言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

『県庁おもてなし課』を読んだ

2011-06-30 08:28:05 | 読んだ本から
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


先日このブログで、群馬県の観光に微力ながら活を入れたいということで「群馬県次世代産業振興戦略会議」「観光産業部会」に入会の申し込みをした、ということをお伝えしました。

今のところ送ったファックスに対して、何のアクションも返ってきていません。さすが!に、お役所仕事!
このお役所仕事に、現場の方からゆっくりと立ち上がり、縦割りの組織、変な平等主義に少しずつ対抗しながら、県の観光を起こしていくという小説があります。
それがタイトルに掲げたという小説です。



『県庁おもてなし課』

原作は、あなたもよく知っていると思いますが、最近ではテレビドラマ化された『フリーター、家を買う。』や、映画化された『阪急電車』の、そして若い方ならベストセラーになった『図書館戦争』シリーズで有名な有川浩さんです。
(私の知識不足を笑っていただけるなら、白状しますが、この『県庁おもてなし課』を読むまでは男性だと思っていました。何と女性だったんですね。びっくり。だって名前が「浩」だから、てっきり“ひろし”だとばかり思っていたら、あるとき娘から“ひろ”というんだと教えられたときにも、まだ男性だと思っていました)

まあそんなことはいいとして、この小説も面白くて、すぐに読み上げてしまいました。
観光産業やサービス業についていらっしゃる方にも、ぜひとも読んでいただきたい本です。耳の痛いことが書かれています。

その中にある言葉を少し引用します。

「『元からあるもんの売り方を変えるというだけのことやけどにゃ」』
(この舞台になっているのは作者の出身地高知県ですので、龍馬風の土佐弁になっています)

何も新しい商品や場所を探すのではなく、自分が関わっているものでも、見方を変える販売方法をすることから始めるということです。これは私が提唱している「お客様がどのように考えているか」ということの裏返しの言葉ですね。

「あるのが当たり前と思っていたらその価値を失う。」

自分の周りに昔から存在しているもので当たり前と自分では思っているのもでも、よその人から見たらとても珍しいこと、ものだということは多々ある、ということですね。

「あれもない、これもない。何もない。ーーー『ない』の中に埋もれた『ある』。」

自分の店で今売れているものや売りたいものがない、とか、何にもないこんなところに誰が旅行に来るもんか、というようなことをよく聞かされます。
しかし今や『何もない』ということは『何でもある』に等しいキャッチコピーになる時代なんです。

自分の店には三つ星シェフが作るようなグルメ料理はない、ファミレスのようなうまくて安い料理はない。
しかし何もないけど、家庭の味がある。それでいいんじゃないですか。

観光でも、スカイツリーやお台場もない、ディズニーやUSJもない。そのかわり、夜になると、びっくりするほどの星が見える。
何にもないから美しい景色があるとも言えますね。

『何もない』というマイナスの価値も、見方を変えると、ものすごい付加価値にもなります。
「何にもないけど、その代わりに………」というものを探してみませんか。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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ある料亭の再生物語 <第1部>(その5)

2011-06-29 10:07:20 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある料亭の再生物語 <第1部>(その5)」


しばらくはみんなの思い思いのアイデアを聞いていた社長は、ちょっと静かになったところで胡座から正座に変え、あらためてあいさつを始めた。
「ありがとう、みんな。これでみんなの意思が固いということが判ったことだけでも嬉しかった。まだまだ千樹はやれる。生まれ変わるつもりでこれからのことを考えてみるよ。またみんなに相談することもあると思うけど、そのときはまた相談に乗ってほしい。じゃあ今晩はこれで終わりにします。本田さん、いいかな」

それまでそばでじっとみんなの言うことを聞いていた本田に顔を向けて社長は確認した。
本田は何も言わずに頷いただけだった。
その後社長と女将、板長、そして本田が残り、その後の千樹の方針を打合せした。
「社長よかったじゃないですか。やっぱりみんなに聞いてもらっていかがですか女将さん」本田が女将に言った。
「良かったわ。でもホントはこれからが大変よね。具体的に考えなくちゃならないし、銀行にも融資を頼まなくちゃならないし。ところで、ねえあなた、いえ社長。この本田さんに正式に紹介されていないんだけど」
「え、そうか。そうだった。悪い、悪い。板長も一緒に紹介するよ。本田さん。実は先日の商工会議所の部会があっただろ。そこで初めて会って、仕事がちょっと変わってるなあと思って話をしてみたんだ。うちのことをさ。初めて合った人だからそんなに何もでてこないだろうと思ってたんだけどね。本田さんの言うことを聞いてると、なんだかこの人と一緒にやっていけば、もしかしたら千樹も再生できるんじゃないかなって感じたんだ。そしたら女将がみんなを集めてこれからのことを話し合いたいと言ってきたものだから、ちょうどいいやと思って、みんなに、女将にも板長にも悪かったけど、一応オブザーバーとして出席してもらえないかと尋ねてみたんだよ。それでまあきてもらったというわけなんだ。本田さん、販売促進の企画とかその方面のコンサルタントを専門にしてる人です」

「はじめまして、藤田です」と言って名刺を女将と板長に手渡した。
その名刺に書かれていた「お客様目線で繁盛のアドバイス」というキャッチコピーにまず目が行った。

「恥ずかしい話ですが、こういった料亭のアドバイスというのはまだやったことがありません。
この時点ではまだ契約もしていませんので、もしそういうことで気に入らないのでしたら、はっきりとおっしゃってください。
でも、私は部外者ですから、まったくの素人的な目で見ることができます。傍目八目って言葉はご存知ですよね。関係者より、それとは全く関係のない傍観者の方が的確にものごとを見ることができるということです。
私はどんな業種でも、そういった目線でみなさんを見るようにしています。今お渡しした名刺のキャッチコピーのように、この店の客になった場合、どんなことをしてもらったら嬉しいのか、どんなサービスがあったらもっと楽しくなるのか、どんな接客をしてもらえば、笑顔でまた来ようと思って店を出ることができるのか。そういった思いをみなさんにアドバイスしてきました。
正直言ってそれでも伸びなかった店もあります。そういう店と途中で契約が解除になったときはとても悔しい思いもしました。もうちょっとだったのに、もうちょっと我慢してくれていればきっと上向くのにと、口火部をかみしめながら返ったこともあります。自分の努力が足りなかったのだと、反省もしました。
でも、それ以上に、私のアドバイスでお店が上向きだした店もあります。そういう店の共通点は、オーナーやお店の人みんなが同じ方向を向いて、それに向かって頑張るという姿勢、そして何よりもオーナーのひたむきさ、誠実さがありました。何ごともオーナーのお気持ちなんです。それさえぶれないでいれば、きっと上向くと私は信じていますし、そのようにアドバイスしていきました。
逆に言うと、上向かなかったお店というのは、オーナーにこらえ性がなかったことが一番だったように思えます。ある程度の期間は延びません。それが当たり前なんです。それに耐えきれなかった、関西弁で“いらち”っていうんですけど、すぐにイライラしてしまう人はやはり商いそのものに向かないように思いました。
あるときなどは、こんな悠長なことなんかしていられない、いっぺんにド~ンと売り上げが上がるやり方があるだろう、なんてどなられたこともあります。よくテレビの特集なんかでやっていますよね。でもあそこで紹介された、何かあることをやったらいっぺんに売り上げが上がったというお店のその後が紹介されたことはありますか? 
たまにはありますけど、ほとんどのお店は数年で閑古鳥、早いところでは数ヶ月で元も木阿弥という店がほとんどなんです。ド~ンと上がったところは、ド~ンと落ち込むのも早いんです。商いは飽きないでやるから商いなんだと昔から言われてるじゃないですか。ホントにその通りなんです。特効薬なんてありません。いかがですか。わたしはみなさんに特効薬めいた突飛なアイデアを授けたりはしません。じっくりとみなさんと話し合いながら店を建て直していく方法がいいという信条があります。それがいやだと言うなら、ここではっきり言ってください。縁がなかったと思って帰りますから。いかがですか。まあ今決めろとは言いませんので、1週間ほどよく考えてからお返事をください。私なんかより、もっとすぐれたカリスマ的なコンサルタントもたくさんいますでしょうから、その方たちに依頼されももちろんそれはあなた方の自由です。私から無理強いはしません」
長い本田の話が終わった。

「おっしゃることはよく分かりました」社長は女将の方を向いた。
「どうだろう、女将。それに板長」と言って板長の方にも顔を向けた。
「ほんといえば、わたしは本田さんがいうように、他でも実績のあるコンサルタントにも相談してみようかとも思っていたの。でもこんなときにたまたま社長が縁を持ち込んできてくれたんだから、その縁を大事にしたいなと思う気もするわ。縁って私、大事にしたいから」
「そうだよな、いい縁があったから今もこの千樹もあるんだから」

「そうなの。だから私はあなたの本田さんの縁にかけてみたい気がする。それにさっき本田さんがおっしゃった特効薬でしたっけ、あの話はいいと思うわ。特効薬なんて、その場でしか効かないものよ。私個人も一時的に繁盛しても、それがいつまで維持していけるか判らないもの」

「板長はどう思う?」
「私は、ここで働かせてもらってる身です。経営のことに口出しはしたくありません。社長と女将さんが思うようにやってください。私はそれについていきますから」
「ありがとう!」社長と女将が思わず口をあわせて板長の手を握った。

この瞬間、千樹は新しい道を歩き始めた。


                                第1部 おわり

第2部へ続く
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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お掃除をエンタテインメントに!

2011-06-29 09:24:34 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨日は、中之条町にあるツインプラザというところで行われた、県の商政課主催の「サービス向上セミナー」に行ってきました。

主に旅館やホテル関係者向けに行われたセミナーなんですが、太田商工会議所のチラシがたくさん置かれているところで見つけたもので、面白そうだったし、役にも立つと思って申し込んでおいたものです。

その中には2件の事例報告もありました。
ひとつは「四万温泉 K旅館」、もうひとつは「草津温泉 G館」の、それぞれサービス向上の取り組みの紹介です。

K旅館では、お客様サービスとしてチェックインの時間を午後2時に早め、チェックアウト時間を正午に伸ばし、お客様にできるだけゆっくりと過ごしてもらおうとしたわけです。

従来のチェックアウト10時というのは、ゆっくりと旅を楽しみたいお客様にとっては忙しい限りで、この10時というのは過去の団体客がとても多かった時代のなごりでしかなく、いかにも旅館側の都合をお客様に押しつけていたわけです。ですからそれはそれでとてもいいことだと思います。

しかしそこで問題が出てきました。

掃除の時間が2時間しかとれなくなったわけです。
まあ12時のチェックアウトといっても、もっと早く出るお客様もいますからそこから始めればいいというのも、これまた旅館側の都合です。
隣りの部屋で掃除が始まり、廊下に出ると、隣室のシーツなどが積まれていたら、お客様にとっては不快そのものです。
あなたも旅に出てそんな経験がありませんか。
それは仕方ないことだと、何となく思っていましたが、考えてみればとても失礼なことですね。
レストランやカフェで閉店時刻近くになると、掃除の準備のために、空いている席から、椅子をテーブルに上げ始めるのと同じことです。そんなことをされると、二度とこんな失礼な店にくるものかと思います。
旅館やホテルでも同じことです。
従って自ずと今までの掃除時間が短縮され、時間内に終わらせるために手を抜くところが出てきます。
それではチェックアウトを12時に伸ばした意味がありません。

そこでこのK旅館では、今までの清掃時間や箇所、やり方などを分析して、効率的に集約するようにしました。
今まではひとつの部屋を1人または数人ですべてやっていたのを、掃除場所ごとに専門の人を決めて、自分の担当の場所だけをやるようにしました。

ふとん揚げもと入れ掃除もやっていたところはふとん揚げと部屋のほこり取りなどと、窓ふき、トイレ、それぞれ担当がやるようになりました。

道具もプロ仕様にし、電気工事の人が使うベルトを使い、用具もベルトに入れられるようにしました。

さらには清掃用にファッションもわざわざ作り、ロゴマークを入れ、掃除を一種のパフォーマンスとして、エンタテインメントに仕立て上げたのです。それをネットで紹介し、今までは表に出ない縁の下の力持ち的な地味な仕事を表に出し、それぞれの顔をお客様に見せるようにし、プロフィールまでネットで紹介しまいした。

そうすると今まで必要なんだけど、いやな仕事だった掃除という仕事が、楽しい仕事に変身したのですね。
ディズニーランドでお掃除をしている人のように、その仕草そのものまでエンタテインメントに昇華したのです。

2時間のエンタテインメント。
みなさんニコニコ演じているそうです。

もうひとつのG旅館の取り組みについては、また機会があったら紹介します。


それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか <16>

2011-06-28 10:31:38 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第16回目です。

「16.型にはまらないコピー」


あなたはプロのコピーライターですか。または、プロを目指そうとしている人ですか。もしくは流通業の営業とか、社長、またはそれに準ずる方ですか。もし後者なら、世にたくさん出ている、コピーのサンプルや、その型にはめるだけのコピーのカンタン制作の本を参考にして、自分なりにアレンジすればいいでしょう。その方が自分の本来の仕事に精を出すことができます。

そうすべきでしょう。

しかし、あなたが前者なら、コピーのサンプルやカンタン制作の本は、見るだけならまだしも、絶対にそれらを元にコピーを作らないことです。それは恥ずかしいことだと思いましょう。
なぜならあなたは言葉を駆使するプロだから。

かんたんなことです。
     ↓
     ↓
     ↓
  プロ、だから

でも、いくらプロでも、行き詰まる時はあります。いや、しょっちゅうでしょう。天才でなければ。しかし、行き詰まった果てに出てくるコピーこそ、人間臭くて、それを読む人、見る人、聞く人に訴えるのではないでしょうか。

今回のタイトルの「型にはまらないコピー」とは、そういうことです。あくまでオリジナリティの感じられるコピーにしてください。どこかにほんの少しでもいいんです。あなただから創れたというコピー。

逆に、「型に嵌めたコピー」を作ってしまったら、せめて、言い回しを変えたり、言葉の順序を逆にして、自分なりのニュアンスを出しましょう。

しかし、それは最後の最後の手段です。型に嵌ってしまったコピーは、もう世に出てしまったコピーなんです。オリジナリティがないんです。そんなコピーでは、クライアントは納得してくれません、絶対に。

プライドを持ちましょう。

クリエイターに必要な資質。
     ↓
     ↓
     ↓
それは何をさておいても、プライドでしょう。プライドのない仕事は、「作業」といいます。コピーライティングという仕事は、作業ではなくて、
     ↓
     ↓
     ↓
それは、創造です。新しい何かを、今現在、この世の中にない何かを、少しでも生み出す仕事なんです。


<17>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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ステテコ、買ったぞ!

2011-06-28 08:58:57 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨日デパートに行ってきた話を書きました。

もちろんそれだけで出てきたわけではなく、家庭用品、紳士洋品、婦人洋品、地下などの売場も回りました。
紳士洋品売場の新顔はもちろん、この夏一番の注目を集めているステテコです。
有名なメーカーまで競って出しています。


私は数年前に、デパートで販売されていたある高級ブランドの「長パンツ」を「高いなあ~」と思いながらも思い切って購入し、それをズボン下に履くのではなく、夏のパジャマ代わりに履いていました。上はTシャツで、というのが夏の寝る時のスタイルです。

それ以前はパジャマのズボンとTシャツでしたが、そのときたまたま見つけた長パンツは、丈が短く、生地も薄く、ステテコのように汗の吸収もいいので、それ以来夏は長パンツを愛用していたのです。

去年までは履き替えとして商品を探そうにも、その高級ブランドのもの以外あまりいいデザインのものがなく、昔からのステテコもいやだったので、なかなかいいものが見つけられずにいました。

しかし今年はうれしいことに、その長パンツに代わる従来からのステテコがいろいろなデザインで売り出されるようになり、うれしくなりました。今年からはいろいろなデザインが楽しめてありがたいと思っています。

確かに、商品としての、半ズボンにTシャツというスタイルの夏用のパジャマは、けっこうたくさん、ずいぶん以前から販売されています。

でもそれは何となく嫌だったんですね。いやな理由は分りません。何となく、ですが、好みに合わないというか、趣味じゃないなあとか、そんな気分だけで、具体的な理由は分りません。

でもひとつ言えることは、その商品群には、私が着たいと思うデザインやぴったりくるスタイルのものがなかったということです。ことわざ「帯に短し、たすきに長し」ってやつでしょうか。みなさんもそう思いながらしょうがなく着ていたというところもないじゃないでしょう?

ですから、数年前から私は、夏になるとデパートからしまむらのような衣料品店まで、いわゆる昔からあるステテコではなく、“かっこいい”なと自分で思うようなものを探していたのですが、なかなかなかったのです。


いつも自分のそういった欲求の品は、数年経ってから市場にぽつぽつと現れ始めます。
だから、自分の思うことは誰でも心の中で思っていることなんだなと思います。

ただその欲するものが、いったいどういうものかはっきりとまだ形として現れないのでしょうね。
そしてあるとき、その心の中の欲求をカタチにすることができた人が試作し、みんなが持っている欲求度が高ければ、ヒットにつながるのでしょう。

私は自慢するわけではありませんが、そういった欲求度がみんなより半歩ほど早いんじゃないかなって、世間の流行を見るたびに思います。

既成商品では「こうしたらもっといいのに」とか、まだ市場に現れてきていない商品では「こんな商品があったらいいのに」とよく考えるわけです。
それはやはり職業がらということでもあるんでしょうね。

そこで私は考えました。
私が上記のように、常日頃思いついたアイデアや欲求をみなさんに知らせることで、それを誰かが商品にしてくれたり、新しい商売のヒントにしてくれたらいいなと思ったのです。

そこで、新しいメルマガを始めます。
これです。
 ↓
『新商品・新商売・販促の新アイデアが生まれるヒントとアイデア集』
※上記はまだ準備中ですので、アクセスしてもつながりません。
配信予約完了次第、またみなさんにお知らせいたします。
配信は、メルマガ配信の最大手「まぐまぐ」さんです。
第1回配信は8月1日です。

『新商品・新商売・販促の新アイデアが生まれるヒントとアイデア集』
 ↑
これをヒントに新しい商品になる可能性もあります。
でも、ちょっとただで教えるのはいやだなって、ちょっと色気を出しました。
で、毎月630円(税込)いただきます。(登録後1ヶ月間ーー4回配信分は無料期間)

新商売のヒントや新商品のアイデア、そして販売促進案に悩んでいらっしゃる方、ぜひとも参考にしていただきたいと思います。
今すぐ下記にアクセスしてお申込みください。

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そのヒントによって売り出した商品が売れても、アイデア料を寄越せとは言いませんから。

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よろしくお願いします。


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ギフト市場の変化

2011-06-27 09:29:47 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
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今朝は朝から曇っています。昨夜、というか早朝には少し雨も降ったようです。地面が濡れていました。
温度がそれほど高くないので、蒸し暑さはありませんが、予報では温度も上がるそうです。


昨日は、お世話になっている方へのお中元を見繕いに高崎の高島屋に行ってきました。

ここ数年ですが、お中元やお歳暮の特設会場にいくたびに思うことがあります。

お中元は、お歳暮と合わせてデパートの2大商機だと、しばらく前までは思っていたのですが、年々会場の規模が小さくなり、これは面白いなというセットも少なくなった気がします。

理由はいろいろ考えられます。

ひとつはGMSや中堅スーパーも同じような商品の品揃えをお客様に提示し、価格も15~30%引きぐらいで特設会場を設けて販売に力を入れています。

消費者のほうは賢いもので、恩師とか、会社では大事な取引先には老舗デパートのセットを送りますが、それほどでもないけど何かお礼をと思う方には、GMSやスーパーのセットを選ぶようです。

さらには消費者の意識の変化で、お中元お歳暮といった、その季節にとらわれないギフト市場が定着し、わざわざ夏と冬の決まった時節に贈り物をしない、という傾向も見られるようです。データはありませんが、ギフト市場そのものは拡大しているはずです。

お中元、お歳暮はこれからはますます儀礼的なギフトのみとなり、ますます縮小されていくのではないでしょうか。

実際、会場で見ていて分るのは、選んでいるお客様のそのほとんどは中年以上の方たちです。もちろん私も含めて。

デパートのお中元・お歳暮市場の縮小から導き出される、これからの新しいギフト市場を考えていくと、あなたのお店も新しい風を捉えることができるかもしれません。

どこにどんな風が吹き始めているか、それを捉えることができるのは、あなたが常に持っていなければならない消費者の心と、すべての現象に対して<?>を感じる好奇心ではないでしょうか。

それでは今日はこれで。


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「群馬県次世代産業振興戦略会議」

2011-06-26 08:57:05 | 観光
こんにちは。
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今朝は4、5日ぶりに、ふとんに汗が残らない朝を迎えました。
これが本来今頃の季節の朝だとは思うんですが………。



▲日本三大岸壁のひとつ谷川岳の一の倉沢です。いつ撮影したのか忘れたのですが、気に入ってます。
 今日の話はこれにちょっと関係があります。

さて、昨日の朝、ある書類を県にファックスしました。
その書類とは、「群馬県次世代産業振興戦略会議 入会申込書」というものです。

その中に5つの部会がありまして、私は「観光産業部会」の入会で申し込みました。

2、3日前、たまたま太田商工会議所のいろいろな案内書類が乗っているデスクを見ていたら目についたので、手にとったのです。

多分他の入会者は観光産業に関係のある人ばかりでしょう。

自分がどうしてそんなところに入る気になったのかというと、関係業者ばかりだとどうしても内輪からの発言が多く、「群馬県を知らない人たちから見る群馬」のことはあまりないのではという思い、それなら自分が、もともとこの県の生まれでも、育ちでもないし、たまたま縁があって約四半世紀以上生活をしている人間から見る意見というのも必要ではないか、とまあちょっと偉そうですが、そう思ったような次第で、入会を申し込んだわけです。

今年、群馬県はJR東日本と組んで、デスティネーション・キャンペーンを行うことになっていて、時ももうすぐそこに迫っています。

去年の2月でしたか、3月でしたか、上記のデスティネーション・キャンペーンのためのおもてなしブックの企画募集がありました。それをホームページで知ったわたしの知り合いの印刷業者から、私に企画をしてもらって共同で参加してみないかという話があり、短い期間の間にいろいろ考えて企画を提出したこともありました。
残念ながら、県の職員とJR東日本の関係者数十人の前で与えられた、たった5分間で、60ページ以上のブックの内容の企画説明を、早口でまくしたてた甲斐もなく、あっさりとはねられてしまいましたが。

その企画にはとても自信があり、どこがなぜ他の企画と違うのか、どういう点で負けたのか全然分らないまま今に至っていたので、群馬の観光というものに、その後もずっと頭の片隅に引っかかっていたということもあります。

また私は旅が好きですし、お客様の立場から客観的に見ることもできますし、さらにはお客様を集めるためのコンサルタントだという自負もあります。そんな立場からの発言も貴重ではないかなとも思いました。

さらには、やはり既に第二の故郷と思っているこの県のことでもあるし、ということで、入会を申し込んだわけです。

さて、どんな会合になるのか楽しみではありますが、役所的な、あまりにも役所的なものにならないように、自分も発言したいなとは思っています。


それでは今日はこれで。


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暑い!ときは、暑い!ときのサービスもある

2011-06-25 08:40:11 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲これは昨日、日中の一番暑い時刻にーー確か38度以上の気温の中、あるスーパー(カスミストア)に出かけたときに目についたので、ケイタイで収めた写真です。

鮮魚コーナーにあった氷です。

お客様へ
 今日も暑いですね。
 どうぞお手を触れてみて頂き、
 涼しげを体感してください………


というPOPがついています。
(ちょっと日本語的に間違っているところもありますが、言いたいことは伝わってきます)
バックのブルーもいいですね。

従業員の方が冷蔵庫で、バケツか何かに水を張って凍らしたものなのでしょう。

たまに氷柱なんかが店内の中心広場に置かれているニュースなどを見ますが、あれはきちんと製氷会社が作った氷の固まりですが、これはまったくの、まさに手作りという感じのです。

節電営業中で店内の設定温度も高めになっているので、誰かが考えた氷作戦なんでしょう。
買物に来られるお客様に、少しでも、そして見た目でも涼しくなってほしいということ。

それも使っている冷凍庫の片隅で作れるものです。経費だってほとんどかかりません。必要なのはその手間と水の経費だけ。
とてもいいアイデアではないでしょうか。


何もわざわざ氷屋さんから角氷を買わなくても、自前でも何とか工夫とアイデアで、お客様にこうしたサービスできるということなんです。

ちょうど昨日はこの夏一番の暑さで、隣県の熊谷では39.8度を記録し、私の住んでいる前橋でも38度以上でしたので、この氷作戦本当に気の利いたアイデアに映りました。

ちょっと残念だったのは、これが鮮魚売場だけにしかなかったことです。
店長や責任者は、こういったちょっとしたいいアイデアを見つけたらすぐに、全店内でやってみるということが必要です。

売場の各所にたくさん自前の氷を置くことで、メディアの目にも留まり、紹介されることもあります。それが本当のPRというものではないでしょうか。

何も売り込むばかりがPRではなく、こうした自前の,手作り感いっぱいの努力というものーー特にお客様に視点を置いたサービスというもは、何らかの形でメディアの目にとまる可能性が大きいのです。

お店のPRを考える意味でも、これはとてもいい試みだと思いました。

それでは今日はこれで。


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「どんな商品」を売っているの

2011-06-24 08:55:49 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


今日の話題は、「店名」を売る前に「どんな商品」を売っているのか、が肝心です、ということです。

さて、ここ前橋では、今日も予報で猛暑日になるということです。
いったい梅雨はどこにいったんだ? といいたいような、この暑さ。

一昨日夕方まで我慢したけど、とうとうリモコンのボタンを押してしまった。
そりゃしょうがないよね、最高気温が36度以上だもの。許してください。

寝室も寝入りばなは寝苦しいので、1時間だけタイマーをかけて寝ましたが、切れてからも暑かった。
今年の去年のような猛暑日が続くと思うとやり切れないね、今から。



昨日は、週1回の太田商工会議所の商業支援で行ってきました。

みなさん苦しい中、どうにかして売上をアップさせたいと必死です。
だからこちらも本気で応援したいとがんばっています。

力を入れ過ぎて、途中の店では30分もオーバー。従って最後の店にはアポに30分も遅れてしまう始末。
お待たせして申し訳なかったです。



さて、あまりにも店名ばかりを大きく出して、肝心の商っている商品が何か、お客様にはわかりづらいというお店がよくあります。

店を売っている、とまあそういえばそうなんですが、もっと具体的に、自分の店はいったい何の店なんだ、ということをアピールしていないところが多いんですね。

昨日訪問したそのお店も、まさにそういったところで、看板や外壁などに、店名ばかりがあって、どういった商品を商っているということが、一見するとあまりわからないんですね。

それでなくても、まだあまり認知されていないんですから、店名を売ったところで仕方がないので、もっと商品をアピールしましょうよということになりました。

百年以上も続く老舗ならいざ知らず、まだ創業して間もない店では特に、まず、何を販売しているのかということをもっとアピールすることを心がけてください。そうすることで、いずれは店名もそれについてきますから。

商品リーフレットなんかは、それとは違って、今度は、その商品を手にすることで得られるベネフィットというんですか、幸せ感、達成感、満足感、そして感動、そういったものをまず大きく出すべきなんですが、リーフレットには不思議と、商品名が大きく書かれているものが多いようです。

それぞれ媒体によって何を一番に出すかということは、販促においては特に重要なことです。

ボタンをかけ間違うと、ちぐはぐなものになってしまいます。
そのあたりは充分に吟味してメディアに一番あった表現方法をとりたいものです。

それでは今日はこれで。


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購読新聞

2011-06-23 08:17:35 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

先日、朝日新聞から、新聞を無料で1週間配達するので、読んでもらって、よかったら購読してもらえないか、という新たな勧誘がありました。
局番をみると東京からです。
しかし配達は近所の販売所からの配達です。

本社サイドでこういった勧誘までする時代になったのか、と思いました。
とりあえずその申し出を受けることにしたので、そのおかげで今、2紙がわが家のポストに入っています。

10数年以上も前には、読売と朝日を交互にとっていましたが、今では読売をずっと購読しています。
妻もたまには変えてみてもいいんじゃないのと、勧誘時の景品目当てで、乗り気です。

2紙を比べると、大きなニュースはもちろん同じですが、連載物やコラムといったものには、やはりとても新鮮な感じがします。
さらに以前よりも文字が大きくなり、字間や行間も以前のように詰めていないので、読みやすさは同じです。

一番興味深かったのは、自身の職業柄、チラシの折込み状況です。
もちろん大手のチラシは同じように入っていますが、中には読売に入っていて、朝日にないもの。逆に朝日に入っていて、読売にないもの、もあります。

私が広告会社に勤めていたときには、特にこの群馬県は読売が強く、クライアントにチラシの折込を勧める時や相談されたときには、まず読売中心に入れて、それでも余裕があるのなら、朝日、毎日、そして地方紙の上毛新聞というように勧めたものです。産經新聞には悪いんですが、あまり購読されていないので、はずしてもそれほど影響はないというようにもいいました。

今ではどのようなシェア形勢になっているのか判りませんが、朝日もこのように本社サイドから攻めてきているんですね。
ある意味驚きました。

今どうしようかと悩んでいます。
やはりたまには変えてみたほうが、視点も変わっていいかも判りません。
でも読売の宮城谷昌光さんの連載小説も面白いし………。
どうしたらいいでしょうね?

ま、自分で決めることですがね。



それでは今日はこれで。


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ある料亭の再生物語 <第1部>(その4)

2011-06-22 10:35:26 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある料亭の再生物語<第1部>(その4)」


「最近、お尻をさわってくるお客さんなんかもいるんですよ。スナックじゃないのに。そんな人ばっかじゃないけど、私ここで働かせてもらってもう5年ほどになりますけど、最初の頃はまだそんなお客さんいなかったです。いてももっとしゃれていたように思います。今はもうただ嫌らしいだけの人、多くなりました。私思うんですけど、まだここやっていくつもりでしたら、もっと女の人のお客さん狙いません?」

「おれ、板場にいるから判んないけど、そんな話よく聞かされてちょっとうんざりしているんですけど、やっぱりミノッチ(篠原さんの愛称で、名前のみのりからそう呼ばれている)が言うように、違ったお客さん呼んだ方がいいんじゃないですか。おれもここどっちか言うと居心地いいというか、働いててもいやな気はしないんですけど、ミノッチ、あっ、篠原さんなんかの話聞いていると、結構いやなとこなんだなあって思うときもあるよ」
と最年少の、まだここにきて2年ほどしか経っていない見習いの中西が口を挟んだ。

「小僧、お前は黙ってろ」板長がたしなめた。
「すみません。出しゃばりました」
「いや、板長。この際誰でも言いたいことを言い合いたいんだ。それに若い奴らの意見もいいところをついていると思う。みんなこのまま続けてくれ」

「私ちょっといいですか」と、
中居頭の次に長く勤めているパートの岩本が手を挙げた。
「ああ、どんどん言ってくれ」

「いいですか。これって提案なんですけど、もうこんな時代なんだから、料亭でございってお高く止まっているような商売っておかしいんじゃないですか。やっぱり普通のお客さん相手にした方がいいと思うんですけど」
「そうだよな、おれもそう思う」
二番の板前を張っている仁村も賛成という声を上げた。
「で、思ってるんですけど、昔テレビでどっちの料理ショーってあったじゃないですか。関口宏と三宅裕司がお互いの料理を、日本国中からいい材料から揃えて、タレントさんに食べてもらってどちらかおいしいか競争するの」
「あったなあ。それで?」と社長はその先をいうように促した。
「板長の料理って、どこに出しても恥ずかしくないじゃないですか」
「ばかやろう。どこに出しても自慢できる腕だ!」
仁村がきっとなった。
「済みません。なんだか言い方が悪かったですけど、板長の腕前をもっと前に出して、それを売りにしたらどうかなって、思ったんです。それでお客さんを呼べたらいいなって」

「うう~ん、面白いなそれ!」
先ほど岩本を睨んだ仁村が今度は腕を組んで感心した。
「いいわ、それ! ぜったい! 私も賛成!」と女将が言った。

「いいなあ、いいなあ。ありがたい。みんなこの千樹のことやっぱり思ってくれてるんだ。
ぼくは嬉しいよ。どうだ、他の人も今の岩本さんのようなアイデア、もっとないか」
社長がみんなに発言するように促した。

「社長、私いいですか」と次に手を上げたのは、同じくパートの中居の浜名だった。
「もちろん」

「せっかく大きい部屋なんかもあるんですから、そのまま放っておくのももったいないじゃないですか。なんかの会合なんかに使えないですかね。会合じゃなくても、ほら今お寺だってジャズとかラテン音楽とかのコンサートを本堂で開く時代なんですから、大広間だってクラシックとかジャズとか、歌謡曲はちょっといやですけど、逆に料亭とマッチしないものをのやると面白いんじゃないですか」
「フラメンコなんかも面白いなあ」
「じゃあフラダンス!」
「それじゃ、カラオケ大会! あ、っこれはちょっといやか」
「小さな部屋はお茶会とか生け花教室とか、ほら趣味の会があるじゃないですか。そういうところにもお料理つき、それも板長のおいしい料理つきとかなんとかにすると、お客さんが集まるんじゃないですか」
いろいろな意見が飛び出し始めた。

社長も、もちろん女将もこれを待っていた。こういったみんなの意見を自由に出してもらうということが今までになかったのだ。
老舗料亭という名前にあぐらをかいていた。
これからはここで働いている人たちみんなが、お客様のためにやりたいことをどんどん、アイデアを出し合っていけばきっとこの千樹は再生できると確信し、二人は顔を見合わせ、頷き合った。

「着物と宝石の展示会とか」
「芸者さん体験も面白いわ。私もやってみたい!」
「でももう芸者さんなんてこの街にはいないぜ」
「あ、そうだったっけ」
「じゃあ東京の赤坂とかから呼んでもいいんじゃない?」
…………………………………………………………………
…………………………………………………………………

放っておけばどんどんアイデアが出てきた。


<5>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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夏至の行事は?

2011-06-22 09:11:26 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日は24節気のひとつ、夏至ですね。
今日を境に、これからはまた夜の支配が少しずつ長くなりますが、9月頃まではそれもあまり感じません。
冬至といえばカボチャを食べる、ゆず湯に入るなどという民間の習俗がありますが、夏至は何かありますか。

あまり思い当たりません。
ということは、チャンスでもあります。
自分の店の商品に関係ある行事を作るんです。

ちょっと探してみたら、最近関東のスーパーなどでもタコの拡販をしているようです。
これはもともと関西の風習で、関東ではあまり縁がないものですが。

でも節分の恵方巻きだって、もともとは関西に一地方で行われていた習慣を、めざとい業界が全国的な風習に育て上げたものですからね。
しかしタコには好き嫌いもあり、数年も前からチラシで「夏至にはタコを」と言ってますが、あまりぱっとしないようです。

だったらたこ焼きがあるじゃないですか。たこ焼きを嫌いという人にはまりお目にかかったことがありません。
たこ焼きをテーマに、その器具なり、材料なり、変わりたこ焼きの提案などを勧めてはいかがでしょうか。

それ以外あまり行事らしい行事は見当たりません。
だからそこが狙い目でもあるんですね。

ないのなら作ろう。簡単なことじゃないですか。

制約がないんですから。今頃の季節にぴったりの、人が乗ってくれそうな食材を探して提案してみませんか。
もしかしたら、数年後にはあなたのアイデアが全国に広がっている、というようなことにもなっているかもしれません。

それでは今日はこれで。


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業界の常識は、一般には通用しない非常識

2011-06-21 09:25:22 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう


▲温室でみつけたたくさん実がついているパパイヤ。落ちてこないかなあ。
前橋敷島公園のバラ園の中にある温室です。


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜は蒸し暑く、なかなか眠りに入ることができませんでした。
朝方になって雨が降り、朝の冷気とも相まって、何とか涼しくなりましたが、なかなか閉口した夜でした。
しかしこれはまだ序の口ですね。まだ6月下旬ですから。
これから2ヶ月ほど、こうした夜が続きそう。

最近暑くなってきてからは、夕方の散歩の後、家から二百メートルも離れていない、某準大手のスーパーに立ち寄ることにしています。冷房がギンギンに効いているからです。
スーパー内をゆっくりと一巡する頃には汗も引いて、値下げシールの貼られている品を2、3買って、家路につきます。

この時期でこれほど冷房を効かせているのは、やはり店内の商品を少しでも長持ちさせようということなんでしょうか。
それほど安売りする店ではないので、お客様もそれほどわっと押し寄せることもない店です。

これほど節電が叫ばれている中で冷房を効かせるというのは、どうかなって気もしますが、こちらが家で節電に励んでいる分、ここで涼んでください、という深謀遠慮でしょうか。それにうまく乗せられているのかな、私は。

店内にはテーブルや椅子もけっこうあり、さらにはパンコーナーの隣りにもイートイン席がけっこう広くとられているので、休むにもあまり気兼ねなく休んでいられます。
中にはホームレスっぽい人もいますが………。


最近はこの店に限らず、どこのスーパーでも、水のタンクを販売し、そのタンクを持って来ると浄化した水をサービスするということが行われています。

いつの間にかこれがどのスーパーでも定番のサービスになっています。
水をくみにくることで、お客様を店内に誘導し、商品を数点購入していただくというシステムですね。

でもこのコーナーは、どの店でもたいていは入口付近にあります。
どうして一番奥に設置しないのか、私は不思議なんですが。
入口のそばなので、気兼ねなく水だけ入れにくるお客様もけっこういます。

奥に設置すると、いやでも店内を見ることになります。
そこでたまたま欲しかった商品が目に入ると、つい手を伸ばしてしまうということもあります。
そこまで考えて奥に設置するのはいかにも見え見えで、というように見えるのでいやなんでしょうか。
それなら初めから設置なんかしなくても…………と思うこともありますが、考え過ぎなんでしょうね。


どなたか、どうしてどの店でも、浄水のコーナーは入口付近にあるのか、その理由がきちんとあるのなら教えてください。

またそれが業界の常識というだけの理由なら、新店を作るときには、その設置場所もちょっと考えてみてはいかがでしょうか。どこの業界でも信じられないようなことが常識としてまかり通っています。

業界の常識は一般の非常識というものもたくさんあります。
そして今まで成功した新しいビジネスモデルのほとんどは、その馬鹿ばかしい常識を覆すところから始まっています。

あなたの業界の常識で、普通に考えるととても不思議だというものが必ずあるはずです。
業界の常識を壊すことで、新しいビジネスが生まれてくるんじゃないでしょうか。

それでは今日はこれで。


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コピーライターになりたいか <15>

2011-06-20 10:21:39 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第15回目です。

15.アイデアをいかにものにするか


パッとアイデアが浮かんだら、どうします。
それは、
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
まずやることは、紙に書くことです。
とにかくまず、思いついたら紙に書いてみる。ほとんどの人は、コンピュータに打ち込むよりも、紙に書いた方が絶対に早い。

コピーライターをやっていて、ブラインドタッチできる人ってあまりいませんよね。
(いたら、ちょっとだけ尊敬しちゃいます。)そして、手で書いたものはどうしても字が乱れてもいますが、とにかく出てきたアイデアを逃さないうちに、記憶にとどめようとしますから、パッとどこかに、いつ飛んでいってしまうかも判らないから、素早く紙に書きとめます。そんな時に、字の上手下手を気にしている人は、コピーライターなんてやめておきましょう。絶対に向いていませんから。

グチャグチャの字。いいんです。それでいいんです。その方がいいんです。
コンピュータに思いついたことを打ちこむと、文字が活字になるので、どうしても推敲しづらくなってしまう。いかにもそれでいいよ、とコンピュータが言っているようで、いいフレーズになりにくいものです。

それよりも、紙に書いた汚い文字は、どうしても整理しなくてはならないので、その整理と合わせて、不思議と頭の中でも、推敲を始めます。そうすることで、さらに新しいアイデアが少しずつ、少しずつ、湧いてくるんです。

不思議と、アイデアをそのままコンピュータに打ちこんでしまうと、新しいアイデアが湧いてきにくいのです。(これはわたしだけでしょうか)書きなぐったひとつの言葉から、また次のアイデアがふっと湧いてくる。不思議です。

できるだけアイデアが出たら、それからやっと、自分の思うアイデアを清書し、それをコンピュータに打ちこんで残しましょう。いつか、日の目を見ることがあることを祈って。


今回の内容は短いので、ちょっと実際のコピーの勉強をしてみましょう。

あるラジオCMのコピーに注目してみました。
ラジオをよく聞いていると、特にAMではしょっちゅうCMが流れてきて、いちいちそれに耳を入れていると食傷ぎみになるので、あまり注意して聞いてはいないのですが、たまにふっと引きつけられるコピーに出会います。
あるとき、そんな面白いというCMがありましたので紹介します。

それは出版社の祥伝社のCMです。カーラジオなので、メモができませんので、原文は記せませんのでその内容をちょっと言います。

それは、女性ふたりの掛け合いです。OLらしい設定です。

ひとりが言うのです。
「温泉に行こうと思って『温泉治癒力の--(タイトル忘れました)』っていう本買っちゃったけど、間違っちゃった。でも面白いよ」

そうするともうひとりも言うのです。
「わたしも料理のレシピだと思って『--(タイトルを忘れました。食品関係の専門書っぽいタイトルでした)』って本買っちゃった。でも読んでみたら、面白かったよ。」

「間違っちゃったけど、面白いよ」
このCMを聞いて僕は、こんなコンセプトもあったのかと、『目からウロコ』でした。

そう『間違っても、面白い』です。
広告の基本は、商品なり、企業なりを間違いなく正しく伝えなければならないということです。

それが、どうですか。

       『間違っても、面白い』

間違っても、それがおもしろかったらいいじゃないか、とまでこの祥伝社という会社は言っているのです。さすがにエンタテインメントの会社ですね。

       『間違っても、面白い』

あまり真似はできません。下手に真似をすると、とんでもないことになってしまいます。

このCMでは嘘を言ってません。だから『間違っても、面白』くていいのです。『間違っても、面白い』と言いながら、ちゃんとそれが専門書であること、祥伝社ではこんな専門書も作っていますということを宣伝しているのですね。
うまいなあと思いました。
 
テレビは映像でインパクトを与えることができますが、ラジオはコピーのインパクトが勝負です。
まだ新人のうちは、ラジオのCMという分野は、とても勉強になります。できるだけラジオ、それもCMをできるだけたくさん聞いて、あなたのコピー力をどんどん養ってください。

<16>へつづく。

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常に考えていなければアイデアも浮かばない

2011-06-20 09:37:40 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
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▲今の植物といえばやはり紫陽花ですね。白一色の紫陽花をバラ園で見つけました。


今朝は蒸し暑くなる1日を予感させるような朝です。
梅雨晴れとでもいうんでしょうか。
何となく晴れてはいるんですが、もやっています。

もうすぐ七夕がやってきます。
あるお店に、子どもたちの願いを書いた短冊をたくさんつけた笹が飾ってありました。
この時期によくあった光景ですが、なんだか最近あまり見なくなったような気がします。

チェーンストア、特に食品が主体のストアでは、七夕にかこつけて販売する商品というものが少ないというか、ないので、それほど力を入れないということでしょうか。

でも七夕だって、知恵を巡らせばひとつのコーナーぐらいができると思うのですが。
要は担当者のやる気なんでしょうね。
やる気があれば、何でもできる(byアントニオ猪木?)わけなんですが。

お客様を飽きさせない工夫は、担当者の考え次第でどうとでもなります。
今この商品がいいんですよと提案するコーナーを作ってもいいし、毎日違った料理を提案するコーナーがあってもいいと思います。
ヤオコーマーケットプレイスなんか、それである意味成功していますからね。


自分がお客様だったら、こういった提案をされればうれしいな、と考えれば、なんだってアイデアが出てくると思うんです。

アイデアが出てこないのは、日頃から生活をきちんとしていないということなんです。
のんべんだらりと、上から言われたことだけを、考えもなくやっているだけなら、どうしたって、何のアイデアも出てくるわけがないのです。

アイデアとは、パッと出てくるのではなく、考え続けているからあるとき何かの拍子にパッと出てくるんです。

ある課題を自分に課し、日々の業務をこなしながら、考え続ける。そういったところから素晴らしいアイデアが出てきます。

「あの人はアイデアマン」だといわれている人は、何も考えなしにパッ、パッとアイデアが出てくるわけではなく、日頃から問題意識を持って生活しているから、ここというときにアイデアが出てくるのです。
何も考えない人間が、いいアイデアを出すなんてことは1回はあるでしょうが、2回はないでしょう。

アイデアがほしかったら、人に聞く前に、自分で思い詰めるほどに一生懸命考えてみましょう。
考えに考え抜いて、それでも出てこなかったら、ちょっと息抜きに違うことを頭に思い浮かべてみる。
そうするとリラックスしたとたんに、パッと何かひらめいてくることもあります。

もちろんそれでも全然ひらめかないこともあります。人間ですから。
それでもめげずに考え続けてください。途中何度も休んでいいですから。
いつか自分でもほめてあげたいようなグッド・アイデアが突然どこからか、啓示のようにやってきますから。

それでは今日はこれで。


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