けろあき's blog

 
日常を綴りたいのですが全てを綴るわけにもいかず…

「指定射撃場の指定に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令案」に対する意見の募集について

2020年12月30日 | 狩人への道
 待ちに待った法改正となるでしょうか?
1ヶ月ありますよ。奮ってコメントしましょう。
 
 
リンクはコチラ

ライフル(自然式)射撃場(公称二十二口径のライフル銃射撃場)で空気銃を撃っても良い。とする法改正です。

「空気銃射撃場にあつては、必要以上に高い圧力による射撃をさせないこと。」

必要以上に高い圧力とは?という部分が気になりますが、詳しく書かれてないですね。

皆様良いお年をお迎えくださいますよう。

 


猟の醍醐味

2020年12月15日 | 狩人への道
 
 さぁ、待望の寒波がやってきました。
天候も勘案して巡回します。
 
 キジバトは予想どおりです。普段とはちょっと違うけど。
姿を見せると当然皆さん飛ばれますが、動きを予想して先回り。しばらく潜みます。すると、
何羽かは良いとこにやってきます。
 シルエットを人と認識させず。
 動きを生き物として認識させず。
限界の姿勢で休み休みにじり寄ります。(足つりそう)
手袋を車に忘れて手が冷たいー。ずぶ濡れ。(ガマン)
彼らが一生懸命もみ米を食べてる時だけ動きます。
 30分後に何とか40メートルまで接近。
 

 よっしゃー!
一瞬飛び上がりましたがすぐ落ちました。背骨だけを撃ち抜くことができきました。
 我慢した甲斐がありました。3年ぶりです。
自然に感謝の気持ちがこみ上げます。ありがたいです。
手にずっしりと命の重みを感じます。
 
 キジバトの羽根は軽ーく抜けるので処理が楽で助かります。羽根むしりに8分ほどでしょうか。そのうと砂肝の中は全てもみ米でした。米どころの美味しいお米をふんだんに食べていますから美味しくない訳がありませんね。
 ハーブソルトで一日置いて、バターとワインでソテーしました。
キジバトは見た目がチョットなんですが、お味は最高でした。どの鳥とも違う味です。
 家族が喜んで食べてくれることで何より充実感を感じます。また頑張ろうと思いますね。
 
鳥が見やすくなるのでもっと雪積もってほしい。
 

96年前のお話

2020年12月10日 | 
 福井県南越前町(河野村)の海岸を通ったので、ふと思い出して立ち寄りました。
  大日本帝国海軍特務艦関東遭難の碑です。
 折しも大正13年12月12日、96年前の今日の出来事です。
 
 
 関東艦は徳山から舞鶴に向けての航海中、海上荒天と吹雪のため、舞鶴への変針目標となる経ヶ岬を視認することができず、そのまま東進を続けたため、河野村糠の海岸(沖の岩礁)に乗り揚げ遭難するに至ったそうです。

  
「関東艦遭難の記」には詳しく書かれていましたが、糠の女性達は、何とか岸にたどり着いた瀕死の乗組員の多くを裸になってって自らの体温で温めて献身的に助けたことが伝えられています。
 それでも結果乗組員207名のうち、殉職者97名という大海難になってしまいました。
 
 
 その状況が大きなレリーフになって残されています。
 
 大正時代ですから当然レーダーもGPSも無い訳です。吹雪で視界が奪われ、天測も沿岸航法もできない以上、推測航法のみとなったことは想像できます。誰もが「何かおかしい」と感じていたとは思います。天候回復を待つという選択肢は無かったのでしょうか。人工衛星も無いですから天気予報も期待できなかったですね。
 今は本当に便利で楽な時代になったものです。でも初心は忘れないように戒めなければなりません。殉職者のご冥福をお祈りします。
 
96年前から少し遅れて、今年は明後日頃から大きな寒波がやってきそうです。