやるだけでは、そのときだけしか人はやってきません。
それをみんなもう分かっているはずなんです。

でもそれでもそのときだけでも人がやってきてくれたら………と、わずかな希望だけを胸に、無益なあがきをしているような気がしてならないんですね、私は。

イベントはいつもやってきてくれる人に向けて、感謝の意味で行うものではないでしょうか?
そう思いますよ。
どこかのひも付きのお情け予算でやるイベントなんて、それを目当てにやってくる人に、無駄なお金を少しずつばらまいているだけのような気がしませんか。


さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

売場の価格表示

2012-10-20 10:02:58 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今日も朝からよく晴れています。
昨日は房総半島の傍を台風21号が通ったのですが、風ばかり強くて、よく晴れていたので、台風のせいではなくて、ただの季節風のように感じました。
夜はさらに冷たくなり、布団はかけなかったのですが、堀こたつのスイッチを入れてしまいました。
あったかぁ~い。
つい先日まで、暑い、暑いと団扇で扇いでいたのに、もうこれです。
季節はやってきて、去っていくのですね。

とうとう毛布も引っ張りだして布団に重ねてしまいました。
それでも足の先が冷たく、なかなか眠れなかったですね。
そろそろ電気毛布も………って、ちょっと早くないか? 例年に比べて。


昨日ある社長を訪ねがてら、帰りにその会社の近くのスーパーへ寄ってみました。
そのスーパーは数年前急に伸びてきたスーパーですが、最近はちょっと出店の勢いがなくなってきておとなしくなっています。

で、その売場なんですが、前々から思っているのですが、その店では消費税抜き価格と税込価格を並記しているので、見にくくて、他店との価格の比較がなかなかしづらいというところがあります。

私の奥さんと一緒に来たこともあるのですが、彼女はだいたい税抜きの価格で判断してしまうんですね。
で、その価格で他店よりは安い、高いと判断してるんです。

私はその都度、こちらの価格が本当だよと下側の税込価格の方を指さすのですが、本人も分かっているんですが、その税抜き価格に目がどうしても行き、下側に書かれている税込価格を無視する傾向にあるようです。
それは彼女に限らずほとんどのお客様はきっと、同じように感じているのではないかと思います。

なぜ無視したがるかといえば、(これは私が感じているだけのことだと断っておきますが)下側に書かれている税込価格は、普段見慣れている末尾の数字ではないのが多いからではないでしょうか。
普段われわれが見慣れている末尾は8円とか9円がほとんどで、それに5円とか0円ですね。
そこに3円とか6円とか7円とかが目に入ってくると、見慣れていないので、本能的に拒否してしまうように思われます。
そうじゃないでいしょうか。
心理的なものですが。


消費税導入後の価格表示については、最初は並列表示ということで税抜き価格と税込価格を入れるようになっていましたが、見づらいとか、ややこしいという苦情がたくさん出て、総額表示にするようにということになって現在に至っています。

しかし、この店はまだ最初の表示方法を採用しているわけですね。
それは店の戦略である(消費者が上の税抜き価格と思って購入してしまうということで、ひとつでも多く売れる)かもしれませんが、消費者を騙しているとは言えないまでも、ある意味ペテンにかけてるのと同じ効果があるわけで、ぜひとも総額表示に改めてほしいなあと思いました。
どうしても税抜き価格も表示したいのなら、多くのチェーン店が表示しているスタイル(総額表示価格の下にカッコで小さくいれる)に合わしてほしいなと。

消費者庁もその点をきちっと、どのような表示にするのか、たったひとつに統一するように法制化してほしいものです。
もちろん、消費者の立場から考えて、望ましいのは総額表示のみです。
売り手からすれば、異論はたくさんあるでしょうが、まずお客様の便宜を図るのが、何を差し置いても一番ではないでしょうか。

いかがでしょうか。


さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

無理しても笑顔で

2012-10-19 09:42:20 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今朝は朝からよく晴れています。
雲も小さなかけらが浮いているだけ。
その分北よりの風が強く吹いています。
これが冬ならとても寒く感じるでしょうね。

昨日は今日と違って雨が一日中降ったり止んだり。
外に出ていましたので、濡れたりもしましたが、それほど苦にはなりませんでした。


さて、昨日お会いしたあるラーメン店の社長。
話している最中はずっと底抜けの笑顔で応対してくれました。

このラーメン店、繁盛しています。
ウイークデーの午後3時頃なのに、お客様が3組もいました。
地方のそれもウイークデーのこの時間、飲食店にこのようにお客様がいるということはまれです。

その繁盛の秘訣は笑顔、ですね。
受け答えするときにはさらに笑顔が増します。
どこからその笑顔が湧いてくるのか不思議です。

その社長の言葉にも経営の真髄が見えました。
お客様に褒められて慢心したり、身体の変調でどうしても気分が乗らないような時は、お客様の入りが悪いように感じることが多いんです。だから慢心しないように、気を抜かないように努めています。油断が一番悪いですね

これが不振店の店主の言葉だと、すべて人のせい、ひいては国の政治が悪いのだの、景気が悪いだのという言葉になって現れます。
それも暗い顔つきで言います。

不振だから普段なら良い顔つきが沈んでしまうのか、普段から顔つきが悪いから店の業績も悪くなるのか、その因果関係はないとは思いますが、その逆には因果関係はありますね。
繁盛しているとじっとしていても思わず笑顔になっているということ。

お店にお客様が来ないのは、決して景気が悪いせいではありません。
(もちろん物理的にお客様が来られないということはあると思いますが)
一番悪いのは店主自身です。
節電という名目で暗い店内、売れないから品数が少なくなった棚、そして売れないとこぼす暗い顔、それらが負のスパイラルで相乗的に店を悪くしているのです。

だから一番に、空元気でもいいからあなたが笑顔になること、それもとびっきりの笑顔に
最初はぎこちないと思いますが、慣れてくると、その笑顔も自然になります。

形からでも入りましょう。経費的なこともあるでしょうが、店内をできるだけ明るくしましょう。工夫すれ少しは明るくなります。ライトの反射する部分に銀色のアルミ板を貼るだけでも同じワット数でもすごく明るくなります。
要は工夫次第です。
その工夫がやがて繁盛店へのカギももたらせてくれるはずです。

文句ばっかり言ってないで、やってみなはれ!
(と、自分にも発破をかけて)

さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)