言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

インパクトのあるPOP

2011-07-26 09:54:06 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲インパクトのあるPOP

今日の話題は「インパクトのあるPOP」です。

上記の写真を見ていただくと分かると思いますが、POPはデザインがいいとか、文字がきれいとかという問題は二の次で、この紙面ではいったい何を伝えなければならないか、どういうように伝えれば見た人がすぐに理解してもらえるのか、ということが重要です。

GMSの食品売り場では見た目も重視され、なかなかインパクトのあるPOPにはお目にかかれませんが、地方に根付く中小のスーパーでは、眺めてみるとこれは面白いなあとか、こういったインパクトのあるPOPによくお目にかかります。

どちらがいいのかというのは、それは見た人の主観で何とも言えませんが、ひとつ言えることは、POPというものの役割はいったい何だろうか、ということですね。

POPの役割っていったいなんでしょうか。

それはひと言で言えば、その場にいない従業員の代わり、ということですね。

①そこに従業員がいなくても、商品の説明ができるということが第一の役割です。
次に、②ここにこんな商品があるということを、気づかないお客様に気づいてもらうということ。そして、③今お客様にとってこの商品は有益だということをお知らせするということ、ですね。

POPはその役割によって書き方、表現の仕方が違います。
写真のPOPは③の、お客様にとっては今はこの商品が有益ですよ、お得ですよとお知らせすることを目的としたPOPです。
この写真のPOPに関しては、その役割はきっちりと果たしていますし、下についているPOPで②の役割も兼ねていますね。

よく大きくプライスの書かれたものを普段はPOPとみなさんは呼んでいるようですが、それは厳密に言えばただのプライスカードの変形で、プライスカードが大きくなっただけのものに過ぎません。

POPにはPOPの役割があります。
まあ、「安い!」ということを知らせるためにプライスカードを大きくしたのだといえば、POPといえなくもないのですが、あまりそれではPOPとして芸がなさ過ぎますね。

ただのプライスカードに終わらせないために、価格の他にもうひと言、お客様が手を伸ばさずにはいられないようなキャッチコピーが必要ですね。
それでこそのPOPです。

また大きいPOPの場合は、大きなプライスだけじゃもったいないですよね。
せっかくの紙面なんですから、ムダにしないで有効に使いましょう。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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